【紅葉】秋のドライブデートで走りたい！絶景スカイライン全国版

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あなたって本当に運転が好きなのね！

大好きだよ～！だから今度良ければ、一緒に〇〇スカイラインに行きたいんだ！

スカイラインって、なあに？

山とか高原とか、景色がいいところを走るんだ。CMで見たことない？

あ、あるある！じゃあついでに紅葉見に行こうよ、私も写真撮りに行きたいな！

実はドライブって男性がカッコよく見えるデートのド定番なんですよね。

いつもより距離が近くて、難しい道をなめらかに運転する姿に頼りがいを感じる女性も多いんです。

せっかく秋に彼女とドライブするなら、頼れるイイ男っぷりを生かしてみませんか？

山中のスカイラインを走りながら、自慢のドライビングテクニックを披露しちゃいましょう。

山の紅葉は段違いの美しさですし、街中の雑踏から離れて深い話もできるかもしれません。

この記事では、全国の紅葉が美しいスカイラインをご紹介します。

ドライブ前に注意しておきたいこと

山頂近くは強風で思いのほか寒かったり、足元が悪いことが多いんです。

標高が100ｍ上がるごとに気温が0.6℃下がると言われていて、風も強く体感ではそれ以上に寒く感じるでしょう。

防風防寒対策ができるものを羽織り、重ね着できるよう厚手のパーカーや薄手のダウンがあると安心です。

車にひざ掛けを用意しておけば、優しい彼氏で印象バッチリですね。

足元はスニーカーにして、革靴やパンプスはやめておきましょう。

整備されているとはいえほとんどが山道ですので、滑って危険ですし、ゴツゴツした石で靴に傷がついてしまいます。

スニーカーファッションもたまには良いものですよ。

意外と忘れがちなのが現金。

ETCが導入されていなかったり、山頂周辺はクレジットカードや電子マネーに対応していないことが多々ありますので、お忘れなく。

東日本のスカイラインはバラエティ豊富！

東日本は、日本アルプスをはじめ古くから山岳信仰が根強く残る地域も多く、手入れの行き届いた山は美しい紅葉が期待できます。

西日本に比べると標高が高いことも特徴ですので、時期が合えば冠雪した山の稜線を眺められる場所もあるでしょう。

傾斜やカーブの緩急も様々でバラエティに富んでいますので、どういう道がお好きかで選ぶのも楽しいですよ。

【青森県】津軽岩木スカイライン（★★★）

津軽富士の名で知られる岩木山をつづら折りに８合目まで登っていくスカイラインです。

カーブの多さに圧倒されますが、整備されておりそこまで難しい道ではありません。

カーブを曲がるたびに飛び込んでくる鮮やかな紅葉が目に楽しく、標高が高くなっていけばいくほど緑から黄～赤と周囲の葉の色が変わっていく様子も見られるのも山ならではの景色でしょう。

８合目からリフトに乗って９合目まで行けますし、リフトから見える紅葉もまた美しいのでできれば登ってほしいところ。

８合目の展望台からは津軽平野と日本海、晴れていれば北海道まで見えます。

【岩手県】八幡平アスピーテライン（★）

岩手県と秋田県の間に広がる八幡平（はちまんたい）や岩手山の裾野をゆるりと走る全長27㎞のワインディングロード。

傾斜がゆるやかでカーブも少ないので、ドライビングテクニックに自信がない方でも運転を楽しめるところもポイントですね。

八幡平は見所が多く、火山地帯で温泉もあるので泊りがけで観光に来られる方も多いですよ。

山肌の紅葉も素晴らしいのですが、実は黄金色に色づいた湿原の草紅葉がとってもオススメ。

静かな湿原を歩きいていると心が穏やかになるので、普段以上に素直になれる良いデートになるでしょう。

【新潟県】弥彦山スカイライン（★★★）

日本海に連なる弥彦山の山頂に向かう全長16.8㎞の風光明媚なドライブコースです。

ところどころ道幅が狭いところもあるので、対向車に注意しながら走りましょう。

パワースポットでもある弥彦神社や、新潟県屈指の紅葉スポットでもある弥彦公園もみじ谷はスカイラインの反対側にありますので、そちらにも立ち寄りたい場合は山頂と弥彦神社を結ぶロープウェーに乗るか、弥彦山スカイラインでぐるっと迂回してください。

また、新潟県は日本海に面して南北に細長いため、見事な夕日を見られることでも国内外から注目されています。

弥彦山山頂で夕日を見終わってから、もみじ谷のライトアップに立ち寄るのも良いですね。

【茨城県】筑波パープルライン（★★★）

筑波山の尾根筋を走るスカイラインで、表筑波スカイラインと筑波スカイラインの総称です。

2006年からどちらも通行料無料となりました。

筑波山は男体山（なんたいさん）と女体山（にょたいさん）に分かれており、パープルラインは女体山に登るロープウェイ乗り場（つつじヶ丘駐車場）に向かって走ることになります。

登り後半の筑波スカイラインに入ると勾配がきつくなりますので、ギアとアクセルの踏み込みに注意して走りましょう。

晴れていれば山頂から富士山や都内のビル群が見えます。

紅葉の時期は混む可能性もありますので、都内ほどではなくとも、渋滞することも頭に入れながらお出かけしたほうが良いでしょう。

【長野県】志賀草津高原ルート（国道292号）（★★★★）

日本で一番標高が高い（2171m）国道にある「渋峠」を通り、長野県の志賀高原と群馬県の草津温泉を結ぶルートです。

渋峠や絶景でも有名で、芳ヶ平（よしがだいら）湿原の色彩豊かな紅葉は息をのむほど美しく、思わず「天国か？」と思ってしまいます。

標高が高い分、ヒヤッとする絶壁があったり、曲がりくねる道に多少の緊張はするので、ある程度山道に慣れていたほうが良いかもしれません。

とはいえ、早朝には雲海が見られることもありますので、絶景めがけて泊りがけのドライブは思い出になるでしょう。

峠の長野県側は渋温泉や湯田中温泉郷、群馬県側には草津温泉や万座温泉がありますので、観光には事欠かないありがたいデートコースです。

富士山五合目まで絶景のドライブ

日本の代表格、富士山。

実はマイカーで五合目まで登れるんですよ。

富士山麓の眺望と、標高が上がっていくほど変わっていく景色を楽しみながら登れますし、

何よりいつも眺めている富士山に登るという体験は良きデート記念にもなりますね。

今回は比較的登りやすい【富士山スカイライン】と【富士スバルライン】をご紹介します。

似た名前と、同じ富士山五合目という目的地から混同されやすいのですが、それぞれ特徴がありますので事前に調べておいたほうが良いでしょう。

※もう１つ【ふじあざみライン】という道路もありますが、急こう配の激坂で上級者が慄くレベルなので、デートで走るにはおススメしません。

【静岡県】富士山スカイライン（★★）

静岡県富士宮市と御殿場市を結ぶ富士山南麓の道路で、裾野を走る【周遊区間】と二合目～五合目までの【登山区間】に分かれます。

標高差があるので、早いところは９月末から、平地に近い２合目辺りであれば１１月頃まで紅葉が楽しめます。

マイカーで行ける日本最高地点でもあります。

カーブと霧に注意して、速度を落とせばさほど難しい道ではありません。

【周遊区間】と【登山区間】の分岐点、二合目近くにある水ヶ塚公園は富士山と宝永火口がドーンと眺められるスポットとして人気があります。

2016年「森の駅 富士山」が２合目にオープンし、近くには遊園地「ぐりんぱ」と花畑「花めぐりの里」もオープンしました。

花めぐりの里では時期が合えば真っ赤に紅葉したコキアも見られますよ。

【山梨県】富士スバルライン（★★）

河口湖方面から富士登山で人気の吉田ルート五合目に向かって走る山岳道路です。

富士山スカイラインが通行料無料なのに対しこちらは往復2000円かかりますが、駐車場やレストランなどが充実していますので、にぎやかさはこちらに軍配が上がるかもしれません。

ただ、スカイラインも近年オープンした施設が多いので、拮抗しているようにも感じます。

何より紅葉まつりが行われる河口湖に立ち寄れるのは大きいのではないでしょうか。

海外の観光客の方も「富士山が綺麗にみられる」と河口湖にわざわざ東京から立ち寄られるそうですので、紅葉の写真が目的ならこちらをオススメします。

その代わり人の多さも予想されますので、どういうデートにしたいか検討してから行かれると良いでしょう。

西日本はアクセスのしやすさが魅力

西日本は標高が高い山はあまりありませんが、そのおかげで市街中心部からアクセスしやすく、気軽に行けるところが魅力です。

お遍路や新婚旅行など、昔から観光客を出迎える風土がありますので、観光しやすくデートにお似合いな雰囲気の良い名所もたくさんあります。

日本神話や古事記にゆかりのある寺社仏閣も多数存在し、太古の日本を感じながら散策するのも楽しいですよ。

【奈良県】信貴生駒スカイライン（★★）

大阪と奈良の県境にまたがる信貴山（しぎさん）と生駒山の尾根を走るスカイラインです。

デートスポットとしても有名で、大阪平野や六甲山を望む夜景はデートのクライマックスを盛り上げてくれますよ。

要所要所に駐車場がありますので、紅葉のトンネルをサーっと走り抜けながら、車を留めてゆっくりと紅葉や景色を楽しむこともできます。

また、信貴山にある真言宗の朝護孫子寺（ちょうごそんしじ）も紅葉が美しく、色鮮やかにお寺を彩っています。

参道にある開運橋や境内の大イチョウは見ごたえたっぷり。

お時間があれば、信貴山観光ホテルで温泉やお食事も楽しめますし、大人のしっとりとしたデートにはぴったりですね。

【愛媛県】石鎚スカイライン・UFOライン（★★～★★★★）

石鎚スカイラインは西日本最高峰(1982m）である石鎚山を一気に駆け上がっていくドライブコースです。

緩急のある整備されたドライブコースで、比較的走りやすく安全な道でしょう。

対してUFOラインと呼ばれる愛媛県と高知県をまたぐ林道は、トヨタのCMなどで使われるほどの絶景です。

ただ、車幅が狭いので対向車とのすれ違いにはくれぐれも注意しましょう。

それでもドライブ好きなら一生に一度は走ってみたい、憧れの道に間違いはないです。

石鎚スカイラインに向かう途中、四国の名勝でもある面河渓（おもごけい）がありますので是非お立ち寄りください。

渓谷を流れる川水は仁淀（によど）ブルーと呼ばれていて、日本でも水質の良いとされる一級河川と言われ（国土交通省調パンフレットより）、透明度の高いブルーをしています。

ごつごつした岩肌に紅葉がの赤が重なり、奇跡の清流がさらさらと流れる景色は美しいの一言ですよ。

参考サイト：国土交通省「全国の一級河川水質現況2018」パンフレット

【大分県】耶馬渓（★★★）

日本の名勝、日本新三景に100年選ばれ続けている耶馬渓（やばけい）は九州でも有名な紅葉スポットです。

奇岩の猛々しさと紅葉のコントラストが特に美しく、まるで山水画のような「一目八景」や「耶馬渓ダム」など道中で紅葉を楽しめるスポットが多いので、駐車場に車を停めて散策に行くこともできます。

耶馬渓周辺は基本的に走りやすいのですが、一部農道のようにゴツゴツした道もあるようですので、車幅やタイヤのパンクにはお気をつけて。

前述したように名勝地として有名ですのでどうしても紅葉シーズンの週末は混雑しますし、最近は海外の観光客がバスでやってくることも多いとのこと。

静かなデート、落ち着いて紅葉を見たい場合は混雑の少ない平日を選んだほうがベターでしょう。

【鹿児島県】霧島高原道路（★★）

宮崎県と鹿児島県の県境にある、えびの高原から小林市までの【えびのスカイライン】、宮崎県側の国道223号【霧島バードライン】、えびの高原と霧島温泉を結ぶ【霧島道路】。

韓国岳を周遊するこの3本の道の総称が霧島高原道路です。

一部カーブが多い箇所もありますが、走りやすい観光名所を巡るコースになっています。

温泉水が流れ落ちる丸尾の滝や大浪池など有名な紅葉スポットにも立ち寄れるので、ダイナミックな景色と紅葉を楽しんでくださいね。

霧島神宮は「西の日光」とも言われていて、紅葉の時期には真っ赤な社殿と相まって、美しさが際立って見えます。

境内に展望台があり、桜島や周辺の山々を見渡せるので、「うちはあのあたりかな？」と話題も広がりますね。

日本初の新婚旅行に行ったことでも有名な坂本龍馬とおりょうの記念看板があるので、デートらしい雰囲気が増しますよ。

まとめ

こんな綺麗な紅葉見たの、初めて！連れてきてくれてありがとう！

どういたしまして。また来年も来ようね！

うんうん！

紅葉の秋にオススメな絶景ドライブコースをご紹介しました。

全国から選りすぐりの特に紅葉が美しいコースですので、ぜひ二人で楽しんでいただきたいと思います。

女性は山道を運転する機会がないという方も多いでしょうし、彼氏が一生懸命運転して連れていってくれれば、とても喜んでくれるでしょう。

ただし、山の中を走ると予想外の出来事も起きますし、道が必ずしも整備されているとは限りません。

「カーナビとGoogleMapがあれば大丈夫でしょ」と思わず、その場で慌てなくても済むように、前もって調べてから出発するようにしましょう。

急なトラブルでも素早く対応できる男性は、絶対にカッコいいですから。

素敵なデートにしてくださいね。

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