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また高齢者ドライバーの事故か……
ねえ、前々から疑問だったんだけど、どうして最近こんなに多いの?急にニュースでよく見るようになったわよね?
そうだね。じゃあ今日は高齢者の運転について、考えてみようか
あなたは今日、何台の車を見ましたか?
終戦後、昭和40年代から急速に普及していった車は、今や私達の生活に無くてはならないものになりましたよね。
ですが最近、高齢者ドライバーが起こした悲しい事故のニュースを、テレビで頻繁に見るようになりました。
「どうしてこんなことが起こるのかしら……」と不思議に思っている方も多いのではないでしょうか。
それには、高齢者ならではの特徴が関係しているんです。
これを知っておくことで高齢者に対する見方も変わります。
そして、何より身内に高齢者ドライバーがいた場合、事故を起こす側になるのを防ぐこともできるでしょう。
今回は、高齢者ドライバーの特徴と事故対策、さらには「免許返納って今話題だけど、ホントのところどうなの?」ということについてもご紹介していきたいます。
目次
人は歳を取るにつれて認知機能が低下する
悲しいことですが、人は老いには逆らえません。
皆さんにもこんな経験はありませんか?
- 最近人の名前が覚えられない
- 昨日の夕飯で食べた物が思い出せない
- 物の名前等がすぐに出てこず、「これ」「あれ」になってしまう
これらは全て認知機能が低下してきているのが原因です。
認知機能というのは、簡単に言えば五感を通して脳に入ってきた情報を上手く処理する機能のことです。
「認知」って、認知症の「認知」?
はい、その認知で合っています。
認知症は、認知機能が著しく低下し、日常生活に支障をきたしている状態が6ヶ月以上続いた場合に診断されるそうです。
認知機能が低下すると、当然脳は情報を処理することができないので、体も上手く動かせなくなり、結果的に取り返しのつかないミスを起こしてしまうようになるんです。
なるほどね。「仕方がないこと」とは決して言えないけど、高齢者が事故を起こしやすいのにもちゃんと理由があるのね
そうだね。脳の機能の問題だから、本人の意識だけで100%事故を防げる、というものではないんだ
高齢者ドライバーの特徴
じゃあこの認知機能が低下することで、具体的に車の運転をする時にどのような弊害が出てくるのかということを、1つずつ見ていきましょう。
視野が狭くなる
比喩的な意味ではなく、実際の話です。高齢者は、視野が20〜30代の半分以下だと言われています。
さらに、視野には周辺視野といって、ぼんやり見えてはいるけれど意識してはいない、という部分があります。
歳を取るにつれてこの周辺視野の割合が大きくなるので、道路脇の歩行者などがだんだん認識しづらくなってくるんです。
視界が悪くなる
「高齢者は白内障になる」というイメージはありませんか?
目の水晶体は歳を取るにつれて白く濁っていくので、だんだん視界がぼやけてきます。
視野が狭い上に視界も悪いなんて、相当運転しづらそうね
そうなんだ。例えるなら、ゴーグルを付けて土砂降りの雨の中をワイパーなしで運転する感じかな
そんなに!?何だか道路を走るのが怖くなってきちゃった……
反応が鈍くなる
車を運転していると、頭はまだ若いままで、運転できるつもりになっているんだけど、やっぱり体がついてこなくて、ひやっとしたことが何度かあるんだよね……
私の義父は70歳を超えている高齢者ドライバーですが、この間こんなことを話しいていました。
何故こういいたことが起こるかというと、認知機能が低下することで脳からの情報処理が上手く伝わりにくくなります。
ですので、反応するまでに時間がかかるようになってくるのです。
その結果、とっさの出来事に瞬時に反応することが難しくなってしまいます。
聴力が衰える
これは高齢者の代表的な特徴ですよね。
聴力が衰えることによって、自分の車に近づいてくる物に気付きづらくなるので、接触事故を起こしてしまう可能性があります。
ちなみに免許更新の条件として、10mの距離から90デシベルの音が聞こえること、というのがあるんだ。ちょうど女性や子供向けの防犯ブザーぐらいの音だね
そうなのね。でも、静かな状態で耳を凝らして検査すれば聞こえるかもしれないけど、都会の中で自分も運転しながら、となると、また話が変わってきそうね……
駐車場での事故が多い
そうそれ!ずっと気になっていたんだけど、なんで駐車場なの?駐車場なんてスピードも出てないし、そんなに事故が起こるとは思えないんだけど……
皆さんもニュースを見ていて気になりませんでしたか?事故を起こしたのは駐車場、というパターンが多いですよね。
私もみさきさんと同じことを思って調べてみたのですが、それにはこんな理由がありました。
- 【複雑な動作に対応できない】
駐車場では、細かなハンドル捌きや微妙な速度調節、周辺の空間把握など、複雑な動作が必要になる - 【限られた空間の中で焦り、慌てる】
認知機能の低下した高齢者は情報を処理するのが苦手なので、簡単に言えば頭がパンク気味になる - 【同時に複数の動作を行うのが苦手】
さらに駐車の際に体を捻って後ろを見ながら行うとなると、とたんに前後関係や自分の足の位置等があやふやになる
このように駐車場では、複雑な動作を同時に複数行う必要があります。
情報処理が苦手な高齢者はこれについていけず、反応が遅れやすくなる結果、事故に繋がってしまうのです。
なるほど、だからアクセルとブレーキを踏み間違えるというミスが多いのね。正直「そんなことってある?」と思っていたんだけど、納得したわ
事故を防ぐために
では事故を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。これも1つずつ見ていきますね。
高齢者ドライバー自身で意識する
まず高齢者ドライバー自身が、「自分は高齢者である。若い頃と同じではない」と意識することが大切です。
私の義父も、こんなことを言っていました。
頭は若いままのつもりだから、運転する時も今まで通りで、特別意識はしていないよ
自転車と同じで、一度乗れるようになると意識しなくても乗れるのが車だと思いますが、若い頃とは違うということを意識して、改めて安全に気をつけながら運転して欲しいと思います。
事故に繋がりそうな兆候を見つける
意識することと関係していますが、より具体的なチェック項目があります。以下のようなことがあったら要注意です。
- 駐車する際に斜めに停めてしまう、ハンドルを切り返す回数が増えている
- 車体によく傷がついている
- 高速道路の出入口や料金所の通過、車線の移動や合流が怖く感じる
- 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった
本人にはなかなか自覚がないので、一緒に乗っている家族などにチェックしてもらうのもいいですね。
事故予防のための技術を利用する
「そうは言っても意識だけでは限界がある」という方は、技術に頼ってみてはどうでしょうか。
最近は車もどんどん高性能になって、自動運転や自動ブレーキ、ドライブレコーダー、衝突等の危険を回避するスマートアシストなど、便利な機能がたくさん付いていますよね。
そういった車に乗り換えるだけでも、事故を起こす確率を減らすことができます。
また、シルバーマークを付けるのもいいでしょう。シルバーマークは高齢者マークとも呼ばれ、このマークを付けた車は70歳以上のドライバーが運転していることを意味しています。
昔はオレンジと黄色の2色を使った水滴型で、もみじマークとも呼ばれていましたが、2011年にデザインが一新され、4色のクローバーマークになりました。
義務ではないので付けなくても罰則はありません。
ですが反対に、このマークを付けた車に対して幅寄せや割り込みなどを行うと交通違反になるので、比較的周囲にゆとりを持った状態で運転できるでしょう。
免許更新時の講習と検査で自覚する
これは恥ずかしながら知らなかったのですが、運転免許を更新する際に、高齢者にのみ義務付けられているものがあります。
70歳以上に対する高齢者講習と、75歳以上に対する認知機能検査です。
この認知機能検査で引っかかると、過去1年間の交通違反の有無に関わらず、全員に医師の診断が義務付けられます。
そしてそこで認知症だと診断されれば、免許が停止か取り消しされることになるようです。
そんな検査があるのね。これなら安心だわ!
検査で合格したからといって次の更新まで事故を起こさないという保証はないけれど、こういう検査があるのはありがたいね
例え検査が合格だったとしても、今後について考えるいい機会です。
少しでも「ちょっと今日の検査は危ないところがあったな」と思ったら、取り返しのつかないことになる前に、運転を続けるべきなのかどうか、よく考えてみて欲しいと思います。
免許返納について
色々考えたけど、やっぱり何かあってからじゃ遅いし、車を運転するのやめようかな……
と思ったら、免許を返納しましょう。
免許返納するとどうなる?
免許返納とは、文字通り運転免許証を返納することで、それによりもう車を運転することができなくなります。少し名残惜しいですね。
「身分証明書がなくなるのは困る」と思うかもしれませんが、返納する際に手続きをすれば、運転経歴証明書というものが発行され、身分証明書として使用することができます。
さらに、高齢者運転免許自主返納ロゴマークが付いているお店や交通機関などで割引サービスを受けられるようになります。
高齢者は免許返納すべき?
最近高齢者ドライバーの事故のニュースも多いし、高齢者は免許を全員返納したらいいんじゃない?割引サービスも受けられるっていうし
うーん、そういう意見も確かにあるけど、そう簡単な話じゃないんだよね……
ここまで高齢者ドライバーの事故に関して見てきました。
「ニュースでもよく見るようになったし、事故の件数ってかなり増えてるんでしょ?」と思いますよね?
……意外かもしれませんが、日本の交通事故件数と交通事故死亡者数は減少し続けています。
理由は簡単、昔に比べて道路も整備されていますし、シートベルトもほぼ強制。車の機能も充実していて、安全性が高まったからです。
「高齢者に関しては?」と思うかもしれませんが、年齢層別の人口10万人あたりの事故件数の推移を見ると、こちらも特に急増しているということはなく、むしろ緩やかな減少傾向にあるそうです。
ただし、75歳以上と75歳未満の死亡事故件数を比較すると、75歳以上の方が10万人あたりでは2倍以上多く発生しているとのこと。
つまり、75歳以上の方が事故を起こしやすいのは事実だけれど、年齢層別の人口10万人あたりでは事故の件数は減っている。
最近高齢者ドライバーの事故をよく見るようになったのは、単純に高齢者の人口が増えたから、ということなんですね。
ちなみに、一番事故の件数が多いのはどの年齢層だと思いますか?
……正解は若年層です。考えてみればそうですよね、免許を取りたての頃の方が、運転に不慣れなので事故も起こしやすいですよね。
なので、最近ニュースでよく取り上げられるからといって「高齢者の運転は危険だ!免許を剥奪すべきだ!」と非難するのは、ちょっと早いということです。
なるほどね〜。難しい問題なのね
「田舎に住んでいるから免許がないと困る」という声もあるしね。色々なことを考慮して、皆で最善な道を選んでいけたらいいね
まとめ
高齢者の運転が危険なのは、若い頃に比べて認知機能が低下しているのが原因です。
免許返納に関しては、今社会も着々と制度を整えているところで、これからどんどん敷居が低くなってくるでしょう。
とはいえ、免許を返納するというのは、恐らく相当覚悟のいること。
「老いた自分」という現実を叩きつけられているような気がして、ショックを受ける方も多いのではないでしょうか。
免許返納するにしろしないにしろ、高齢者が少しでも長く生き生きとした自分らしい生活を送れるよう、社会全体で取り組んでいかないといけませんね。
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相手のご家族への対応もしなけらばなりませんし、自分の家族にだって辛い想いはさせたくないですよね。
更に、保険は地震などの天災に対応しているものもありますが、そうでないものもあるんです。知っているか知らないかは大きく差が出てきますよ。
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