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若者の車離れ、という言葉を耳にしたことがあると思います。特に都心部に住んでいると公共交通網も発達しているので、いわゆるマイカーがなくても生活に困らない、という人も多いでしょう。
しかし、旅行や観光となると車があった方が便利な場所、行きやすい場所もたくさんあると思います。
この記事では、都会のイメージが強い大阪府内で、敢えて車がないと訪れにくいスポットとその見どころを紹介していきます。普段車に乗らない人も、天気の良い日にレンタカーなどで訪れてみてください。
目次
万博記念公園（吹田市）
太陽の塔
大阪万博の跡地を整備して作られた公園。自動車道から外周道路へと進むにつれ、緑の木々の中ににょきっと飛び出した太陽の塔が見えてきます。敷地も広く、見どころの多いスポットです。
引用元：太陽の塔｜万博記念公園公式サイト
蛍の夕べ
3月から4月にかけては園内の広い範囲で桜が咲き誇り、日本さくら名所100選に選ばれています。それ以外にも、日本庭園では季節ごとに様々な植物が楽しめます。また、毎年5月下旬から、日本庭園で蛍の夕べというイベントが開催されます。ゲンジボタルとヘイケボタルの淡い光を見ながら、夏の訪れを感じられますよ。
エキスポシティ
2015年にはエキスポシティが開業したことも有名ですね。ショッピング、グルメ、映画など丸一日遊べる複合施設です。映像や光、音とスポーツの融合を楽しめるVS PARKは２時間という時間制限はあるものの、くたくたになるまで体を動かして楽しめるので、是非友達、家族で行ってみてください。
引用元：VS PARK公式サイト
ニフレル
“生きているミュージアム”ニフレルはアートを楽しむように生き物や自然を身近に感じられるスポットです。生き物の各展示にわかりやすく説明があることで、大人も子供もその生態を楽しく学ぶことができます。トイレの標識が定位置のフクロウが有名ですが、最近はミニカバの赤ちゃんが生まれたことでも話題になっていますね。
引用元：nifrel公式サイト
万博公園へは大阪モノレールでのアクセスが可能ですが、大阪国際空港から門真市までの限られた地域でのみ運行しているため、一般的には車でのアクセスが便利な場所です。平日朝夕は周囲の自動車道が通勤ラッシュで混雑するので、時間に余裕をもって行くようにして下さいね。
りんくうタウン（泉佐野市）
大阪市内から和歌山方面へ海沿いに進むと、泉佐野市にたどり着きます。関西空港が市内で一番有名だとは思いますが、今回は関西空港の海を挟んだ向かい側に位置するりんくうタウンをご紹介します。
りんくうプレミアムアウトレット
りんくうタウンはショッピングモール、公園、夏には海水浴も楽しめるビーチなどからなるスポットです。りんくうプレミアムアウトレットには国内外問わず数多くのブランドが軒を連ねます。アメリカの港町チャールストンをイメージしたというこのショッピングモールは、すぐ目の前に海が広がり敷地内の噴水やパラソルなども相まって本当に外国の街で買い物をしているような気分になります。夜には派手ではないもののライトアップもされて、ガーデンパーティのような華やかな空間になります。
マーブルビーチ
アウトレットモールのすぐそばに広がるのがマーブルビーチという海水浴場です。夏場はご近所さんたちをはじめたくさんの人が海水浴に訪れます。涼しい木陰でバーベキューができる場所も用意されており、夏遊びにもってこいのスポットです。
りんくう公園
ビーチのすぐそばに広い敷地を有するりんくう公園があります。季節の植物が美しい花街道や海沿いの遊歩道など、ゆっくりとした時間を楽しめます。各所に設置されたベンチからは水平線に沈む夕日や関西空港の夜景などが綺麗に見えますよ。夜にはすぐそばの観覧車もライトアップされて綺麗です。
りんくうタウンへは南海線やJR線を使ってアクセスできます。どちらの線も、和歌山方面との分岐があり本数はやや少なめです。車の場合、大阪市以北からは阪神高速道路を使うと海沿いのドライブが楽しめるのでオススメです。
ほしだ園地（交野市）
最後にご紹介するのは、大阪府民の森ほしだ園地です。交野市内に広大な敷地を持つ園で、ここ交野市は七夕伝説のふるさとともいわれ、枚方市へ向かって天野川という川が流れています。
駐車場から園内へは森林鉄道風歩道橋を歩きます。初夏の新緑、秋には紅葉を楽しめるウォーキングコースです。歩道橋からしばらく進むと、ほしだ園地の目玉スポットの1つ、クライミングウォールが現れます。高さ16メートルの本格的な設備で、実際にクライミングを行う前に受講会で使用方法や注意点について確認することが必要です。ほかにも初心者向けのミニゾーンもあるので安心して下さいね。
さらに園内を進んでいくとちょっとした山道に入ります。夏でも木々が茂っていて涼しいですが、なかなかいい運動になる場所です。頂上に着くと、ほしだ園地一の有名スポット、星のブランコが見えてきます。
星のブランコは全長280メートル、最大地上高50メートルの吊り橋です。人道吊り橋としては全国最大級と言われています。七夕伝説の天の川に、人間の手でかけた橋というわけですね。四季折々で変わっていく美しい自然を眺めながら空中散歩が楽しめるスポットですが、特に紅葉の季節がとても人気です。個人的には新緑の頃が、ブランコ以外の園内散歩も快適なのでオススメです。
ほしだ園地へアクセスするには京阪交野線やJR学研都市線が利用できますが、どちらも駅についてから40分以上のハイキングが必要です。暑い季節は気をつけて下さいね。土日のみ、京阪交野市駅からバスが出ています。車の場合、特に紅葉の季節は駐車場の込み具合が気になるところですが、ライブカメラで混雑状況を確認できるシステムがあるので便利です。
まとめ
公共交通機関でも行けないことはないけれど、車の方が行きやすい観光スポットを3つご紹介しました。今は大阪ならどこでも電車ですぐにいけるようなイメージがあるかもしれませんが、少し離れたところにまだまだ素敵な場所が隠れています。ぜひ車でドライブも楽しみながら、一日たっぷり遊んできてください。
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