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今や乗用車の販売台数の40％を占める軽自動車。ニーズに合わせて色々な車が発売されています。
軽自動車にも2WDと4WDがあるのをご存知ですか？
気になる車種に両方のタイプがある場合、どちらにしたらいいか迷ってしまいますよね。
例えばスズキのハスラー。SUVの人気車です。
こんなアウトドアテイストの車だと、なんとなく4WDにしたくなっちゃいますよね。
ハイトワゴンなどの車高のある車も、パワーがあったら便利かも？
その気持ち、とてもわかります。
しかし、勢いや雰囲気で選んで、使い勝手がライフスタイルにマッチしていないのは問題ですよね。
2つのタイプが存在するのには、きちんと理由があるのです。
ここでは両車についてメリット、デメリットをご紹介します。
読んだ後にはすっきりした気持ちで、どちらのタイプにしたらいいか区別できるでしょう。
目次
私に必要なのはどっち？
「自分に必要なのはどっち？4WDがいいの？2WDじゃ足りない？」
ずばり、お答えすると「それは、あなた次第です！」
どちらが必要でどちらが不十分なのかは一概には言えません。
重要なのは、あなたのライフスタイルに合っているのはどちらなのかということです。
そもそもこの２つ、どんな車なんでしょう？
2輪駆動のこと。
エンジンが直に回転させるタイヤが2輪。
4輪駆動のこと。
エンジンが直に回転させるタイヤが4輪。
1番大きな違いは、エンジンの力で動かすタイヤの数なんです。
そんなことだけなら、どちらを選んでもいいように思えますよね。
しかしこの違いが、使い勝手に大きく影響してくるので要注意です。
どんな違いがあるのかを、早速調査していきましょう。
走っている軽自動車の大多数：身近な2WD
今、日本で走っているほとんどの車が2WDと言っていいでしょう。
でも、どの車が2WDなのかって普段はあまり意識しないですよね。
4WDと聞くとちょっと意識してその車を見たりします。
それだけ、2WDは私たちの暮らしに浸透した身近な車なのです。
さて、2WDにはFFとFRというタイプがあります。
FFはフロントエンジン・フロントドライブと言われる仕組みのこと。
Fはどちらもフロント、前という意味なのですね。その名の通りエンジン自体が車の前方にあります。
さらにエンジンの力によって動くタイヤ、駆動輪と呼ばれるタイヤも前にあるのが特徴です。
FRは、フロントエンジン・リアホイールドライブ。
車の後ろにあるタイヤをリアタイヤと呼びますがこの「リア」も同じことなんです。
エンジンは前にありますが、エンジンによって動くタイヤは後方にあります。
エンジンと後ろにある動かすべきタイヤををつなぐ装置をつけなければなりません。
そのためFRは少々車内が窮屈になったり、パーツが余分に必要です。
多くの軽自動車はFFを取り入れ、できうる限り軽い車体を実現しています。
2WDと4WDの比較の話からはちょっと逸れてしまいましたね。
軽自動車の魅力がそのまま2WDのメリット？
さて、軽自動車の魅力はなんでしょう？
いろいろありますが、「軽さ」「燃費のよさ」「購入価格のお手頃感」ではないでしょうか？
この魅力がそのまま2WDのメリットです。
2WDは、２つの車輪を動かすパーツを取り付ければ動きます。
車についた全部のタイヤを動かすより、使うパーツの数も車体を作る工程も少なくて済みますね。
材料も手間も少ないから安くしやすいのは、想像に難くないでしょう。
前に説明したFFと言う構造も含めて、プラスアルファのパーツがないから、軽い車体となります。
車体が軽いと、燃費にも良い影響があるんですよ。
車体が軽くなると車体自体を動かすのに使う燃料をカットできるのです。
軽さは、軽自動車の特権ですよね。
燃費の点で言えば、動かす車輪が2つということも大きいです。
４つ動かすより、パワーが抑えられて無駄がありません。
無駄がないって、いいですよね！程よい力で最大限の力を発揮。
購入価格も4WDより低く済ませられます。こちらも無駄のないパーツのおかげですね。
2WDのデメリットは使用場所がカギ！
次は、デメリット。これは、「悪路に弱い」というところ。
雪道や凍った道路。峠道やきつい坂道なども苦手です。
前2つのタイヤだけが動くわけですから、そういった道ではパワー不足。
特に凍った坂道や雪の積もった坂道。前輪が空回りしてしまう恐れがあり、危ないですね。
峠道の多いアウトドアやスキーへのお出かけには向かないでしょう。
どの道を走行するのかが、2WDの使い勝手を左右します。
チェック！2WDを選ぶべき人ってどんな人？
では、2ＷＤはどんな方に向いているのでしょう？
ずばり、街の中で車を使う回数が多い方。市街地を走る分には、走行性、機能としては十分でしょう。
ただ、家の前がきつい坂道だったりする場合は、考慮が必要かもしれません。
前述のとおり燃費や購入価格など、コスト面もマル。
気軽に乗れちゃう良さがありますね。
気になる車種に両方のタイプがあったら、2WDを選ぶのがおすすめです。
軽自動車をもっと安全に快適に乗りこなすコツを身につけたい方はこちらの記事もどうぞ
関連記事：軽自動車の運転は簡単だけど危険も沢山!安全に走行するコツとは?
響きがすでにカッコイイ！？4WD
4WD、4輪駆動。響きを聞いただけで、タフでカッコいいイメージがありますよね。
軍用車から発展したアウトドアテイストカーが思い浮かびます。
そんなイメージや雰囲気が好きで、マイカーを4WDにしている人もいるかもしれませんね。
全てのタイヤを動かしているので、走行性にパワーもありそう。
どんな車なのか確認していきましょう。
4WDのメリットはイメージ通りなの？
そうです。メリットはまず、イメージ通り「パワフル」！
4つの車輪が頑張ってくれます。
雪道や凍った道、未舗装路や急な坂道だって力強く走ってくれるのが魅力。
頼りになります！
但し、雪道や凍った道では、その状況によってタイヤを専用のものにすることもおススメします。
また全部のタイヤをエンジンに動かしてもらえるので、安定して走りやすいのも利点でしょう。
さらに軽自動車でしかも4ＷＤである車、最大のメリットがあります。
これは普通車に比べて、4駆だけど「軽い」と言うことです。
軽の規格はそのまま、できる限りの軽さをキープしています。
この軽さで、悪路だけではなく市街地も軽快に走れるのです。
平坦な道も、辛い坂道があってもラクラクです。
パワーにおいては普通車4駆の方が有利ながらも、行動範囲が広がるのはいいですね。
また、重量税も普通車よりも優遇されています。
4輪駆動に乗りたいけど、お金が心配という方には、大きなポイントではないでしょうか。
デメリットはお財布事情？
4つのタイヤを動かす構造上、パーツが多く、製造工程も複雑。
パーツが多い分、重さがあります。これは燃費に影響しますね。とは言っても、ものすごく悪いわけではありません。
時代が進むにつれ4WDも性能がアップし、改良が加えられています。
燃費については、あくまでも2WD軽自動車には勝てないということでの弱点です。
車体価格も2WDより高くなります。
パーツが多くなるのと作業工程が増えることで、経費が増えてしまいます。
このように、コスト面が4WDのマイナス面と言えるでしょう。
4WDが必要なのはどんなケース？
それでは、4WDが必要なのはどんな人でしょう？
これは、積雪のある寒い地域に住んでいる方や、アウトドアに出かける機会の多い人です。
急な坂道を走ることが多い方も、4WDだと楽ちんでしょう。
市街地でも、辛い坂道の場所、ありますよね。
家の前がそんな環境で、毎日の運転だとパワーのある車が欲しくなるでしょう。
また、前述のとおり、軽の4WDは街中だって軽快に走れちゃいます。
日頃は街での運転が多いけれどスキー、スノボー、山道へと行動範囲の広い方にもピッタリです。
どれくらい違う？車体価格と燃費を人気の軽自動車3車種で比較！
自動車を購入・使用するとなると気になるのが車体価格や燃費ではないでしょうか？
同じ車種の2WDと4WDとで、どのくらい違うか比較したいと思った方もみえるはず。
今回は2ＷＤと4ＷＤ、両方のタイプがある人気の軽自動車3種で比較しました。
同じ車種間で比較するだけでなく、違う車種間でも比較してみてくださいね。
あなたの欲しい車もある？比較対象の軽自動車3種をご紹介！
今回の比較対象となる車、まずはSUVテイストで人気の「スズキ・ハスラー」です。
引用元：スズキ公式HP
角は丸みを帯びていながらも、ごつっとした外観だけで既にアウトドア気分。
カラーリングのラインナップも豊富で選ぶ楽しみも味わえる車です。
機能面も充実。マイルドハイブリッドを全車搭載し、燃費を抑えた走りを実現しています。
2台目は低燃費、低価格で人気の「ダイハツ・ミライース」。
引用元：ダイハツ公式HP
車両の改良の他、燃費向上を目指した独自の機構を搭載しているのが特徴。
その成果が市場に受け入れられているからこそ、人気の軽自動車の一角を担っているのでしょう。
軽ながら甘すぎない外観や、目立つ色でも元気になりすぎない上品なカラーリングも魅力です。
3台目は販売台数トップの座を維持し続けている「ホンダ・N-BOX」。
引用元：ホンダ公式HP
燃費と走りの良さの両立を目指したエンジンを採用。
また、全タイプに独自の安全技術「Honda SENSING」を装備しています。
室内の広さも魅力。室内高は140cmを誇ります。乗る人の快適さを追求した軽自動車といえるでしょう。
どれも魅力的な車ですよね。購入候補に入れている方もみえるのではないでしょうか？
この3車で車体価格と燃費を比較しましょう。
いよいよ比較！人気の軽自動車の2ＷＤと4ＷＤで車体価格と燃費はどう違う？
比較対象の車のプロフィールを簡単にご紹介したところで、いよいよ比較をご覧いただきましょう。
ハスラーHYBRID X、ミライースX “SA Ⅲ”、N-BOXはG・L Honda SENSINGを比較対象にしています。
いずれもスズキ・ダイハツ・ホンダの公式ホームページ記載情報を参照。燃費は、JC08モードです。
- ハスラー
2ＷＤ 1,518,000円 30.4㎞/L
4ＷＤ 1,652,200円 27.8㎞/L - ミライース
2ＷＤ 1,100,000円 34.2 km/L
4ＷＤ 1,232,000円 32.2 km/L - N-BOX
2ＷＤ 1,543,300円 27.0km/L
4ＷＤ 1,676,400円 25.4km/L
車体価格はいずれも税込です。
2WDの方が低燃費ですが、大差ではないことがわかりましたね。
ただ、ご自身の住む場所の生活条件が特別ではなく、同じ車種でどちらかを選ぶ場合、良く考えましょう。
より低燃費で安い方が無駄がありません。
ガソリン代は継続的出費になるので、長期的に考えると少しでも安い方が助かりますね。
購入価格については、差額は気になるところです。
各車ともに約13万円の差があります。
しかし、悪路を走ることが多い生活環境の方は費用より機能を優先したほうが安心。
燃費やお金の面ではなく、安全面を考えて4WDを購入するのが良いでしょう。
車の買い替えと同時に、保険もよりお得なものに変えたいあなたはこちらの記事もどうぞ。
まとめ
2WDと4WD。どちらがより良い、どちらが必要ということの答えは、冒頭に書いた通り「あなた次第です」。
それぞれのプラス面とマイナス面がわかった今、みなさんはどちらを選びますか？
一番大切なのは、ライフスタイルによって車を選ぶこと。
いつ、どこで、どんなふうに、何のために乗るのか？
生活スタイルに合えば、2WDでも、4WDでも、軽でも普通車でも完璧です。
安全と使い勝手を考えて車を選び、是非、マイカーのある楽しいライフスタイルを実現してください。
愛車購入時５０万円以上もお得になる！
値引き交渉やその他のテクニックで、場合によっては数十万円もお得に購入する方法があるんです！
ここまで聞いて「いやいや、安く買おうなんてケチくさいこと思っていませんよ」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。それは素晴らしい心の持ち主です。でも「テクニックを使った場合」と「テクニックを使わなかった場合」で50万円以上の差が出たとしたらどうですか？
そのお金を使って家族みんなで一生の思い出を残す旅行にお出掛けしたり、自分の趣味に使うことだって出来てしまいます。
それを自らの判断でスルーしてしまうなんて、とても勿体ないことだと思いますよね。今少しでも「ちょっと勿体ないかもしれない……」と思ったのであれば、それはあなたの素直な気持ちでしょう。
つまり、多くの方は「高い車やカッコイイ車に乗りたいけど、出来ることなら安く購入したい」と思っているんです。私だってそうですよ！
正確には「そうだった」が正しいですね。私は払わなくて済んだお金を使い、家族水入らずで楽しい旅行に行って来たというわけです。そしてこの方法は「知っているか知らないか」「やるかやらないか」の差でしかありません。
たったそれだけ。
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自分に合った自動車保険で節約
今あるご自身の生活を何らかのアクシデントで失うことが無いよう、最低限の投資をしておくことはとても大切です。
様々な保険を比較検討した記事がありますのでリスクの少ない人生を送りたいという方はこちらをご覧下さい。
そして、車を手にしたらどうしても心配になってしまうのが事故ですよね。せっかくのマイカーを事故で台無しにしてしまっただけではなく、相手に大怪我を負わせてしまった時に、もしも保険に入っていないとしたら莫大な借金を負ってしまうことになります。
相手のご家族への対応もしなけらばなりませんし、自分の家族にだって辛い想いはさせたくないですよね。
更に、保険は地震などの天災に対応しているものもありますが、そうでないものもあるんです。知っているか知らないかは大きく差が出てきますよ。
