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トヨタの人気車種「アクア」。
聞いたことも見たことも無いという方は少ないのではないでしょうか。
発売されてから日本だけに留まらず海外でも多くの販売台数を達成しているトヨタを代表する車の一つ。
しかし、その乗り心地はというと、段差で車が揺れる、音がうるさい、後部座席が狭いなど厳しい意見が多く見られます。
実際気になるのは乗ったらどんな感じの車なのかということ。
これから購入を考えている方は特に、どんな乗り心地の車なのかいい面だけでなく悪い面も知ることによって、いい買い物ができることでしょう。
ここでは、色々な視点から見るアクアの乗り心地を徹底調査したので、ぜひご覧ください。
目次
トヨタアクアの乗り心地はいかに!
引用元：トヨタ公式サイト
環境に優しくて小回りが利くハイブリッドコンパクトカーのアクア。
その気になる乗り心地はどうなのでしょうか。
色々な視点から見たアクアの乗り心地についてまとめました。
運転席
引用元：トヨタ公式サイト
車は運転するものなので、一番重要なのが運転席の乗り心地。
運転席は大きめの男性が乗っても頭が天井に付かないくらいの高さなので、作りが広めです。
コンパクトカーは狭いというイメージがあるかと思いますが、これなら安心ですね。
ハンドルやシートの位置を調整できるので、1台の車を夫婦や家族で共有するという方や小柄な方にもおすすめ。
自分サイズにすっぽり入る運転席は、長距離ドライブでも疲れを感じにくく体への負担が少ないので、お年を召した方にも気に入ってもらえことでしょう。
運転席と助手席の窓ガラスは紫外線を約99％カットしてくれるので、夏のおでかけや紫外線の強い春秋でも日焼けを気にしなくていいというのはうれしいですね。
ドライブに欠かせないのが飲み物ですが、ドリンクホルダーがシフトレバーの近くだけでなくドアポケットにも付いているので、多めに買って置くところが・・・なんてこともありません。
後部座席
引用元：トヨタ公式サイト
後部座席も運転席と同様に広めでゆったりとした作りになっていますが、大きめの大人が座るには少し狭いかなという印象です。
コンパクトカーなので後部座席まで広々というのは難しいかもしれませんね。
後部座席はシートを前に倒すことができるので、後ろに大きめの荷物を載せるときに最適です。
走行
引用元：トヨタ公式サイト
車の重心が低いので路面に車がくっつくような感覚で走行を楽しむことができます。
運転席も低めに作られていますが、視界が狭くて見えにくいということはありません。
コンパクトカーなので車のサイズが小さく、狭い路地やUターンもスムーズに走行できます。
急カーブやコーナーでも車の傾きが小さいので、安定した走りという部分で期待に応えてくれるでしょう。
走り出しはモーターのみで始動するのでとても静かなのですが、加速するまでに時間がかかります。エンジンが稼働しているときは、モーターのみの時と違って音が大きく感じるかもしれません。
運転モードが２種類あり、エコドライブモードとEVドライブモードの切り替えをすることができます。
エコドライブモードでは燃費を優先させて走行してくれるので、遠出の時に便利。
EVドライブモードではモーターのみで走行してくれるので、夜遅くに家に帰るときや静かに走行したいとき、ガレージへの駐車の時に使うといいでしょう。
ハンドルは少し重いと感じる人もいますが、トヨタ車ではあるあるのようです。
条件の悪い道
アクアは硬めのシートなので、デコボコ道やきれいに舗装されていない場所などでは、車のシートから衝撃がダイレクトに伝わってしまいます。
腰痛の方や衝撃が気になる方は、シートを変えたり、クッションを敷いたりと工夫してみましょう。
アクアの純正のアクセサリーとして、違うデザインのシートやクッションなどがあるので、自分好みにカスタマイズしてみるのもおすすめです。
燃費
アクアといったらなんといっても燃費がいい！
「燃費がいい車」を検索しても必ず上位にランクインしてきます。
その燃費はというと、クラストップクラスの38.0km/L。
ガソリンが値上がりし続けている今の時代にうってつけ！ 更に排気ガスを削減することができるので環境にも優しい車です。
ただ、この数字は参考値として考えておくのがベスト。
実際の生活で同じ速度できれいに舗装された道を走る続けるのは不可能です。
それに、夏の暑い時期や冬の寒い時期はエアコンを付けると思いますが、そうすると燃費はガクンと下がってしまいます。
気温や道路状況などによって燃費は変動するので、あくまでも参考値として頭に留めておく程度で考えておくといいでしょう。
また、マイナーチェンジが2回行われていたり、グレードによっても多少変わるので注意が必要です。
現実的な数字として、最低でも21.0km/Lは出るのでやはり燃費がいい車だと言えます。
外観
引用元：トヨタ公式サイト
アクアは目がキリっとしていて、まるでスポーツカーのよう。
燃費が良くなるように作られているので風の抵抗を受けないようスタイリッシュなデザインで、かわいいというよりもかっこいい寄りではありますが、色が豊富で女性にも人気があります。
型やグレードによっても車の表情や雰囲気が変わるので、選べるところが全世代老若男女問わず愛される車である理由なのでしょうね。
トヨタアクアってどんな車?
トヨタの「アクア」は、2011年12月に発売されたハイブリッド搭載のコンパクトカーで、トヨタ車の中で異例の速さで国内販売台数100万台を達成した人気車種。
その後はアジア諸国だけでなく、オセアニア地域でも販売されるなど年々注目が高まっています。
販売された当初の型は、デコボコ道で車が大きく揺れたり、車を走らせているときに鳴るロードノイズが気になったりとネガティブな意見が多かったのですが、2回のマイナーチェンジによって大きく改善されました。
「アクア」の名前の由来は、ラテン語の「aqua（水）」。
水から連想される誰もが必要とするもの、大切にするもの、透明感のあるクリーンなイメージ、自由な広がりなどたくさんの人に親しまれる車になってほしいという願いが込められている車です。
運転する人や車に乗る人だけでなく、環境にも配慮した車ということですね。
トヨタアクアの口コミと評価
車は乗る人の感覚や趣向によって感じ方が異なるので、いい意見も悪い意見もあると思います。
しかし、車は決して安い買い物ではないので、どっちの意見も知っておくことが必要。
まずは、いい口コミを集めました。
やはり燃費がいいという声が多く、ガソリン代を節約できるところに魅力を感じます。
色が選べるというのは、うれしいですね。
車のサイズが小さいので洗車が楽ということは日頃のメンテナンスのハードルが下がるので、長く乗りたい方には重要なポイントではないでしょうか。
つぎに辛口コメント集めました。
いい面だけでなく悪い面も知っておきましょう。
悪路での走行は乗り心地が悪いという評価やシートが硬いという声が多く感じられました。
エンジン音の大きさや加速性の不満も多いようです。
燃費性能への満足度は高く、車の大きさがちょうどいいサイズ感ということで高評価を集めていますが、一方でシートが硬く悪路での走行は不向きということやエンジン音が大きいという声も。
その点が気にならず燃費のいい車を探しているという方には、おすすめの車です。
トヨタアクアの価格
気になるのはお値段ですが、新車で約170万～250万、中古車で約20万～250万。
軽自動車の新車が約85万～約230万くらいなので、軽自動車とあまり変わらない値段で買えるというのは驚きですよね。
安いからという理由で軽自動車を買っているけど、もう少し広くて燃費のいい車をお探し中の方にはちょうどいいと思います。
ハイブリッドカーなので環境に優しく、普通車だから5人乗れて、さらに低燃費。
コスパがいいというのもうなずけます。
まとめ
トヨタのコンパクトカーの代表「アクア」。
日本だけに留まらず海外でも売られているという実力は、ネームバリューだけではありません。
安定した走りとトップクラスの低燃費。
色のバリエーションもあり、老若男女問わず多くの方に楽しんで乗ってもらえる車です。
その反面、エンジン音がうるさかったり、シートが硬かったりとすべて満足というわけではありません。
その点は別に気にならないよと思った方は、ぜひチェックしてみてください。
車はおでかけの時に気分を上げてくれるツールでもあります。
いい面も悪い面も知ることで納得して買うことができるので、ぜひこの機会にご検討してみてください。
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