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ザーザーと雨が降りしきる中を歩くのは、子供の頃はワクワクしたものですが、大人になった今は「泥汚れはご勘弁」といった感じですよね。車にとっても泥はありがたくない存在です。泥汚れがついた車では、恋人も気軽に乗せることはできませんし、車の錆の原因になってしまいます。
車の泥除けを使うことで、車の汚れを防ぎ、さらには社会人Lvをアップすることができます。
この記事では、車の泥除けは誰のためにつけるのか、泥除けを付ける必要のある人とない人、車に泥除けをつける方法をご紹介していきます。
目次
泥除けをつけるのは誰のためか？
泥除けで自分の車と周りの車を守ることができます。
あなたは、車の泥除けといったら、何を思い浮かべるでしょうか？
車の泥除けはマッドガードとも呼ばれます。大きく分けて泥除けにはマッドフラップと呼ばれるシートタイプと樹脂タイプの二種類があります。
- シートタイプ
- 樹脂タイプ
シートタイプ
シートタイプの泥除けはマッドフラップとも呼ばれています。一般的に、トラックやスポーツカーなど馬力のある車に使用されています。
スポーツカーって、停車した状態から一気に加速できますよね？ スポーツカーが急加速するときには、超速回転するタイヤが泥や小石を後ろに飛ばしています！ これで泥除けがなければ、立派な凶器ですよね。
一方トラックは、急発進することはありません。しかし、工事現場などの砂利道を走ることが仕事のようなものですから、それだけ泥除けが活躍する機会が多いと言えます。
樹脂タイプ
樹脂タイプの泥除けは、デザイン性にも優れていて、足まわりの装飾目的としても使用されます。
あなたもこのタイプの泥除けを装備した車を、見かけたことがあるのではないでしょうか？ 「かっこいい」と感じる人が多くおります。
シートタイプに対して、樹脂タイプは”ダサい”という弱点を克服しています。しかし、柔軟性のあるシートタイプに比べて、樹脂タイプは破損しやすいという弱点があります。
泥除けは車止めにぶつかり易いです。そのため、樹脂タイプの泥除けを装備した場合、駐車時の運転技術が要求されます。
マッドガードの効果
「泥除けなんて飾りでしょ？あんな小さいものを付けてなんの意味があるの？」そんな疑問が湧いてくるのではないでしょうか？
上の動画のように、泥除けをつけることによって、自分の車を跳ね上げた泥や小石によるダメージから守ることができます。
あなたは泥で汚れた車を見て、かっこいいとは思いませんよね？あなたが助手席に乗せたいと思う方も、キレイな車に乗るほうが、気分良くあなたとのドライブを楽しむことができます。
車の汚れや傷は、プライベートだけでなく仕事にも影響を与えます。仕事で使っている車が汚れて傷だらけなら、あなた自身だけでなく会社のイメージ低下にもつながります。つまり、車の汚れや傷によって、あなたや会社の信用を失うのです。
泥除けを付けることで、泥や小石によるダメージから守れるのは、自分の車だけでしょうか？実は、後続車の安全を守ることにもつながります。
あなたは、雨の日に車の運転をしていて、前の車の跳ね上げた泥水をフロントガラスに浴びたことがあるのではないでしょうか？
フロントガラスにかかる泥水で、視界が悪くなりますよね。ワイパーで拭き取るとはいえ、短い時間でも視界が悪くなるのは危険ですしストレスが溜まります。車は走る凶器と言われるほど危険な乗り物ですので、常にいい視界を確保しておくことが重要です。
さらに、フロントガラスにかかったその泥水は砂などを含んでいるので、フロントガラスを傷つける原因にもなります。
このように、泥除けは自分の車を汚れや傷から守るだけでなく、後続車を汚れや傷から守り、安全運転にも貢献できるのです。
周りへの気配りが出来るようになったあなたは、社会人Lvがアップしたと言えます。
泥除けをつけるのは誰か？
泥除けは次のような方に必要です。
- オフロードを走る車
- トラックやスポーツカーなど、馬力のある車
- かっこよさを追求したい車
オフロードを走る車
あなたは、舗装された道路を走ることがほとんどだと思います。できれば、走るのを遠慮しておきたい砂利道ですが、田舎道や未舗装の駐車場などを走る機会があなたにもあるのではないでしょうか？
晴れの日にデコボコの砂利道を走ると、クルマが上下に波打って疲れますし、砂煙が舞い上がります。
雨の日ならどうなるでしょうか？ 水たまりができた所に突っ込んで行かなければなりません。いくらスピードを落としても、泥汚れを回避することは難しいですよね。
アウトドアが趣味、砂利道を走ることが多い場合、跳ね上げる泥や小石によって、車にダメージを受ける可能性が大きくなるため、泥除けは必須といえます。
泥除けをつけることで、自分の車の汚れや傷を防ぎ、洗車の回数も減らすことができます。
トラックやスポーツカーなど、馬力のある車
馬力のある車は、それだけ泥や小石を跳ね上げる力も強いと言えます。つまり、それだけ跳ね上げた小石などから、車が受けるダメージも大きくなります。
もちろん、跳ね上げた小石により、後続車へダメージを与える可能性も大きいです。
トラックやスポーツカーなど馬力のある車については、泥除けをつけるのが一般的です。これは、社会人としての交通マナーといえます。
かっこよさを出したい方
マッドガードを「かっこいいから」という理由で装備する方も多くおります。私も、機能的にも見た目的にも、防御力がアップしたという感じがするので好みです。
ちなみに泥除けは、足まわりの重厚感を高めてくれるという視覚的効果があります。さらに、車を大事にする繊細さがあり、周りの車を傷つけない配慮ができるといった、信頼される社会人としての評価につながる可能性もあります。
泥除けが余計なのは誰か？
シンプルイズベスト、ミニマリスト、断捨離。もし、こういった言葉にピンとくるあなたは、必要のないものは、ないほうがいいと思われているのではないでしょうか？
泥除けは、つけなくてもよい方がいます。最近では、多くの方が泥除けをつけないという選択をされています。
泥除けをつけなくてもよいのは、街乗りだけの方と雪国住まいの方、駐車が苦手な方です。
車は街乗りだけの方
「車で走るのは決まったルートだけ！」
舗装された道路では、泥や小石などが少ないので、それらを跳ね上げるリスクが小さいです。また、あまり車のスピードが出ないため、泥や小石を跳ね上げるリスクが少ないと言えます。
車の用途が街乗りだけという場合は、泥除けをつけても、見た目が良くなる以上の効果はあまり得られないでしょう。
関連記事：結局都会に車は必要か不必要か?都会で車持ちの利点と欠点は!
雪国住まいの方
雪国に住んだ経験のある方ならおわかりだと思いますが、冬の運転につきものなのが、車の下部にくっついた雪の塊を蹴り落とすことですよね。
車にくっついた雪の塊をそのままにしておくと、氷の塊になります。そして、車が曲がるときにタイヤがその氷に接触してしまい、ゴリゴリと音がしたり、ハンドルが重くなる原因になってしまいます。
ただでさえ走りにくくてストレスの溜まる冬の運転。そんなときに、ハンドルが重くて曲がりにくいという事態は、命取りとも言えます。
そして、泥除けがついている場合、雪がさらに溜まりやすくなります。泥除けに雪が溜まり、さらには除雪剤も溜まり、サビの原因となってしまいます。
このようなデメリットがあるので、雪国での泥除けはあまりおすすめ出来ません。
しかし、こまめに足まわりの洗車をすればサビのリスクは減ります。
さらに泥除けには、跳ね上げた雪による車の汚れを防ぐ効果があります。ですので、こまめな足まわりの洗車が可能な方には、泥除けはおすすめと言えます。
関連記事：冬の運転に潜む危険と安全運転のコツ
駐車が苦手な方
バック駐車をする場合、タイヤが車止めにぶつかるまでバックさせると、先に泥除けが車止めにぶつかります。それによって、泥除けは簡単に破損してしまいます。
ですのでバック駐車するときには、マッドガードを破損させないように、車止めの手前で車を停める必要があるのです。
運転初心者なので、余計な心配をしたくないという方については、運転に慣れるまで泥除けをつけないというのも、選択肢のひとつです。
関連記事：車の運転初心者に多い失敗とは? その原因と対策を考えてみよう!
泥除けをつける3つの方法！
車に泥除けを取り付ける場合、3つの方法があります。かかる費用の安い順からご紹介していきます。
- 購入時オプション
- 自分で取り付け
- ディーラーに依頼
購入時オプション
車両本体、車検、税金、ガソリン、オイル交換など車にかかる費用は家計に大きな負担が掛かりますよね。それの負担をできるだけ小さくしたいと思うのは、自然なことです。
車を購入するときは、販売員の方も営業成績を上げるために必死です！場合によっては、泥除け本体の費用と工賃をサービスしてくれる可能性があります。
ですので、泥除けを車の購入時にオプションとしてつける場合は、費用０円もありえるのでお得です。
車を購入するというのは、大きな出費になるので不安ですよね。いろいろなオプションをつけていたら、予想外な出費をしてしまったなんてこともありえます。
関連記事：『車を買う前にチェック! 本当に必要なオプションはコレ!』
自分で取り付け
純正以外の泥除けは、５０００円の商品からあります。純正品より価格が安く、さらに工賃も抑えられるため、費用面においては魅力的です。
しかし、自分で時間と労力を使って泥除けを取り付ける必要があります。その際、取り付け不良や車に傷を付けてしまうといったリスクがあります。
ですので、自分で泥除けを取り付けすることは、車のメンテナンスが趣味という方以外にはおすすめ出来ません。
ディーラーに依頼
ディーラーに泥除けの取り付けを依頼するのが一般的です。その場合、工賃を含めて２００００円程度の費用がかかります。
しかしプロの施工なので、取り付けは安心しておまかせ出来ます。
まとめ
この記事では車の泥除けをつけることは、自分や周りの車を傷や汚れから守り、さらには交通マナーを守ることだということを解説しました。
仕事や買い物など、生活の中の多くの場面でお世話になる自分の車のキレイさを保つことは、あなたの心のキレイさを保つことでもあります。
この記事を読んで他の車への配慮ができるようになったあなたは、社会人Lvがアップし、かっこいいと思われ信頼される大人へとまた一歩近づいたことでしょう。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
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