自動車のエアバッグの仕組みとは?知らないと損する豆知識もご紹介!

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みなさん、自動車には命を守る機能がどれだけあるかご存じですか?

シートベルトやエアバッグといった、「名前ならすぐにわかる」物は多いですよね。どのような仕組みになっているかを知っている人は少ないでしょう。

命を守ってくれるという意味ではとても重要な部分ですので、どんな機能や仕組みなのか知らないと後々大変な目に遭うかもしれません。

ですが、これを一通り読んでおけば、知識が身について、いざという時に役立ちますよ。

さらに、エアバッグを新しいものに交換しなければいけなくなった時の費用など、知らないと損する豆知識も!

今回はそんな車に付いている命を守る機能の一つである「エアバッグ」についてご紹介していきます。

 

エアバッグの作動の仕組みとは?

エアバッグ(airbag)とは、膨らんだ袋体を用いて移動体の運動エネルギーを吸収、もしくは衝撃緩和する装置であり、自動車と障害物がぶつかった時に、シートベルトと一緒に自動車に乗っている人の身を守るために作られたものです。

これにより、乗車している人の命を守り、怪我を抑えることを目的にしています

エアバッグ作動の仕組み
  1. 自動車が何らかの衝撃を受ける。
  2. 約0.003秒でセンサーが衝撃を感知。
  3. どのくらいの衝撃かを約0.002秒で察知、エアバッグの作動の必要性の判断をしガス発生装置に指示が送られる。
  4. 約0.03秒で窒素ガスが発生され、エアバッグが開く。

この秒数では全く実感がわきませんよね。例えて言えば、フカフカのクッションが目の前に一瞬で出来上がっているイメージです。

「ただ膨らむだけじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、なんとこれを瞬きするよりも早くに全て終わらせているのです。

事故というのは突発的ですから瞬時に守ってもらえるというのは、とてつもない機能であると言えるでしょう。

そう考えると、エアバッグって無くてはならない存在ですし、とてもすばらしい機能ですよね。

 

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中古車は非常に危ない!命を守るために気を付けるべきことは?

新車であればエアバッグは当然純正のものがついていますが、実は自動車を買おうと思っている方で中古車にしようとしている方は特に注意するべきことがあります。

それは、エアバッグが新品なのかしっかりお店の人に聞くこと

実は、自動車のエアバッグは中古車も含めて全て新品に替えられているのです

「初めて知った!」という方も多いのではないでしょうか。

何故なら、「自動車リサイクル法」という法律によって新品でも再利用することが禁じられているから。

エアバッグだけを売る業者は不正しているということになります。つまり、エアバッグの中古品を購入すると法律違反になるのです!

それに加え、万が一の時に「エアバッグが不良品で動かない!」なんて思った時にはもう手遅れかもしれませんよ。

かーくん

なるほど。もしも新しいエアバッグだとしても、中古品を購入して他の車に移設するのはだめということだね。

車野先生

そう!悲しいことだけど、中古品が売り出されていることはある。いくら安いからと言って、それを購入してしまうと法律違反になってしまうよ。

購入したところで、ちゃんとした車屋さんばかりだから取り付けは拒否される。命を守る大切な部分だから、絶対に中古品を買ったりしないことが大切だ。

かーくん

うん。中古車でもちゃんとしたものが取り付けられているかを確認しよう。そのせいで大変なことになるのはいやだからね。

 

エアバッグの備え以外に重要なこととは?

1つ目のところでエアバッグをシートベルトと一緒に運転手や同乗者を守る安全装置のこととお伝えしましたが、これにはちゃんと理由があります。

「シートベルトなくして、エアバッグの効果を存分に発揮することできない。」……ということは?

うっかりシートベルトを忘れてしまった状態でエアバッグが作動した場合、心臓が破裂したり骨折などの障害を負う可能性が高まるだけでなく、命を落とす確率が15倍も高くなります。

シートベルトをしている時の死亡率が0.9%なのに対して、していないと死亡率が14.0%に跳ね上がり、大変危険なのです。

確かに想像してみると、シートベルトも瞬間的な衝撃によってシートベルトがしまり身を守ってくれるもの。もしもシートベルトの着用を忘れてしまった時に事故が起きたら、エアバックが前と横から守ってくれたとしても、自分が上に跳ね上がってしまったら頭を強打してしまう可能性が大きいですよね。

逆にシートベルトだけではどうしても防げない怪我もある。それをどうにか軽減できないかと考えられたのがエアバッグです。あくまでもシートベルトの補助的役割と心しておきましょう。

「忙しいからシートベルトはしない」なんていう方はいないと思いますが、うっかり忘れてしまわないように注意が必要です!

シートベルトを着用するだけで、事故が起きた時の怪我の程度が格段に変わりますし、シートベルトをしないことは違反行為でもありますからね。

 

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衝突してもエアバッグが動かないことはある

実際に、エアバッグが動かなかったということは多々あります。

例えば、電柱などの細い物体のような物にぶつかると、変形する場所が極端に一部分なため、センサーが反応しにくくなるのです。

それだけではなく、横や斜めからの接触や、時速30㎞以下でぶつかった時などは作動しないことが多くなります。

エアバッグがついているからといって、絶対に安心という過信は禁物です。軽い接触であるとエアバックセンサーが判断しても、自分が絶対に怪我をしないという可能性は100ではないのですから。

エアバッグに頼るだけでなく、しっかりとシートベルトを付けて安全に運転すること」が最も大切と言えるでしょう。

車野先生

もしも軽い衝突だとしても、シートベルトをしていなかったらどうなるかな?

かーくん

うーん・・・。軽くても重くてもなんらかの怪我はしそうな気がする。

車野先生

ムチウチや打撲などの怪我の可能性は大だよね。シートベルトをしていなかったら、エアバッグが作動したとしても当然怪我の程度はひどくなると考えていい。

シートベルト+エアバックということをいつも念頭に置いて運転しようね。

 

作動してしまった後にかかる費用はどのくらい?

ここまでの話で、エアバッグというものが「前方面からの強い接触によって、万が一の時に初めて動く物」ということはわかったと思います。

ですが、実際にエアバッグが動いた後はどうなると思いますか?

自動車がぶつけられた、自ら接触してしまったという時に作動するエアバッグですが、実際にはある程度の衝撃が無ければ動きません。

「エアバッグが動くほどの事故や衝突」が起きてしまったら、非常に高いお金を支払うことも!?

エアバッグのみの交換でも、運転席と助手席で合わせて30万円ほどの費用がかかります。

自動車もかなりのダメージを受けているはずですよね。実際、フロントガラスが割れていたり、ボディが深く凹んでいるケースもあるのです。

エアバッグは作動すれば必ず純正の新品と交換になります。ある程度強い衝撃の事故になりますから、自動車も修理点検しなければ走らせることはできないでしょう。

30万円と自動車の修理費用と考えると、かなりの出費になることは間違いないので注意しなければなりません。

 

まとめ

いかがでしたか?今回はエアバッグの仕組みについてご紹介しました!

エアバッグは衝突した時や衝突された時に膨らむことは知っていても、仕組みや動く条件、作動してしまった後にかかる費用がどのくらいなのかなど、そうなんだ!と感じたことも多かったのではないでしょうか?

交換費用が高いですよね。なので、車ごと買い替える人も少なくないとか。私がもしその立場になったとしたら、やはり車を買い替えてしまうのだろうなと思います。

確かに現代はエアバッグのおかげで重篤な怪我をしないで済むことも多くなりました。

ですが、自分や車へのダメージがある、高額な修理費用がかかるということを踏まえて、エアバッグという装備があるからと安心しきることなく、常に慎重に運転するということが大切です。

エアバッグが役立つほどの大きな事故にならないよう、安全運転を心がけましょう!

 

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相手のご家族への対応もしなけらばなりませんし、自分の家族にだって辛い想いはさせたくないですよね。
更に、保険は地震などの天災に対応しているものもありますが、そうでないものもあるんです。知っているか知らないかは大きく差が出てきますよ。

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