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車を運転する際に必須アイテムのナビ。近所のよく知っている道を運転するならまだしも、初めて行く道をナビ無しでなんて考えられないですよね。
でも、よくよく考えると、今の時代車載カーナビだけでなくスマホのアプリを使ってナビをするという選択肢もあります。
当然必要なものとしてカーナビを購入している人は、スマホのナビアプリでナビをするなんて考えは全くないかもしれません。
しかし、スマホのアプリだからと言ってバカにしていると大きな損をしてしまうことになるかもしれませんよ。
今回はそうならない為に、スマホのナビアプリを使う場合のメリットとデメリット、車載カーナビを使う場合のメリットとデメリットを挙げてどちらを使うべきなのか考えてみましょう。
目次
スマホのナビアプリは使える？
車の運転にとって必須アイテムのナビですが、カーナビって高くないですか？車を買った際に標準装備として付けられるカーナビは、安いものでも20万円ほど。高いものだと30万円以上するものもあります。
これが無料のもので代用できるのなら使わない手はないですよね。
「携帯でナビなんてできないでしょ」と言われてしまいそうですが、アプリもどんどん進化しています。
スマートフォンが一台あれば現金を持たずにコンビニで買い物ができるし、電車に乗ることもできます。電車の乗り換えで迷うこともありませんし、写真も撮れれば、音楽だって聴けます。暇なときにはゲームだって出来るし、動画も見れます。正直に言ってスマホで出来ないことを探すほうが難しいです。
タダで使えるアプリなんて信用できないと考える人もいるかもしれませんが、全然そんなことはありません。なんなら、古いカーナビなんかよりもちゃんと案内してくれます。
ナビアプリってどんなものがあるの？
無料のナビアプリと言われて有名なのがGoogleマップとYahoo！カーナビがあります。この2つのアプリは人気で、ナビの機能も優れているので、これらで代用しているという人も多いです。
他にもカーナビタイムという有料のアプリもあります。月額600円ほどで、さらに充実した機能を備えています。
音声案内や、ルート検索時に高速道路を使うのか、一般道を使うのかで複数のルートを提示することも可能。600円ぐらいだったら外食を1回我慢するだけでいいので大した負担にはならないですよね。
上に挙げたもの以外にもいくつか種類があるので、それぞれ使ってみて自分が使いやすいものを選ぶことができます。なんせタダですから、インストールして失敗するなんて心配はありません。
気に入らなければアンインストールしてしまえば良いんです。試してみない手はありません。
一度やってみる価値はあるね！
スマホのナビアプリのメリット
・無料で使うことができる
・カーナビに必要な機能がそろっている
・地図が最新
それでは1つずつ説明していきます。
無料で使うことができる
何よりも大きなメリットですよね。基本的に通信料を除けば無料です。
有料のものありますが月額数百円程度でしょう。たとえ機能が車載カーナビに多少劣ったとしても、車載カーナビは数十万円することを考えれば文句はありません。
無料で使えるものがあるのに数十万円も払うなんてバカバカしく思えてきませんか？
カーナビに必要な機能がそろっている
単純なナビの機能はもちろんのこと、アプリによって様々な便利機能があります。
音声ガイドによるルート案内や、ルート検索時にオプションで高速道路や有料道路の利用有無、経由地の選択もできます。
また、気象情報や駐車場の空き情報、高速道路専用モードなどの機能があるものもあります。このように、車のナビに必要な機能は十分そろっています。
また、音楽やラジオをかけながらナビアプリを使って運転することも可能です。
地図が最新
起動する際に地図が毎回更新されるため、いつでも最新の地図が表示されます。
車載カーナビは、そのままにしておくと地図の情報がどんどん古くなっていきます。新たな道ができたり、逆に今まで使えていた道が無くなることだってあります。その場合、地図を更新しなければなりません。機種によって値段は変わりますが、大体数万円程度かかります。
更新するための費用と手間を嫌って古い地図のままカーナビを使っている人もいると思いますが、スマホアプリならその心配もいりません。
スマホのナビアプリのデメリット
・位置情報の正確さに劣る
・通信料がかかる／バッテリーの消耗
ではそれぞれ紹介していきます。
位置情報の正確さに劣る
スマホの地図アプリはGPS機能を使うことで現在地を割り出しています。
GPSとは、GPS衛星から発信される電波が地上に届くまでの時間からその距離を測定し、現在地を割り出すシステムです。
そのため、トンネルの中や高層ビルの陰など電波の届かない場所では正確に位置情報を取得することができなくなってしまいます。
通信料がかかる／バッテリーの消耗
ナビを起動している間は常に通信をしているため、通信料が発生します。また、同時に画面をつけっぱなしにしているためバッテリーも消費してしまいます。
通信制限がかかってしまいナビができないということや、ナビをしている最中にスマホの電池が切れてしまうということも考えられます。
もし知らない土地でそんなことになってしまえば家に帰るのも一苦労です。
そうならないために、スマホの契約プランを大容量のものにして、車内で充電しながら使えるようにシガーソケット充電器やモバイルバッテリーを持ち込むなどの対策が必要になります。
メリットのほうが勝ってる感じね！
新しい道も表示されるなら、もう道に迷うこともないね！
車載カーナビのメリット
・位置情報が正確
・画面が見やすい
・車との連動性が高い
・コネクテッドサービスに対応している
では１つずづ説明していきます。
位置情報が正確
GPSだけでなく、回転を検知することで車が向いている方向を判断するジャイロセンサーや、速度を検知して車の移動距離を判断する加速度センサーによって現在地を割り出しているため、かなり正確な位置を測定することができます。
位置情報は車を運転するうえで最も大事なポイントですよね。ナビの現在地が少しずれていたせいで違う道に行ってしまったなんてことになると遠回りになってストレスがたまってしまいます。
画面が見やすい
車内で見やすいように設計されているため、スマホと違って画面も大きく、見やすいです。
車の運転中にチラッと見たときに即座にナビを目視できるのは強みです。入り組んだ道でもどこを曲がればいいのかわからないなんてことが起こりにくいです。
最近のスマホは大きいものも多いですが、見やすさという点では車載カーナビのほうが上でしょう。
車との連動性が高い
カーナビの種類によりますが、ETCやバックモニターと連動していたり、車両情報の表示が可能です。
このような車との連動性があるのは助かりますよね。車に多く乗る人ですとこのような恩恵は大きいと思いますし、車の運転が苦手な方でしたら、車のバックモニターがないと車の駐車ができないよ！ということもあるでしょう。
コネクテッドサービスに対応している
車載カーナビの中には、コネクテッドサービスに対応しているカーナビというものがあります。
コネクテッドサービスには、スマホや専用通信機をコネクテッドサービス対応のカーナビに接続することで、リアルタイムで情報を分析し、ルート上の交通情報や天候を表示したり、事故が起こった時の緊急通報サービスや、マップを最新のものに更新する機能など、ほかにも車を運転するうえで役立つ機能がたくさんそろっています。
このように車載カーナビは専用なだけあって機能の面では優秀です。運転が苦手な方や頻繁に遠出をするという人は車載カーナビの機能があったほうが安心かもしれません。
車載カーナビのデメリット
・費用が高い
では説明します。
費用が高い
これにつきますね。
最初に取り付けられる標準装備のもので20万～30万円。
ポータブルサイズのもので完全にカーナビ機能だけのものであれば数万円で購入することが可能ですが、それならスマートフォンでも変わらない気もします。
テレビやDVDの再生、Bluetoothでの音楽再生やハンズフリーでの通話機能などカーナビに様々な機能を付けようとすると10万～20万円位してしまいます。また、一体型の場合は取り付け費用も1万5000円～3万円ほどかかります。
少しでも費用が抑えられるならそれに越したことないんだけどね。
まとめ
車載カーナビは専用に作られているものなので、見やすさであったり、車との連動性といった点ではスマホに勝ります。
といっても、スマホのナビアプリがあれば十分にカーナビとしての役割は果たします。通信料がかかったり、バッテリーの消費など不便な点はありますが対策可能です。
カーナビは高いなぁと思う人や車本体をすぐに乗り換えるという人なら、わざわざ高いカーナビを取り付けなくても全然スマホで代用可能だと思います。
スマホのナビは何といっても無料ですから、一度使ってみてその使い心地を確かめてみてどちらのほうがいいのか判断してみてもいいのではないのでしょうか。
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