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みなさんご存知だと思いますが、バッテリーはエンジン始動には欠かせない電源供給源で、使ってしまえば無くなる消耗品ですよね。
バッテリーが古くなってしまうと、エンジンが掛からず動かない結末が待っています。それが外出先でなったら・・・なんて考えたくもありません。そんな事態にならないため、ここではバッテリーの重要さとともに、自分でできるバッテリーの交換方法をお伝えしていきます。
バッテリーを交換するなんて、整備士の資格がない自分にできるわけがないと思っていませんか?業者に頼んだら費用が高額になりますが、手順さえ理解していればバッテリー交換は自分でできますので費用が抑えられますし、何かあったときに対処できるようになりますよ。
目次
1.バッテリー交換方法の前に基礎知識を知ろう
「そもそもバッテリーって?どう重要なの?」という方もいると思いますのでご説明しますね。
え!?違うの?
それだけでは動かないよー。例えば家電を使うには、コンセントに差し込んでいたとしても電気が通っていなければ使うことはできないよね。
そりゃそうだ!!ガソリンは電気じゃないもんね。
そう!エンジン、エアコン、ワイパー、ライト類など車に搭載されている多くは電気部品で、それらを始動するためには、電力の供給源であるバッテリーが必要不可欠なんだよ。
バッテリーが設置されている場所のほとんどはボンネットの中にあるのですが、車体の脇に搭載している車もあるので、どこにあるのか確認してみてください。たいていは、白い箱型で黒い蓋がされているので見つけやすいと思いますよ。よく見てみると6か所仕切りで区切られていて、その中はプラス板とマイナス板、ショートを防ぐセパレート板、硫酸などでできた電解液などで構成されています。これらの板が液で満たされ、化学反応により電気が発生したり電気を溜めたりするのがバッテリーの仕組みなのです。
バッテリーは、この箱一つで電気をつくり各部品へ電気を送ってくれますが、消耗などにより液が減って、板がむき出しになると寿命が早まってしまうので、月に一度もしくは数カ月に一度は液の状態を確認しましょう。自信がない方はガソリンスタンドなどで見てもらえるので、お願いしてみてはいかがでしょう。
はじめに説明したエンジンやエアコンの他に、ウインカーやクラクションなど運転で必須になるものは、このバッテリーの電気のおかげで動かすことができるのです。
2.バッテリー交換に必要な道具
バッテリーの基礎が分かったことだし、道具を揃えようか!
はい、きたー。整備士さんが使うような専門的で、一般人には難しいものを準備させる気だ・・・
そんなことない!!ナビや時計などの設定がリセットされないために、記録をバックアップしてくれるメモリーバックアップなどと呼ばれる保存装置を使った方が便利だし、そりゃ細かく挙げたらきりがないよ。でも安心して!基本的なバッテリー交換の方法を説明するから省くよ。
本当だね?最低限必要なものでお願いします。
新品で同型のバッテリー
古いものは新品のものに比べ20~50%ほど性能が落ちているそうです。バッテリー交換より厄介な部品の全交換など、最悪の事態を招く可能性もあるので必ず新品を用意してください。また、硫酸が入っているものなので、傾けたり落としたりして液がこぼれることがないよう注意してくださいね。
安いものは数千円、高いものだと数万円するものがあり、当然ながら高いものは性能が良いです。車の使用頻度や距離数などが重要なので、現在使っているものと同じものを購入するか、お店の専門の方に相談して決定しましょう。
レンチセット
車だけでなく家具の組み立てなどに使われているボルトは、固定するための六角形の部品で、一度は見たことがあるのではないでしょうか。ボルトはしっかり締めなければ固定されませんし、きつく締められているものを外すには、指の力だけでは限界がありますよね。レンチはテコの原理によって強い力でボルトの締め緩めができるもので、ボルトの形状とサイズに合わせて作られた金属製の工具です。
国産車のバッテリーのほとんどは10㎜のボルトを使用していることが多いので、このサイズで大丈夫かと思いますが、念のため8~12㎜は揃っているレンチセットがあれば安心です。セット品の価格はサイズやメーカーによってピンきりですが、1,000円前後で購入できますし、単品であれば数百円で購入できますよ。
取り付ける場所で力が入りにくいこともあるため、筒状のソケットというレンチがあれば作業がしやすいのですが、ソケットを装着するラチェットという工具が別途必要で、工具に慣れている方に向いた工具です。
軍手などの作業用手袋
手が汚れないためというより、バッテリーは小型ですがとても重く、硫酸などの危険な液体が入っているため、手を滑らせて落下を防ぐためにも必要です。また、工具を使うので滑りにくいタイプの手袋があると便利なので準備しておきましょう。
一般的な軍手やゴム手袋でもいいのですが、手の平から指先までゴムなどの滑り止めが付いているタイプ、手にフィットする薄い生地で滑り止めが施されているタイプの手袋を選ぶと作業しやすいですよ。
安いものは100円~、高いものは1,000円前後しますが、価格よりも「作業しやすそう」ということに重視して、売り場で見本があればぜひ手にはめて手袋を選んでください。
プラスドライバー、マイナスドライバー
これは、もしかしたら使用しないかもしれません。しかし、バッテリーを取り外す際必要な形状のものもあるので、念のため準備しておくといいでしょう。
ある程度サイズが揃っているセット品があれば安心です。ドライバーにもサイズが存在します。これはネジにぴったり合うサイズを使ってください。バッテリー交換でドライバーの出番がないことがあるため、サイズについてはここでは触れないでおきますね。価格はこれも、安いものから高いものまでありますが、比較的安価なセット品であれば1,000円前後で購入できます。
ちなみにですが、ドライバーはネジに押し当てながら回すのが正しい使い方なので、覚えておくといいですよ。
マグネット付トレイ
引用元:アストロプロダクツ公式サイト
100円ショップで売られていることもありますし、工具を取り扱っているお店なら数百円から販売しています。トレイとして普段使いできるのでおススメ!
外したボルトを無くさないために、あればとても重宝します。金属製もしくはプラスチック製のトレイの底にマグネットが付いています。マグネットにボルトがくっつき、トレイから転がって無くす心配がありません。
意外と少ないでしょ?最低限というか、これが揃ってればバッテリー交換はできるんだよ。マグネット付トレイは、あれば便利っていうだけだから無理に揃えなくてもいいからね。
もっと専門的で高価格で、何十種類のものを使うと思ってた!!拍子抜け!!
3.交換方法は「-++-」
準備が整ったところで、いざ交換です。
ところで「-++- って一体何?」って思いましたよね。これはバッテリー交換の基本、かつ安全に行うための手順です。詳しい方法をお伝えしますので順番に見ていきましょう。手順が分かっていれば、感電することなく安全に交換できますし、「そういうことか」って分かってもらえるはずです。
- エンジンは必ず切った状態で、誤作動を防ぐためにキーは抜く。これは当然と思うかもしれませんが、重要なことなので絶対してください。
- ボンネットを開けて、バッテリーに繋がっているマイナス側(-)のケーブルを外します。これで電流が流れることはありません。外したらプラス側(+)のケーブルを外します。
- バッテリーを固定しているステーという平たい金具を外したら、取り外すことができます。重いので落とさないよう、両手でしっかり持ちます。
- 新しいバッテリーを取り付け、先ほどのステーで固定し直します。
- 外した順番と逆で、今度はプラス側(+)のケーブルを付けます。その次にマイナス側のケーブル(-)を繋いだら、これで完了!
- エンジンを始動してきちんと掛かり、各箇所が動けば正しく交換できたということです。
-++-、これはバッテリーのケーブルを外して電流を止める順番、ケーブルを繋いで電流を流す順番でこの順番を覚えておけば安全に作業できますよ。
4.愛車のバッテリー弱くなっていませんか?
昔に比べて今のバッテリーは性能が優れているので、長持ちするものが増えてきています。製造販売しているメーカーが推奨する保証期間のほとんどは、2~3年です。
この保証期間を迎える頃に交換するのがベストだよ。
じゃあ、私のはまだだ!もう少し先だもん、よかったー。
何も不具合を感じなければ大丈夫!でも、弱くなったときはサインがあるから、思い当るところはないかな?
一番気づきやすいのはエンジン始動時
キーを回してキュルキュルという音がしますが、それはセルモーターというモーターの音です。異常がなければエンジンが掛かります。ところが回してもすぐエンジンが掛からない、またはいつもよりセルモーターが重く、弱々しい音がして掛かりにくいなどと感じた場合は、パワーが弱くなってきましたと教えてくれているのです。
他にも分かりやすいところ
これはヘッドライトの明るさ。ヘッドライトの劣化も十分考えられますが、特にエアコンやワイパーを使った時に「なんか暗いかも」と思ったら、バッテリーが弱くなってきていると思ってください。パワーウィンドウの動きが遅いなど、普段と違うことが起き始めたら、バッテリーを新しいものに変える準備をしておくといいですね。
今のところそういったことは無いけど、気付きやすいサインなんだね!
5.車のバッテリーには型式がある
自分の車のバッテリー型式知ってる?
型式?そもそも、どこにそんな書いてるっけ?
バッテリーの蓋に表示されていることが多いけど、見てみて!数字とアルファベットで6文字表記だよ。
38B20Lって書いてる!何かの頭文字かな?
型式番号は単なる製造番号でも、かっこいい番号でもありません。国産車の場合、この車にはこれを使ってね、というJIS規格というもので決まっています。海外の車は規格がまた異なるので、国産車の38B20Lのバッテリーで見ていきましょう。
- 【38】→バッテリーの容量の数値で、この数値が大きいほど性能が高いです。
- 【B】→バッテリーの側面積のことで、A~Hまでの8種類に分けています。8番目のHに近いほど大きいことを表しています。
- 【20】→これはバッテリーの横の長さです。20なら20cmの長さということです。
- 【L】→バッテリーの+端子の位置を表しています。右にあればR(Right)、左にあればL(Left)です。
ご自分のバッテリーの型式をメモして、カーショップやホームセンターなどバッテリーを取り扱っているお店に行き、同じものを購入します。適合表もありますが、メモして行った方が早いです。
6.まとめ
工具を揃え、手順を把握しておく必要はありますが、決して難しくない作業だと思います。バッテリーのおかげで車は動くのですが、給油と違ってなかなか気にすることがないかもしれません。しかし、きちんとバッテリー交換してほしいという前兆を車は知らせてくれていますので、運転の際は普段と変わりがないか気にしてあげてください。
私はエンジンが掛かりにくくなっていた結果、-10℃の冬にバッテリー上がりを経験し非常に焦ったことがあります。車の点検に行った際、プロの方に手順を教わっていたので事なき得ましたが、誰かに教えてもらっておくことも非常に重要だと感じました。
プロに作業してもらえれば安心ですが、費用を抑えられるだけでなく、緊急の際にも自分で対応できればより安心だと思いますので、この機会にぜひ覚えてみてください。
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それを自らの判断でスルーしてしまうなんて、とても勿体ないことだと思いますよね。今少しでも「ちょっと勿体ないかもしれない……」と思ったのであれば、それはあなたの素直な気持ちでしょう。
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ガソリンが入っていて、あとはキーを回せば動くって思っていない?