軽自動車も凶器になる!高齢者に必須の踏み間違い防止対策を紹介

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「まさか、こんなところで・・・。」という場所で高齢者による、ペダルの踏み間違いの衝突事故が頻繁に起きているのをニュースで目にしますね。

普通車同様、軽自動車もエンジンを積んだ鉄の塊です。そんな塊が目の前から、突然飛び込んできたら、ほとんどの歩行者は避けることができないでしょう。一つ操作を誤れば、軽自動車も恐ろしい凶器へとなってしまうのです。

「私も他人事ではないなあ・・・」と感じておられる軽自動車ユーザーのご年配の方は多いでしょう。そこで、今回は踏み間違いを防止する必須対策をご紹介します。

これを見ていただければ、これからの楽しいカーライフ生活が待っているでしょう。

 

目次

なぜ、踏み間違い事故死が高齢者に多い?

じつは、免許を取ったばかりで運転操作に慣れていない若者でも、踏み間違い件数は多いと統計が出ています。ただ、年齢が高い方は死亡事故へと発展するケースが多いんですね。

警視庁データによると、2017年度は75歳未満が全体の0.8%に過ぎないのに対し、75歳以上は6.2%と高い水準にあります。

この数値の差は何によるものでしょうか?

ズバリ、加齢による身体能力・体の柔軟性・集中力の低下と、心理的にパニック状態になると瞬時に軌道修正できる判断力の低下と言われています。

みさき(妻)
う~ん、なんとなくは分かるんだけど、シックリとこないのよね・・・。
大輔
そうだよね。これだけでは、何を意味しているのか、漠然としてるね。少し具体的な話をしてみよう。

 

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解説! 高齢者の踏み間違い事故要因

踏み間違えは、アクセルとブレーキペダルの正確な位置が分からなくなり起こると言われています。

言わずもがな、踏み変え頻度が高くなると、間違える確率は上昇しますよね。

加齢につれて、体の機能は低下していく傾向です。

「おかしいな~。前まではできていたのに・・・。」ということも、できなくなっていることを経験されている方は多いでしょう。これは、体の機能だけでなく、集中力にも言えます。

加えて、若者と比べて大きく違う点は、反射神経の鈍りによる判断力の低下が挙げられます。

少し具体的な例を思い浮かべてみましょう。

あなたは、駐車場に車をバックしながら止めています。

長時間の運転をし、少し疲れ気味・・・、さらに駐車場のスペースは狭い・・・、そんな状況の中、なかなかうまく駐車できず、何度も操作をするはめに。そして、気づかない間に体の重心がずれ、足はアクセルペダルへとしだいに向いてしまっていました。

ようやく「やれやれ・・・、さあ、バックで入れたら駐車完了。少し休憩できるな・・・。」と、そんな時、突然、カバンの中にある携帯電話のベルが。音に気を取られ、ブレーキを踏んでいたつもりが、アクセルを踏み、急発進!

「えっ!? 進んでいるぞ! どうなっているんだ!?」と状況が分からないまま、突然のパニック状態へ。早く止まらないと! と言う焦る気持ちが先行し、足元を確認する余裕もなく、さらにアクセルを強く踏むあなた。

結果、急加速発進をし、もう何かにぶつからなければ止まらないという惨時が起こるのです。

みさき(妻)
なるほどね。思っていることと違うことが起こると、パニックになって、足元を確認するという余裕はないのね。
大輔
若者はパニックになっても、すぐに「踏み間違えたんだ!」と判断できるから、未然に大きな事故を防げているケースが多いってことだよね。

 

踏み変え事故が起こりやすい場所とは?

踏み間違いが非常に起こりやすいと言われている場所があります。

その答えは、駐車場とコインパーキング

《駐車場》=《アクセルとブレーキ操作が多く、急発進の件数が多い場所》なのです。

運転されている方はお分かりもしれませんが、障害物が多く、人や車に気を配りながらアクセルとブレーキの微細な使い分けが求められる駐車場は、いくつもの情報を同時に処理する必要があり、見た目以上にとても複雑ですね。

みさき(妻)
聞いたところによると、毎年1200人を超える70歳以上の高齢ドライバーが、踏み間違え事故を起こしているらしいよ。
大輔
僕自身も他人事ではないと感じたなあ。ここはきちんと押さえていこう! じゃあ、次は駐車場での事故の発生パターンを見てみることにしようか。

 

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 駐車場で踏み間違えが起こるケースとは?

駐車場で、踏み間違えはどういった事象の時に起こりやすいのでしょうか?

次の3つのケースがよく取り上げられています。

3つのケース
  • 発進時:前向き駐車・駐車位置の調整・駐車場からの発進
  • 直進時:駐車場まで向かう途中・駐車場までの入り口に向かう途中
  • 後退時:駐車するために後退中・後退発進する時
 

 

発進時

限られたスペースで駐車する際に、車の位置を調整した状態から前向きに駐車したり、駐車中に車の位置を調節する場合に、小刻みな踏み変え操作を行う状況で、ペダルの踏み間違いによる急発進事故となることが予想されます。

 

直進時

駐車場内の移動では、場内を移動する歩行者や他の車など、あちらこちらと注意を向けるべきものが多いうえ、駐車ができる場所を探す必要もあり、注意力も散漫になってしまいがちです。

こういった状況では、アクセルやブレーキなどへの注意が疎かになり、操作を誤ってしまいがちとなるでしょう。

 

後退時

後退時に挙げられる大きな要因として、交通事故総合分析センターと福山大学工学部の共同調査によると、次のような興味深い調査結果があります。

右半身へ上半身をひねった場合、高齢ドライバーは、股関節が硬くなっているため、駐車位置の調整を何度かしているうちに、無意識に足も一緒に右方向へ移動し、ブレーキペダルからアクセルペダルへと足がずれている傾向があるという報告が出されているのです。

みさき(妻)
駐車場での高齢者の踏み間違えの報道をよく見るわけよね。加齢による身体機能の低下が大きく関わっているというのは知らなかったわ。でも、踏み間違えを防ぐにはどうすればいいのかしら?
大輔
僕も他人事とは思えなくなってきた・・・。何か防止できる対策がないか、調べてみるよ。運転が好きなお父さんにも知っておいてもらいたいからね!

 

踏み間違い防止必須対策1【運転面での注意】

もう多くの方がお分かりでしょう。踏み間違い事故を防止するには、足をアクセルとブレーキのペダルに正しく置けるようにすることが一番大切なことですね。

そのためには、次の4つのポイントを確認しましょう。

4つのポイント
  • 運転中の姿勢を見直しましょう
  • 運転は集中して
  • ペダル操作は床に踵をつけながら
  • オートマチック車は クリープ現象を活用

この4つのポイントを、1つずつ説明していきます。

 

運転中の姿勢を見直しましょう

意識的に正しい乗車姿勢をすることで、ペダルの位置ずれは減ることでしょう。正しい運転中の乗車姿勢とは、次のようなことが挙げられます。

正しい乗車姿勢
  • 椅子に深く座り背筋を伸ばし、肘や膝に余裕をもたせる
  • 股は大股にならないよう閉じ、少し内股ぎみに
  • 足先は進行方向に向けるように、体の中心に右足が寄るように、しっかりと座る

万が一何かあっても、とっさに対応できるような正しい姿勢を心掛けることはとても大切だと思います。

 

運転は集中して

注意力が散漫になると、踏み間違いは起こりやすくなるでしょう。運転に集中する環境を作ることが、安全に運転する心掛けとして重要です。

集中力が欠けてしまうレベルのおしゃべりは慎んだり、運転中に注意をそらすような出来事を減らす(携帯の着信音は鳴らないようにする)など、安全への意識にも目を向けましょう。

 

ペダル操作は床に踵をつけながら

踏み間違いは、運転時に右足の踵が床から離れている場合に高い確率で起きていることが国際交通安全学会の調査で報告されています。

床から踵が離れないようにするポイントとしては、座席の位置を常に踵を床に置けるように調整し、どちらのペダルの上に足のつま先があるかという意識を向けること。

 

オートマチック車は クリープ現象を活用

運転姿勢に注意しながら、プラスしてオススメするのがクリープ現象(オートマッチ車限定)を活用することです。

クリープ現象とは、アクセルを踏んでいなくてもブレーキから足を離すと時速数キロの速さで前進やバックする現象のことを言います(エンジンがかかっていることは前提)。

駐車場内でクリープ現象のみでゆっくりと車を前方へ動かすようにすれば、ブレーキペダルの上に足を載せておくことで、踏み間違いは起こらないでしょう。

大輔
若い頃はマニュアル車だったから、クリープ現象を利用するクセがついていないという高齢ドライバーの声も聞くよ。
みさき(妻)
そうね、お父さんもあまりクリープ運転を活用していないかも・・・。この機会に使うことを勧めてみるわ。運転面での防止対策は、これでバッチリね! そうそう、最近耳にしたんだけど、誤発進を防止してくれるシステムがあるらしいんだけど、これってどういうものなのかな?
大輔
僕もそれについて気になっていたところだよ。今の車に後付けできる物もあるらしいんだ。もちろん、軽自動車でもね。一度調べてみるよ!

 

誤発進抑制装置とは?

ヒューマンエラーをサポートしてくれるシステムが搭載されていれば、気持ちは軽やかになりますよね。

誤発進抑制装置は、発進と停車時における低速時に急激なアクセル操作をした場合に急発進や急加速を抑制する仕組みとなっています。

内容としては、エンジン出力を抑えるものや、それに加え自動ブレーキまでがかかるものと多少の違いがありますが、先進安全装備である誤発進抑制機能が装備されていれば、防げる事故も多いはずですね。

それでは、誤発進抑制装置を装備するにはどのようにすればいいでのしょうか?

変更方法は2パターンあります。

どちらのパターンがいいのか? 皆さんのライフスタイルに合うものを検討してみて下さいね。

大輔
高齢者に限らず、人は誰だってミスはするものだから、そのミスを車の機能で防いでくれるのは、本当に助かるよね。
みさき(妻)
こんな機能があったらいいけど、やっぱりそのためには車を買い替えないとダメなのかしら?
大輔
どうも、後付けできるものもあるらしいよ! これから説明するね!

 

踏み間違い防止必須対策2【後付け誤発進抑制機能】

引用元:オートバックス公式サイト

「愛着があるし、退職もしたから、前ほど思い切った買い物できないし、もう少しこの車を乗り続けたいな・・・。」

そんな方には、誤発進抑制機能を今乗っている車に付けることが可能なんです。

ただし、どの製品も適合車種がありますので、ご自分の車に合うかは確認しましょうね。

まずは、製品の共通する主な特徴をお伝えします。

製品の主な特徴
  • 低加速時(概ね8~10km/h以下)に急激なアクセルの踏み込みを検知した場合に作動し、エンジン出力が抑えられる
  • 警報音が鳴り、ランプやインジケーターなどの表示で通知
  • 自動ブレーキがかかるわけではないので、必ずブレーキを踏む必要がある
  • 前方・後退時ともに作動 
  • 坂道発進などでアクセルを急に踏む必要がある場合は作動しないような設定ができる

次に、現在出ている商品の一部をご紹介します。

こちらに出ている商品は、2019年12月19日に国土交通省にて認定を受けており、どれも安心して使用できるものでしょう。

 

ライン《後付け誤発進抑制機能》商品

引用元:ダイハツ公式サイト

こちらでは、現在出ている商品の一部をご紹介します。

 

後付誤発進抑制機能商品

【ペダルの見張り番Ⅱ】データシステム
・¥40,000+税(本体と専用ハーネス、取付工賃込み)

【アクセル見守り隊】データシステム
・¥28,000+税(専用ハーネス別売り)

 【S-Drive誤発進防止システム2】サン自動車工業
・¥25,300+税(車両装着専用配線¥4,700+税,取付工賃¥8,000+税~は別途要)

【ダイハツつくつく防止】メーカー純正品 
・¥59,508(標準取付費込み・増税前)

 

ペダルの見張り番Ⅱ(データシステム)

  • オートバックスで販売・取り付け
  • 軽自動車からミニバンまで100車種以上と幅広く適合
  • 急発進の制御を行うアクセル感度は5段階から調整でき、アクセルを踏み込む状況などの設定も可能

 

アクセル見守り隊(データシステム)

  • 取り扱い・購入を希望する場合は専用お問い合わせフォームより申し込み
  • 機能・操作方法はペダルの見張り番Ⅱと同じ

 

S-Drive誤発進防止システム2(サン自動車工業)

  • イエローハットで販売
  • 国産メーカーの多くの車種に対応しており、軽自動車も対応
  • 停車時から0→8km/h、または巡航時から停車への速度16→0km/hの範囲で対応
  • 電子スロットル車(アクセル開度のコントロールをコンピュータが行う車両)はエンジン回転抑制、ワイヤー車(アクセル開度のコントロールをワイヤーで行う車両)ではエンジンストップ
  • ペダルの踏み込み方を学習する機能を搭載しており、各人に合わせた踏み込み方を設定

 

ダイハツ つくつく防止(メーカー純正品)

  • 車体の前方と後方に計4カ所のソナーをつけることで、作動対象約3m先までの壁などの障害物検知機能付き
  • 下記の車種に対応
対応車種
  • タント L375S系:2007年12月〜2013年9月
  • ムーヴ L175S系:2006年10月〜2010年12月
  • ムーヴ LA100系:2010年12月~2012年12月
  • ミラ L275S系:2006年12月〜2013年2月(4WDを除く)
  • ミラココア L675S系:2009年7月~2018年2月
  • ミライース LA300系:2011年9月~2013年8月
  • ムーヴコンテ L575S系:2008年8月~2017年1月
  • タントエグゼ L455S系:2009年12月~2014年9月
みさき(妻)
聞いた話だと、設置するための助成金を出してくれる地域もあるらしいわよ。嬉しい話よね! 今後もそういう動きが広がってくれることを期待するわ。
大輔
注意点としては、自分の車に取り付けできるか確認する必要があるってことだね。

 

踏み間違え防止必須対策3【車を買い替えよう】

誤発進抑制機能付きの軽乗用車は多数販売されています。

まずは、どのメーカーにも共通する主な特徴をお伝えしましょう。

主な特徴
  • 停車時や10km/h(日産/三菱自動車は15km/h)以下の低速走行時、近距離にある壁などの障害物を検知
  • アクセルペダルを踏み込んだ場合の急加速を抑制し、音とディスプレー表示で注意を促す
  • 車種によっては、前方はもちろんのこと、概ね後方にも対応している
  • 注意する点は、制御時間には制限があり、一定時間アクセルペダルを踏み続けるとアクセル操作に応じて加速する
  • 道路(連続するカーブなど)状況、天候(雨・雪など)状況、車両状態等によっては、作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合がある

「そろそろ買い替え時かな・・・。」と車の購入を検討してみるのもいいかと思います。誤発進抑制機能以外にも危険を回避するサポートが色々と備わっていますので、より安全な走行ができるでしょう。

 

《誤発進防止機能》付き先進技術安全装置車の軽自動車

引用元:ダイハツ公式サイト

先進技術安全装備が充実している車種もあれば、一部のみが装備されている車種と各社様々な状況ですが、一昔前よりも確実に安全に運転できることを重要視した車が増えたといえるでしょう。

次にご紹介する先進技術安全装置に、誤発進防止機能は備わっています。

予防安全性能
  • ホンダ:シティブレーキアクティブシステム 搭載車
  • スズキ:スズキセーフティサポート 搭載車
  • ダイハツ:スマートアシスト 搭載車
  • 日産自動車:踏み間違い衝突防止アシスト 搭載車
  • 三菱自動車:e-Assist 搭載車
みさき(妻)
先進安全技術装置を装備することはもう当たり前の時代なのね。もちろん、軽自動車にも搭載されているのよね?
大輔
そうだね、どの車に搭載されているのだろうね。各社ホームページで紹介されている車種を見てみよう!

 

ホンダ シティブレーキアクティブシステム搭載車

誤発進防止機能は、シティブレーキアクティブシステム内に搭載されています。

現在、ホンダの安全システムはあんしんパッケージと、それよりも高性能のホンダセンシングがあります。

このシティブレーキアクティブシステムはどちらのシステムにも入っています。

ホンダセンシングが搭載されている車種は以下になります。

ホンダセンシング
  • N-BOX:全タイプ
  • N-WGN:全タイプ 

あんしんパッケージが搭載されている車種はこちらです。

あんしんパッケージ
  • N-ONE 
  • S660(MT車除く) 
みさき(妻)
へえー。そうなのね。どうせこれから買うなら、やっぱり、より高性能のホンダセンシングを選んだ方がいいのかしら?
大輔
そうだよね! より高性能の方が安心だよね!

 

スズキ スズキセーフティサポート搭載車

スズキセーフティーサポートが装備されている車種に誤発進防止機能が搭載されています。

スズキセーフティサポート標準装備
  • アルト:X/S/40周年記念特別仕様車Lリミテッド
  • アルトワークス:5AGS
  • エブリイワゴン:PZターボスペシャル/PZ/JPターボ
  • ジムニー:XC(前方のみの誤発進防止機能)
  • スペーシア:HYBRID X/G
  • スペーシア カスタム:HYBRID XSターボ/HYBRID XS /HYBRID GS
  • スペーシア ギア:HYBRID XZターボ/HYBRID XZ
  • ハスラー:HYBRID Xターボ/HYBRID X /HYBRID Gターボ/HYBRID G
  • ラパン:X/S/L/G/モード
  • ワゴンR:HYBRID FZ/HYBRID FX/FA
  • ワゴンRスティングレー:HYBRID T /HYBRID X
大輔
スズキにはこんなにたくさんの車種があるんだね! 標準装備ってところが嬉しいよね!
みさき(妻)
本当にたくさんあるのね! 選ぶのに迷っちゃいそうだわ!
スズキセーフティサポートオプション装備
  • アルト:L/F
  • ジムニー:XL/XG

 

ダイハツ スマートアシスト搭載車

スマートアシストが搭載されている車種に、誤発進防止機能は装備されています。

スマートアシストは1・2・3と進化しており、現在は3が搭載。スマートアシスト1では前方のみ誤発進防止機能が装備されています。

スマートアシスト標準装備
  • ミライース:L/Bを除く全タイプ
  • ミラトコット:Lを除く全タイプ
  • キャストスタイル:Xを除く全タイプ
  • キャストアクティバ:Xを除く全タイプ
  • キャストスポーツ
  • ムーヴ キャンバス:全タイプ
  • ムーヴ:X/Lを除く全タイプ
  • ムーヴカスタム:Xを除く全タイプ
  • ウェイク:Dを除く全タイプ
  • タント:L(スマートアシスト非装着車)を除く全タイプ
  • タントカスタム:全タイプ
  • アトレーワゴン:全タイプ
みさき(妻)
ダイハツにもたくさんの車種があるのね! これも標準装備だって!
大輔
車を選ぶ時に、選択肢がたくさんあるっていうのは嬉しいことだよね!

 

日産自動車 踏み間違い衝突防止アシスト搭載車

日産軽自動車の誤発進抑制機能は、踏み間違い衝突防止アシストと言われています。

この機能の特徴は、車種によりますが、障害物はもちろんのこと、前進時に歩行者までも検知する仕様となっていることです。

踏み間違い衝突防止アシスト標準装備
  • デイズ/デイズボレロ:全タイプ
  • デイズルークス/デイズルークスボレロ・ライダー:全タイプ
  • NV100クリッパー:全タイプ
大輔
日産の軽自動車にもこれだけ種類があるんだね! 日産と聞くだけでなんとなく安心な気もするね。
みさき(妻)
うん! うん! お父さんは今までも日産に乗っていたことがあるからなじみがあるわよね。

 

三菱自動車 e-Assist搭載車

e-Assistが装備されている車種に、誤発進防止機能が搭載されています。

e-Assist標準装備
  • 三菱ekシリーズ:全タイプ
  • タウンボックス
みさき(妻)
軽自動車でも多くの車種に誤発進防止機能はもちろんのこと、安全に運転できるようなシステムが搭載されているのが分かったわ。嬉しい話よね。
大輔
軽自動車に買い替えようとしている高齢の方にも安心して運転してもらえるよう、各社が取り組んでいこうとしているのがよく分かるよね。

 

まとめ

昨今、軽自動車の人気は高く、新車として売られるクルマの40%近くを占めます。

その中で、高齢ドライバー(65歳以上)は平成18年~平成28年の過去10年間で約2倍へと増加の一途を辿っており、公共の交通機関が未発達な地域では、特に高齢者が軽自動車を使って通院や買い物するなど生活に欠かせない必需品ともなっていますね。

今後も高齢者ドライバーの件数は増えるでしょうが、それとともに、運転事故率をどのように減らしていくかが重要な課題となるでしょう。

運転者は、まだまだ運転したい! と思っていても、家族から見れば、「何度か危うい目に遭っているし、そろそろ辞めてもいいと思う・・・。」と判断した場合は、本人と話し合いをした上で、免許証を返納することも命を守る上で賢い選択の一つだと思います。

今回は高齢ドライバーに多い踏み間違い事故に焦点を置き、お話をしました。

楽しいカーラライフを過ごしたいご年配の方に、少しでもこの記事がお役に立ちますように。

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