車を雨や汚れから守りたい! 車を襲う頑固な汚れと落とし方とは?

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「そもそも車を汚したくない!」 車を愛してやまないあなたなら、まず思うことですよね。

車をピカピカにすると気持ちがいいものですし、車への愛着もさらに湧いて、ずっとこの輝きを維持していたいと思うことでしょう。

しかし、時に車は厳しい環境にさらされてしまうものです。

特に雨は誰にも止めることはできませんよね。

雨が降り、後に強い日差しが注がれるだけで車には十分なダメージとなってしまいます。

雨は水垢の原因になり、泥がボディに跳ねて汚れてしまうでしょう。

忙しい日常の中で、汚れた車をケアしなければいけないとわかっていても、すぐに対処するのは難しいものです。

ではできるだけ車へのダメージを減らすにはどのような方法があるのでしょうか。

今回は車を雨や汚れから守る対策と、頑固な汚れ、その落とし方をお伝えしていきます。

 

車を雨や汚れから守るためには?

クルオ

雨が降ると水垢ができて、それが落ちなくて困るんだよな・・・

クルミ

それなら水垢や汚れが簡単に落ちるように、対策すればいいのよ。

クルオ

対策って言われても、よくわからないなぁ?

クルミ

じゃあ、それをこれから説明していくわね!

 

それでは車を雨や汚れから守る、いくつかの対策を紹介していきましょう。

対策をすることにより、無情な雨や予測していなかった汚れからも車を守ってくれるので、洗車がとても楽になります

日々の忙しい生活で、すぐに車の汚れに対処できない場合が多いですよね。

そこで落ちない汚れ〟になるのを防ぐため、事前に対策をするわけです。

まずは、コーティングによる対策からお伝えしていきますね。

 

業者に頼んでガラスコーティングを施工する

コーティングには種類があり、自分で手軽にできるものから、業者に頼んで施工してもらうものまで種類は様々です。

業者に施工してもらうガラスコーティングは、軽、小型車で費用が45,000~80,000円という価格で、施工に1~2日かかります。

大型車の場合、10万円を超えてしまうこともあるでしょう。

ただ、その効果は確かで、軽い水洗いで汚れが落ちてしまうほどです。

耐久性は3~5年で、その間の洗車に手間がかかりません。

また洗車が楽になるだけではなく、汚れや傷もつきにくくなるので、新車を買ったタイミングで施工し、新車の輝きを長い期間維持するという方法もあります。

耐久性の期間を考えると、費用は高いですが一考の価値はありますよね。

 

自分でコーティング剤を購入して施工する

車にコーティングを施す方法として、自分で施工するやり方もあります。

業者で施工するガラスコーティングほどではありませんが、汚れに対する効果としては十分に期待できるでしょう。

市販のコーティングスプレーは安価なので、利用する方が多く人気商品になっています。

手間をかけずに施工できるので、一度利用すると、あなたもリピート買いをしてしまうのではないでしょうか。

洗車後にスプレーし、クロスで拭いていくだけで、車にコーティングを施すことができます。

この作業をすることによって、ボディに撥水効果を持たせることができ、雨をはじいて水垢ができにくくすることができるわけです。

もし雨で水垢ができてしまったとしても、簡単に落とせるようになるでしょう。

光沢が得られ、汚れがつきにくく落としやすくなり、しかも安く施工できるのでおすすめです。

 

ボディカバーをする

都心にお住いの方は、平日は電車通勤で、土日だけ車を利用する方も多いでしょう。

青空駐車の場合、車を使っていない間にも雨と強い日差しで、車はダメージを受けています。

そんな方は、ボディカバーで車を守ることをおすすめしたいですね。

特に都心にお住いの方は、空気が汚れているのでなおさらです。

ボディカバーは雨だけではなく、日差しやホコリ、黄砂や鳥の糞などからも車を守ってくれるので洗車の回数もかなり減ります。

ボディカバーを選ぶコツとして、通気性のいい裏起毛がついたものを選び、ビニール性は避けましょう。

ビニールは通気性が悪く、隙間から湿気を帯びた空気が入り込むと、中で水滴となってしまい塗装にダメージを与えてしまいます。

通気性のいいものは、中で水滴にならず、雨が降ってもすぐに乾くので車に優しい仕様です。

車にコーティングを施し、さらにボディカバーも使用すれば、車を常にキレイな状態で維持できるでしょう。

土日のドライブはピカピカの愛車で、気持ち良く出かけてくださいね。

 

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車を襲う頑固な汚れと落とし方 ~化学物質系~

クルオ

この前、洗車したんだけど落ちない汚れがあるんだよね・・・

クルミ

洗車だけじゃ落ちない汚れがあるって、聞いたことがあるよ!

 

ここからは、意外と知られていない頑固な汚れをお伝えしていきます。

洗車だけでは落とすことができない、難敵と言えるでしょう。

車を襲う汚れは雨によるものだけではありません。

実は水垢や泥はねは、まだ可愛いほうなのです。

もし何の汚れかわからないものが付いてしまったら、焦ってしまいますよね。

落とし方がわからず、慌てて布などでゴシゴシ拭いてしまうと、塗装を傷めてしまうことになるでしょう。

ここでは、あまり耳慣れない頑固な汚れと、その落とし方を紹介していきます。

 

ピッチタールの汚れ

あなたはボディの下の方に、洗車しても落ちない〝真っ黒な泥はね〟みたいな汚れを見たことはありませんか?

この落ちない黒い粒々がピッチタールと呼ばれるもので、舗装したてのアスファルトを走行した際に、跳ね上げて付いた、黒い油の汚れです。

要はアスファルトの粒が車にこびり付いている訳ですから、取れないはずですよね。

このピッチタールの落とし方ですが、市販の専用クリーナーがあります。

ピッチタール専用クリーナーを吹きかけたら、5~10分待ち、その後スポンジなどで軽く擦りましょう。

擦る際、力を入れすぎてはいけません。

1度で落ちない場合は、2、3度繰り返します。

これで完全に落とすことができるでしょう。

道路の舗装工事などは頻繁に行われているので、残念ですが、この汚れが付いてしまうのも仕方ないかもしれませんね。

 

ペンキの汚れ

「ペンキが車に付くことなんてあるの?」と思いますよね?

しかし、ペンキが車についてしまうことは不思議ではありません。

車を停車していた場所の近くで、外壁塗装の工事をしていて、帰ってから〝車にペンキが付着していたことに気付いた〟ということがあります。

外壁塗装の工事でのペンキの付着は、ペンキミスト(ペンキの霧状のもの)によるものが多く、点々としたペンキが車に飛散しています。

割と身近で起こり得ることなので、ペンキミストが付着した際の対処法を紹介していきましょう。

ペンキを落とすといえば、シンナーが思い浮かびますが、私はおすすめしません。

新車で購入したままの塗装であれば大丈夫なのですが、それでも塗装へのダメージは大きいでしょう。

ペンキミストの場合、私は市販のシリコンオフでの除去をおすすめします。

シリコンオフとは「有機溶剤」で簡単にいえば油汚れを落とす薬剤です。

クロスに多めにシリコンオフをつけて、軽く擦りましょう。

これを何回か繰り返すことで、ペンキミストを落とすことができます。

もし、広範囲にペンキが飛散している場合は、ペンキが付着した現場の塗装会社へ対応を求めましょう。

すぐに行動を起こすことが大事です。

塗装会社は損害賠償保険に加入しているので、きちんと対応すると思いますが、塗装会社の対応が悪い場合は、警察に被害届を出しましょう。

塗装会社が賠償を認めた後は、保険会社とディーラーで話を進めてもらいます。

あなたが保険会社と交渉してはいけません。

ディーラーの専門的な知識で保険会社と交渉することが、あなたの車を守ることになるでしょう。

大事なことは塗装会社の対応が悪い場合、毅然とした態度で対処することが重要です。

 

車を襲う頑固な汚れと落とし方 ~動植物系~

クルオ

せっかく都心から離れて、キャンプに来たのに車に汚れがついちゃったよ・・・

クルミ

自然の中にいても、思わぬ汚れは付いてしまうのなのよ!

 

ここでは、キャンプや登山など自然が多い場所で起こり得る、予想しなかった汚れを紹介していきます。

せっかく都心を離れ、空気のきれいな場所に来たのに、こんなところでも車は汚れてしまうのでしょうか?

残念ながら、車は常に汚れの危険と隣り合わせなのです。

それでは自然が多い場所での汚れを紹介していきます。

 

樹液の汚れ

キャンプや登山に車で来て、駐車した場所が木の下だったという場合があると思います。

特に夏などは暑さしのぎに、木陰に車を駐車したくなるものですよね。

車を駐車した時に異変はなくても、帰ってきたら、車に木からの樹液が付いていることがあります。

さて、この樹液ですが、付着してすぐの〝液状〟ならば洗車すれば取れるのですが、気がついた時には、樹液が固まった状態の場合が多いでしょう。

厄介なのは、この固まってしまった状態の樹液です。

樹液を取る方法として、コンパウンドや研磨剤の入ったクリーナーでも落とせますが、私はおすすめしません。

どうしても汚れを落とすために力が入りがちになり、塗装を傷めてしまうからです。

樹液を落とすには、まず、60~80℃のお湯と熱めの蒸しタオルを用意しましょう。

そして樹液にお湯をかけたら、今度は熱めの蒸したタオルを当てます。

しばらく当ててさらに樹液が柔らかくなったら、お湯をかけながら指の腹で擦ってみましょう。

これで樹液は取れるはずです。

しかし、樹液には色々な種類があり、この方法でも取れない場合があります。

その場合は、お湯をかけ、蒸しタオルを当てて柔らかくしたら、台所用洗剤をかけて指の腹で擦ってみてください。

これでキレイに落とせます。

もしこの方法でもダメな場合は、専門の業者にクリーニングを依頼しましょう。

汚れを取るために、塗装を傷めてしまっては何もなりません。

木陰は日光を遮ってくれるので車を駐車したいところですが、樹液にはくれぐれも注意が必要です。

 

鳥の糞

鳥の糞による被害は、都心でもありますが、もちろん山などの自然豊かなところでも起こり得ます。

やはり木の下などに駐車した際、木の上いた鳥に糞を車に投下されてしまうわけです。

鳥の糞を取る際、あなたはどうやって処理をしていますか?

まだ糞が柔らかい場合は、ウェットティッシュなどで拭き取れますが、固く乾いてしまった糞はとても厄介ですよね。

そして、鳥の糞の厄介な点がもう一つ、鳥の糞は酸性のため、塗装に多大なダメージを与えます。

そのため、鳥の糞は時間との勝負とも言えるでしょう。

特に夏の日差しで熱くなったボディに糞がついた場合、通常よりも早く酸化がはじまり、塗装を傷めてしまいます。

糞を見つけたら後回しにせず、すぐに対処することが重要です。

さて、固く乾いてしまった糞ですが、樹液を取る手順と同じで、60~80℃のお湯をかけ、熱い蒸しタオルで押さえます。

ここまでは同じですが、鳥の糞を取るときは絶対に擦ってはいけません。

鳥の糞には砂が混ざっている可能性があり、擦って落とそうとすると、塗装に傷をつけてしまいます。

お湯をかけ、蒸しタオルで押さえる作業を繰り返し、ふやけさせて、擦らずに取れる状態にしてウェットティッシュなどで拭き取りましょう。

くれぐれもガリガリと擦って取るのはやめてくださいね。

 

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まとめ

車を雨などの汚れから防ぐ対策や、頑固な汚れと落とし方を紹介してきましたが、いかがでしたか?

最初にも書きましたが、誰にも雨を防ぐことはできません。

しかし対策をすることで、雨からのダメージを軽減することは可能ですし、汚れを落としやすくすることはできます。

車をキレイな状態で維持することで、自分の車に愛着がわき、さらに汚れない努力をするようになるでしょう。

 

また、今回はピッチタール・ペンキ・樹液・鳥の糞の落とし方を中心に紹介してきました。

こういった思いもよらない頑固な汚れは、焦って落とそうとして無理に擦ってしまうことが多いですよね。

その結果、汚れは取れても車に傷をつけてしまうことになってしまいます。

いろいろな汚れの落とし方を知っていれば、あなたの車に傷がつくこともなくなるでしょう。

雨や日差しから車を守り、思わぬ汚れがついても車に傷がつかないように、焦らず落ち着いて対処してくださいね。

 

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