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「これから待ち受けるカーライフを楽しく過ごすために、どんな車が自分にピッタリなのかな?」「軽自動車は乗りやすいと聞くけど、本当なのだろうか?」
運転免許を取り立てホヤホヤの方。はたまた、運転免許は取ったけど、車を運転する機会がなくペーパードライバーになってしまった方。
車活(勝手に名付けてしまいましたが・・・車選び及び車を運転する活動を意味します)するために、少し情報が欲しいですよね。
今回は、本当に軽自動車が初心者の運転に最適なのか? これから運転をする上で大切にして欲しいポイントに加え、軽自動車のメリット、デメリットから徹底解説します。
この記事を読んで、車活に役立てていただけたら幸いです。
目次
- 1 軽自動車が初心者の運転には最適?その答えは・・・
- 2 はじめに・・・運転を始める方へ捧げるアドバイス
- 3 軽自動車とはどんな車?
- 4 軽自動車・コンパクトカーの両車とものメリット
- 5 軽自動車のメリット【コンパクトカーとの比較】
- 6 軽自動車のデメリット【コンパクトカーとの比較】
- 7 快適に乗れる車を探そう【ハード面】
- 8 快適に乗れる車を探そう【ソフト面】
- 9 車幅感覚の拙さを補ってくれる車の条件
- 10 周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車の条件
- 11 総評:軽自動車は運転初心者に最適なのか?
- 12 まとめ
- 13 愛車購入時50万円以上もお得になる!
- 14 新車・中古車の値引き交渉
- 15 自分に合った自動車保険で節約
軽自動車が初心者の運転には最適?その答えは・・・
「軽自動車が初心者の運転には最適ですか? と聞かれたら、私は「最適な人が多いですね。ただ、快適に運転できるかが大切なポイントなので、軽自動車と限定せずにどのタイプが自分には合っているのか、じっくりと検討してみてもいいと思いますよ」とお答えします。
私がどうして、このような答えを出したのか、これからお話していきたいと思います。
はじめに・・・運転を始める方へ捧げるアドバイス
運転を今から始める方。そして、始めて間もない方へ。私が「大切にして欲しいなあ」と思うことが2つありますので、先に少しだけアドバイスさせて下さい。
- 車にたくさん乗って下さい
- 運転中のストレスを減らせるような工夫をして下さい
車にたくさん乗る
1つ目は車にたくさん乗って下さい。その理由は回数を重ねるごとに運転は上達するから。
「そんなことを言われなくても、分かってるよ!」と言う声も聞こえそうですが・・・、私は大切なことだと思います。熟練ドライバーの多くは運転が上手ですよね。
それは、皆さん運転経験が豊富だから。
運転は慣れることこそが、上達の近道です。初心者の方は短時間でもいいので、乗る回数を増やしていきましょう。いつの間にか、運転することが楽しくなっていることでしょう。
運転中のストレスを減らす
2つ目は運転中のストレスを減らす工夫をして下さい。
運転には注意力や判断力、瞬発力などが必要です。おそらく、運転初心者の方が思っている以上に運転し始めて間もない頃は疲れると思います。
疲れが蓄積されると、集中力までも欠けてしまい、事故を起こしてしまうこともあります。
せっかく始めた運転なのに、事故なんて起こしたら、次に乗ることがイヤになってしまいますよね。
楽しいドライブができるように、ストレスがかからないような運転環境を整えることも考えてみて下さい。
軽自動車とはどんな車?
軽自動車と普通乗用車とはどこが違うのでしょうか?
「普通乗用車より小さいのが軽自動車かな・・・」他にも「ここは違うかな・・・」と漠然と出てくるとは思いますが、どういう車なのか見ていきましょう。
ここでは、軽自動車と、普通自動車の中間サイズのコンパクトな小型乗用車(5ナンバー)のサイズを比較してみます。
- 【長さ】3. 4メートル以下
- 【幅】1.48メートル以下
- 【高さ】2.00メートル以下
- 【排気量】660cc
- 【乗車人数】最大4名
※全員12歳以上
次に、小型乗用車(5ナンバー)のサイズです。
- 【長さ】4.7メートル以下
※コンパクトカーは4.2メートルぐらいが主流 - 【幅】1.7メートル以下
- 【高さ】2.0メートル以下
- 【排気量】660cc超2,000cc以下
※コンパクトカーは1500ccぐらいが主流 - 【乗車人数】5人以上、概ね8人以下
※コンパクトカーについては明確な定義はありません。
※乗車人数は同じ車種でもグレードや年式により乗車定員が異なる場合があります
軽自動車・コンパクトカーの両車とものメリット
軽自動車とコンパクトカーの両車にいえるメリットがあります。そして、このメリットは運転初心者にはとても嬉しいメリットといえるでしょう。
小回りが効く
小回りが効く車は切り返しが少なく、使い勝手がとてもいいと言えます。
運転初心者に苦手といわれている狭い道の曲がり角(クランク)の走行や、Uターンのしやすさはもちろん、駐車、料金所の幅寄せもラクになるでしょう。
関連記事:軽自動車とコンパクトカー!買うならどっち?維持費や性能から違いを解説
軽自動車のメリット【コンパクトカーとの比較】
早速ですが、軽自動車のメリットを見ていきましょう。
- 燃費が概ね良い
- 場所をとらない
- 税金が安い
燃費が概ね良い
軽自動車の大きさと軽さは燃費の良さに繋がります。
車体が小さいと空気抵抗を受けにくく、走るのにそれほど力を必要としません。そのため、消費するガソリンも少なくて済みます。
また、エンジンも小さいため、走行に必要なエネルギーやガソリンの消費も抑えることができるでしょう。
場所をとらない
コンパクトな車体サイズがメリットの軽自動車。狭い駐車スペースでも気兼ねなく停めることができますね。
維持費が安い
車は購入後に費用が色々とかさんでしまうことが悩ましい種の1つ。
自動車の維持費の中で軽自動車と普通乗用車で大きく差がつくものが3つあります。
この3つを含め、総合的に換算すると、軽自動車の方が普通乗用車よりも維持費が安いのは事実です。
- 自動車税:年に1回支払い
- 自動車重量税:購入時と車検時に支払い
- 自賠責保険:保険期間は数種類あり
【自動車税】
軽自動車の自動車税は一律10,800円。
ところが、普通車は排気量によって変わります。
2019年10月以降に登録された新車の税額は、もっとも安い(排気量1.0L以下)場合で25,000円、コンパクトカーで主流の排気量1.0〜1.5Lの場合で30,500円です。
【自動車重量税】
自動車重量税は「車の重さ」に対して毎年かかる国税です。
年間の税額は、自家用乗用車の場合、車の重量0.5トンごとに増加します。軽自動車は車両にかかわらず定額です。
車の新規登録時と車検(新車は3年、2回目以降は2年ごと)のタイミングでまとめて納付する仕組みとなっており、新車新規届け出から経過した年数によって金額が変わってきます。
エコカー減税対象外(新車購入時)の車で比較すると、軽自動車は9,900円。コンパクトカーは(重量が1.0t以下のものが主流)0.5〜1.0t以下で24,600円です。
【自賠責保険(離島・沖縄以外で2年契約の場合)】
自賠責保険は交通事故の被害者を救済する基本的な対人賠償の確保と、加害者になってしまった場合の経済的負担を補うことを目的とした制度。
原動機付自転車を含むすべての自動車を保有している人すべてに加入が義務づけられている強制保険となっています。
自賠責保険は軽自動車が21,140円。普通乗用車は21,550円です。
軽自動車のデメリット【コンパクトカーとの比較】
続いては、軽自動車のデメリットを見ていきましょう。
- パワーが弱い
- 大人数で乗車できない
- 衝突時の安全性にやや不安がある
- あおり運転をされやすい
- 横風の影響を受けやすい
パワーが弱い
軽自動車の排気量は最大660ccまで。コンパクトカーは平均1500ccぐらいが主流です。
この排気量の差によるパワー不足は否めません。
大人4人が乗り多くの荷物を載せている時、坂道を上る時や高速道路での合流の時など加速が必要な際にも弱さを感じることがあるでしょう。
衝突時の安全性にやや不安がある
最近は安全性にも高評価が得られていますが、車の構造上(重量の軽さ、ボディの薄さなど)大きな車と衝突した場合に衝突に弱いという安全性については否めなせん。
大人数で乗車できない
乗車人数は4人という制限があります。
それに対してコンパクトカーは5人以上乗車できるため、ファミリー向けの車としても利用できるでしょう。
現状は1人ないしは2人で乗っていても、これから乗車人数が増えるかもしれない方は、軽自動車がベストなのか少し検討してもいいかもしれませんね。
あおり運転をされやすい
一昔前よりも遥かに進化を遂げ、一世帯あたりの普及率は、近年では50%を超えると言われている軽自動車。
しかし、それにも関わらず、車格にて人格を判断されがちな一面が残っています。煽られたり割り込まれたりする機会が多いと言われ、ストレスの種の1つになることもあります。
横風の影響を受けやすい
現在人気の居住空間が広い軽自動車のハイトワゴン。
その反面、車体が軽く、車高も高いことが要因となり、横風に弱く、運転に不安を感じることがあります。
そのため、風の強い日の走行は車速を落とさなければならず、特に高速道路の走行では普通乗用車よりもゆっくりと走る必要があるでしょう。
さて、メリットとデメリットを見てみましたが、いかがでしょうか?
快適に乗れる車を探そう【ハード面】
皆さん、時間って大切ですよね。
1日、1週間、1ヶ月、1年とあっという間に過ぎていく。24時間という時間は皆さんに平等にあるのですが、その時間はできる限り有意義に過ごしたいですよね。
車を運転する時間もできればストレスなく、有意義に楽しく過ごしたいと思いませんか?
軽自動車、普通乗用車に関わらず、最初に少しお話しましたが、私はストレスが軽減される車を選んで欲しいと思っています。
そこで、私が思う快適に乗れる車の条件があります。ハード面、ソフト面と分けてお伝えしますね。
- 正しいドライビングポジションが取れる車
- 車幅感覚の拙さを補ってくれる車
- 周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車
正しいドライビングポジションが取れる車
運転をする際、ただ、運転席に座って、シートベルトを締めて、スタートすればいいというわけではありません。
正しいドライビングポジションというものがあります。正しいドライビングポジションを取ることで、適正な操作がスムーズにできるでしょう。
スムーズな運転は疲れが減り、事故を起こす確率も減ります。
それでは、正しいドライビングポジションとは、どんな姿勢なのか? 今回は端的にお伝えしますね。
【座席】
膝が少し曲がるくらいのポジションできちんと座席奥にお尻が置け、視界がよく見える(ボンネットが見えるぐらい)高さに調節をすること。
【背もたれ】
ハンドルを握った際に少し肘が曲がる程度に調節をすること。
【ハンドル】
上下動を調節するチルトでハンドルの隙間からメーター類が見える位置に調節し、前後動を調節するテレスコピックで前後の距離の調節をすること。
人によって体格は様々です。
自分の体格に合った車を選ぶことで正しいドライビングポジションを取ることができ、運転中の疲労を減らすことになるでしょう。
車幅感覚の拙さを補ってくれる車
「こんな狭い道を通れるのだろうか?」
「このスーパーの駐車場、沢山車が止められているけど、こんなにひしめき合った駐車スペースに車を停めることはできるのだろうか?」
運転初心者の方の多くは自分が乗っている車の車体の大きさが掴めていないために、ぶち当たる壁。
そして、これはとても大きなストレスです。
でも、運転初心者の方が車体の大きさが掴めにくいことは当たり前なんです。それは、車が人間より遥かに大きいから。
私達は前後、左側など自分の体から遠く離れれば離れるほど、距離があるなあ・・・と感じ、正確な位置が把握しにくいのです。
そのため、車の操作が難しいなあ・・・と感じるのです。
対極にある例を1つあげると、自転車やバイクの操作。車より操作がしやすいと感じませんか?
それは、車と違って自転車やバイクは車幅と人間の肩幅が同じだから。距離感を感じることなく、歩いている場合と感覚が近いため、操作感覚が掴みやすいのです。
とはいえ、車メーカーも「多くの方に快適に車に乗っていただきたい」という想いから様々な工夫をしています。
「車幅感覚が掴みやすい車」については、後ほど少し詳しくお伝えしますね。
周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車
運転初心者の方は自分の車を制御することに手一杯。多くの状況情報を適切に処理する余裕がありません。
また、熟練ドライバーと違い、進行方向をしっかりと見る(注視する)ことや、車のミラーを活用する傾向も低く、車の直前を見ていたり、関係のないものを見ていたりする傾向があります。
そんな状況を打破すべく、助っ人してくれる機能が付いている車を選びましょう。
「周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車」についても後ほど少し詳しくお伝えしますね。
快適に乗れる車を探そう【ソフト面】
車は高い買い物。商談成立、成約してしまえば、夫婦と同じで、なかなか取っ替え引っ替え変えることはできませんよね・・・
ということで、「相棒」と呼べる車、「この車だったら、きっと長いお付き合いができるわ。」と思える車を選んでみて欲しいです。
それこそがソフト面に必要な要素になります。
・大切に乗れる車
・自分のライフスタイルに合った車
大切に乗れる車
先程、夫婦を例えに出しましたが、夫婦でなくても、友達、恋人、家族、皆さんきっと大切にされている方はいるでしょう。
そして、大切な方を傷つけることはしたくないですよね。そんなあなたの相手を思いやる優しい気持ちは、困難だと思うことも、やってのけてしまうことがあるのです。
そして、私は、人でなくとも物でも思いやる優しさの気持ちを持って接して欲しいと思っています。
それは、丁寧に物を扱うことが自分の技術を挙げることに繋がるのではないだろうかと思っているからです。
最初は運転技術が下手でも自分の愛車を大切に思う気持ちが、程よい緊張感を保ち、ボディへの摺りキズを減らし、いつの間にか当てグセがなくなるという技術の向上へと繋がる。
そして、それは自然と事故を起こす確率も減らします。
自分用の車を購入できる方は新車でも中古車でもいいですが、「この車なら、絶対、大切に乗るよ。」と思える相棒を探してみて欲しいです。
自分のライフスタイルに合った車
またまた、車ではないお話から入ってしまいますが、自分が付き合っている周りの人を少し思い浮かべて下さい。
居心地が良かったり、ともに刺激を与え合うことができたり、何でも話せる仲だったり・・・そんな人と多くの時間を一緒に過ごしていませんか?
もしくは、一緒にいたいと思いますよね。
反対に気を遣ったり、自分の置かれている環境とかけ離れている人と過ごしていたら、少し疲れたりしませんか?
車も同じく「一緒に長く付き合いたいなあ」という目線で選んでみてはいかがでしょうか。
同乗者は何人? 車を所持する目的は?(街中運転が多い、ロングドライブが多い、荷物を積めるスペースが欲しいetc・・・)自宅周りの道路環境は?(道幅や駐車スペースの広さetc・・・)年収は?
同じ車をある程度長く乗るならば、買った後に後悔しないよう、自分のライフスタイルに合った車を選ぶことをオススメします。
車幅感覚の拙さを補ってくれる車の条件
ここでは、快適に乗れる車の条件【ハード面】にあげた車両感覚の拙さを補ってくれる車についてお話していきます。
ですが、その前に、次のグラフをご覧になって下さい。
【男性編】
【女性編】
男女とも過半数を超えて、縦列駐車やバックを苦手としています。
縦列駐車やバックという操作は空間把握が必要です。そして、車で言うならば、「車両感覚」になります。
車両感覚が掴めていることは重要です。
掴めていなければ、縦列駐車やバック以外にも狭い道での対向車とのすれ違い、運転席反対側の溝や壁との距離がどれくらいのなのか把握することもなかなかうまくできないでしょう。
それでは、本題に入りますが、車幅感覚の拙さを補ってくれる車とはどのような車なのでしょうか?
私は次のような仕様の車が適切なのではないかと思います。
- ボンネットが短い車
- 小回りが効く車(最小回転半径の小さい車)
- ボディが小さい車
ボンネットが短い車
ボンネットの短い車の特徴は、運転姿勢を正しく保ちつつ、曲がる時や駐車時の切り返しの時に見切りがしやすいこと。
ボンネットが長い車は前方の見切りがしにくいため、背伸びをしたり、ハンドルに体を近づけてしまいがち。そうすることで、ハンドル操作のミスが出てしい、思わぬ事故につながるのです。
バック走行についても左右に曲がる際、後方へ意識が行き過ぎて、フロント周辺が接触することがありますが、これもボンネットが短いと防ぐことができるのではないでしょうか。
軽自動車やコンパクトカーともにボンネットが短い車種は多くあります。
小回りが効く車(最小回転半径の小さい車)
「最小回転半径って耳にしたことはあるけど、内容はよく知らないです」と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは、車のハンドルをいっぱいに切った状態でゆっくりアクセルを踏んだ時、どれだけ小さな円を描けるか? ということを意味します。
そして、最小回転半径は運転初心者が車を選ぶ際に重要視して欲しいポイントの1つ。
車のカタログの性能一覧にも記載されています。
この最小回転半径が小さい車ほど、小回りが良いと言われ、車の操作も簡単に感じられます。
この効果を感じられる1例をあげれば、2車線道路でUターンするケース。スルッと軽やかに車が回ってしまい、その軽やかさはとても気持ちのいいものです。
軽自動車やコンパクトカーとも最小回転半径が小さい車種は多くあります。
ボディが小さい車
ボディが小さいと取り回しが良いので、狭い道でも安心して運転できます。
細い道で対向車とすれ違ったり、縦列駐車をするときはボディサイズの小さな車のほうが運転しやすいでしょう。
周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車の条件
ここでは、快適に乗れる車の条件【ハード面】にあげた周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車についてお話していきますね。
車の運転行動は、次のような要素で成り立っています。
※認知の前に「予測」があるとも言われています。
運転操作に慣れた熟練ドライバーはこの行動要素がとてもスムーズにできています。その一方で運転初心者はこの行動要素がスムーズではありません。
理由は簡単で、運転操作に気を取られていたり、自分のスピード感覚と実際の速度計の値とのズレが生じていたりすることで、とっさに次とるべき判断や行動ができないためです。
こういった事象が起こるために、運転初心者は、追突事故やカーブでの事故、夜間走行での事故などが多いと言われています。
ですが、運転初心者の運転が上手でないのは、当たり前です。
そこで、運転が上達するまでは周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車に助っ人してもらえば気持ちが楽になりますよね。
私は次のような仕様の車がこういう状況を助けてくれるのではないかと思います。
- 視界性の良い車
- 運転を支援してくれる装備が付いている車
視界性の良い車
明るく、爽快な視界は死角が少なく、認知が可能となります。
この認知がスムーズにできると、判断もしやすく運転が楽にできるでしょう。
- ピラーが細く、フロントウインドウやリヤウインドウの面積が大きい
- 車高が高い
【ピラーが細く、フロントウインドウやリヤウインドウの面積が大きい】
ピラーとは天井を支えるために自動車の窓枠から伸びている柱のこと。Aピラー、Bピラー、Cピラー、大体前後左右で6本ありますが、Bピラーがない車やDピラーがある車もあります。
ピラーが太い車は右左折時に人やバイクが死角(車に関していえば、一般的に運転席に座って目視したときに見えない部分)に入ってしまう場合が高く、怖い思いをすることも・・・
ピラーが細く、フロントウインドウやリヤウインドウの面積が大きい車は死角が少なく、視界が大変良いです。
軽自動車やコンパクトカーとも視界の良い車種は多くあります。
【車高が高い】
車高が高い車に乗ると、目線がとても高くなります。目線が高くなることのメリットは、ボディの端を直接目視しやすくなることで車幅感覚が掴みやすくなること、斜め下方向の死角が小さくなること、遠くの方まで見通せることが言えるでしょう。
軽自動車においては車高が高いことで横風を受けやすいというデメリットはありますが、視界が良いというメリットもあるということです。
運転を支援してくれる装備が付いているクルマ
運転を支援してくれる装備はあくまで支援であり、事故を完全に防ぐものではないですが、事故を遠ざけ、未然に防ぐ心強い助っ人になることでしょう。
- バックモニター
- 自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ)
- 渋滞追従機能&先行車追従機能クルーズコントロールシステム「ACC」
- 車線逸脱警報システム「LKA(レーンキープアシスト)」
- 前後踏み間違いブレーキ制御
- サイド&カーテンエアバッグ
- ブラインドスポットモニター(軽自動車ではなく普通上級車に装備)
【バックモニター】
車体後方の映像を映し出すことのできるバックモニターは、死角を減らし車両を安全に後退させる出助けをしてくれます。バック中はクルマをぶつけやすいため、バックモニターを付けることでグッと安全性が高まるでしょう。
【自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ)】
カメラやレーダーなどで前車を検知し、追突する恐れがある場合にアラーム音や警告灯などで運転者に警告することで、ブレーキ操作による衝突回避を促す装置のこと。
各社によって名称や性能・作動条件が異なりますので、(「車両のみか歩行者も含めるか?」「昼間のみか夜間も作動するのか?」など)カタログを見たり、お店で尋ねるなどしましょう。
なお、2021年11月以降に発売される新型の国産車に関して、基準を満たした性能を持つ衝突被害軽減ブレーキの装着が義務化されます。
【渋滞追従機能&先行車追従機能クルーズコントロールシステム「ACC」】
専用のセンサーとCPUと呼ばれるコンピューターシステムが、アクセル操作とブレーキ操作の両方を自動的に行ない、運転を支援する機能です。
自分の車が先頭車の場合は、任意に設定した速度を維持して走り、自分が後続車の場合は車間距離を一定に保ちながら走行ができます。
加減速が適正に行われることで、安全な車間距離を保ち、追突の抑制や渋滞緩和をサポートしてくれることで運転環境が快適になることが期待されますね。
【車線逸脱警報システム「LKA(レーンキープアシスト)】
車線をはみだした運転は追突への危険があります。
車載カメラの画像認識により、車線マーカーを検出し、運転者の不注意によって車線からはみ出しそうになったとき、警告音や振動などで運転者に知らせ、車線維持を促すことで、事故を未然に防ぐことができるでしょう。
また、運転疲れなどによる居眠り運転などの事故防止にも活躍する機能になります。
【前後踏み間違いブレーキ制御】
システムが近距離にある壁などの障害物を検知し、アクセルペダルを踏み込んだ場合の急な発進を防止するとともに、音とディスプレー表示で警告します。
パニックを引き起こすと、正常な判断ができず、ブレーキを踏むところがアクセルを踏んでしまうことが多いと言われている運転初心者には嬉しい装備です。
【サイド&カーテンエアバッグ】
現在、運転席、助手席のエアバックは標準化されていますが、側突、横転などにも対応するサイド&カーテンエアバッグも装備されている車は同乗者にとっても安心感を与えてくれるでしょう。
【ブラインドスポットモニター】
現状は上級車にしか装備されておらず、残念ながら軽自動車では見かけることができない装備。
車両後方の死角から接近するクルマを検知、教えてくれる機能。運転不慣れな人は高速道路を走っているときなど、前を向くのが精一杯。
車線変更時、左右のクルマに対する注意がおろそかになりやすいのだが、ブラインドスポットモニターが付いていれば、安心安全。接触事故などが起こりにくくなります。
総評:軽自動車は運転初心者に最適なのか?
ここまで、色々と車選びの条件を見てきました。
ここからは、軽自動車が運転初心者に最適なのか? の総評に入りたいと思います。
それでは、今までの話を整理していきましょう。
私が運転初心者の方にお伝えしたいことは、「車にたくさん乗ること」そして、「快適に乗れる条件」を整えること。
快適に乗れる条件
快適に乗れる条件はストレスが軽減されることです。
ハード面は未熟な運転技術を助っ人してくれる車。ソフト面は長く付き合える相棒と呼べる車がポイントでしたね。
- 正しいドライビングポジションが取れる車
- 車幅感覚の拙さを補ってくれる車
①ボンネットが短い車
②小回りが効く車(最小回転半径の小さい車)
③ボディが小さい車
- 周囲の状況把握の拙さを補ってくれる車
①視界性の良い車
②運転を支援してくれる装備が付いている車
次にソフト面から見た条件です。
- 大切に乗れる車
- 自分のライフスタイルに合った車
軽自動車の特徴
軽自動車の特徴はサイズが小さいことです。
メリットは運転がしやすく、経費が安いこと(コンパクトカーも運転はしやすい)。
デメリットはパワー不足、少人数の乗車になること、安全性や安定性にやや不安があることでしたね。
- 小回りが効く
- 燃費が概ね良い
- 場所をとらない
- 税金が安い
- パワーが弱い
- 大人数で乗車できない
- 衝突時の安全性にやや不安がある
- あおり運転をされやすい
- 横風の影響を受けやすい
私が重きを置くのは、ハード面の条件は可能な限り整えながら、ソフト面も重視することなのです。
この条件にあてはまり、軽自動車のデメリットはあまり気にならず、メリットが多ければ、私は軽自動車をオススメします。
例えば、社会人1年生。車は通勤のために利用し、高速道路を使う頻度も少なめ。恋愛もこれから、趣味にも没頭したい!当面の間はお一人様を満喫しようと思っている若い運転初心者女性。
そういう方には、「軽自動車は最適!」だと思います。
一方で、免許は取ったものの、ほとんど運転をせずに今まで生活してきた私。今まで旦那に運転を任せてきたけど、子供の送り迎えとかにも利用したいし、車買い替えの機会に私も運転ができる車にしてみようかな。と思っているペーバードライバーの主婦。
そういう方には「軽自動車もいいですが、コンパクトカーという選択肢もある!」と思います。
まとめ
いかがでしたか?
軽自動車にもメリット、デメリットが色々とありましたね。
自分のライススタイルに合い、大切に乗れそうな相棒は軽自動車の中にありそうですか?
運転ができるようになれば、行動範囲や交友範囲が広くなり、気持ちが豊かな生活が送れることでしょう。
運転初心者の皆さん、お店にある色々な車種の車に試乗して、車活して下さい!
そして、日々楽しく乗れる車を探して見て下さいね。
長文をお読みいだだき、ありがとうございます。
愛車購入時50万円以上もお得になる!
値引き交渉やその他のテクニックで、場合によっては数十万円もお得に購入する方法があるんです!
ここまで聞いて「いやいや、安く買おうなんてケチくさいこと思っていませんよ」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。それは素晴らしい心の持ち主です。でも「テクニックを使った場合」と「テクニックを使わなかった場合」で50万円以上の差が出たとしたらどうですか?
そのお金を使って家族みんなで一生の思い出を残す旅行にお出掛けしたり、自分の趣味に使うことだって出来てしまいます。
それを自らの判断でスルーしてしまうなんて、とても勿体ないことだと思いますよね。今少しでも「ちょっと勿体ないかもしれない……」と思ったのであれば、それはあなたの素直な気持ちでしょう。
つまり、多くの方は「高い車やカッコイイ車に乗りたいけど、出来ることなら安く購入したい」と思っているんです。私だってそうですよ!
正確には「そうだった」が正しいですね。私は払わなくて済んだお金を使い、家族水入らずで楽しい旅行に行って来たというわけです。そしてこの方法は「知っているか知らないか」「やるかやらないか」の差でしかありません。
たったそれだけ。
本当に、たったそれだけのことなんですよ。→【無料】『あなたの愛車は,今いくら?』全国の買取店ネットワーク
新車・中古車の値引き交渉
新車を少しでも安い値段で手に入れるためのお得な情報はこちらの記事をご覧ください。購入までの流れや値引き交渉術について、私の経験を元に詳しくご紹介しています。
誰だって損をせずになるべく安い値段で新車を手に入れたいですからね。
→新車購入は交渉しないと損!値引き相場限界額にする方法&お得情報ご紹介
自分に合った自動車保険で節約
今あるご自身の生活を何らかのアクシデントで失うことが無いよう、最低限の投資をしておくことはとても大切です。
様々な保険を比較検討した記事がありますのでリスクの少ない人生を送りたいという方はこちらをご覧下さい。
そして、車を手にしたらどうしても心配になってしまうのが事故ですよね。せっかくのマイカーを事故で台無しにしてしまっただけではなく、相手に大怪我を負わせてしまった時に、もしも保険に入っていないとしたら莫大な借金を負ってしまうことになります。
相手のご家族への対応もしなけらばなりませんし、自分の家族にだって辛い想いはさせたくないですよね。
更に、保険は地震などの天災に対応しているものもありますが、そうでないものもあるんです。知っているか知らないかは大きく差が出てきますよ。