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車でお出かけする時に乗り心地は大事なポイントです！
特に旅行やレジャーを車で楽しむ人は、移動中も車内で快適に過ごしたいですよね。
でもせっかくの楽しいお出かけで、移動中に体が痛くなったり乗り心地が悪いと感じたまま目的地に到着したらどうでしょう？
体の不調から目的地で楽しく遊べなくなってしまうかもしれません！
そうならないために、ここでは車の乗り心地が悪いと感じる原因とその対策についてご紹介していきます。
楽しいお出かけのためにしっかり学んでいきましょう！
目次
乗り心地が悪いと感じるときはどんな時?
運転席・助手席・後部座席によって多少の違いはあるかもしれませんが、どんな時に「乗り心地が悪いなぁ」と感じるでしょう?
3つのポイントを挙げました。
- シートが窪んでお尻が沈む、身体が傾いているように感じる時
- 走行中ガタガタと車内が揺れて振動が激しい時
- カーブやブレーキで頭がフラフラ揺れているように感じる時
それでは、1つずつみていきましょう。
シートが窪んでお尻が沈む、身体が傾いているように感じる時
「シートが窪んでお尻が沈む」「身体が傾いているように感じる」このようなことは新車ではあまりないでしょう。
しかし、中古車や年月の経っている車を使用している人の中には座席のシートや背もたれがくたびれてしまい少し窪んでいる車を使っている人もいますよね。
長時間そのようなシートに腰かけていると、腰が痛くなってきたり肩が凝ってきたりすることもあるかもしれません。
また車種や内装のオプションによっては、シートの材質が熱に弱いものもあります。
特に革製のシートは高温多湿に弱いです。
そのため比較的新車の場合でも、シートの劣化によって乗り心地の悪さを感じる人もいることでしょう。
走行中ガタガタと車内が揺れて振動が激しい時
お出かけの際は、舗装されている綺麗な道路を走行するばかりではありません。
時には砂利道や舗装の甘い凸凹道を走行することもあります。そんな時はお尻や体全体で凸凹道に乗り上げた時の振動が伝わってきてしまいますね。
車内でDVDやTVを鑑賞している時や、好きな音楽でリラックスしている時にそのような状況になってしまったらどうでしょうか?
体がガタガタ揺れて気分が悪くなってしまったり、お気に入りのシーンで画面がガタガタ揺れて見えたりと、居心地の悪さが想像できます。
カーブやブレーキで頭がフラフラ揺れているように感じる時
乗り物酔いしやすいという人の多くは特に共感できるポイントです。
山にお出かけした時や市街地で信号の多い道を走行している時など、カーブやブレーキが繰り返されるシーンを想像してみてください。
頭が前後左右に細かく何回も揺さぶられてしまうと、乗り物酔いしやすくなってしまいますね。
山間部の走行はこれに加えて、舗装されていない道路を走行するなど車内がガタガタ揺れるリスクもあるため、一層車酔いの危険性が増してしまうでしょう。
体が揺さぶられて下を向き続きけてしまうと、せっかくの楽しい旅行も気分が台無しとなってしまいます。
車の乗り心地をサッと改善するには?
それでは、そんな乗り心地の悪さをサッと改善する方法にはどんなものがあるのでしょうか?
まずは初級者でも安く手軽に実施できる対策を紹介していきます。
車のシートを見直してみよう
まずは、多くの人が乗り心地の対策を行いやすい「車のシート」に注目してみましょう。
車で遠方にお出かけする際には、どうしても同じシートの上に長時間座っていることになります。
そのため「正しい姿勢で腰かけていること」や「腰や肩に余計な力が加わらない姿勢でいること」この2つが大切です。
特に現代人の多くは腰ではなくお尻と肩を使って斜めに座るので、腰や肩に大きな力が長時間かかり続けてしまいます。
シートのリクライニングを上手に活用すればある程度は解消できます。
しかし、助手席の人がリクライニングしすぎると後部座席の人が狭くて不快に感じてしまうかもしれません。
そこで、100円ショップや雑貨屋さんで入手できる「クッション」を活用してみましょう。
枕の半分くらいの大きさのクッションでも十分ですので、隙間を埋めるように腰や首の隙間に当ててみてください。
そうすることで体の一部に集中してかかっている体重が上手に分散されて、座っている姿勢がだいぶ楽になります。
シートに座るとき背中・腰・お尻・太もも全体がシートにしっかり接していることがポイントだと覚えておきましょう。
体の体重をシート全体で分散するようにクッションの当て方を工夫してみるとよいです。
最近はお昼寝用のネックピロー(首に巻き付けるタイプの枕)なども販売されています。
そのため、体のパーツに合わせた形状のクッションや小さい枕をピンポイントでシートの下に挟むのも効果的ですよ !
もちろん座布団のようなものでも効果が期待できます。
ただし、運転席の人はやりすぎると運転操作や目視確認に支障をきたしますので注意が必要です。
車のタイヤと乗り心地の関係
次は、車のタイヤを対策してみましょう。
「え？車の外についているタイヤって乗り心地に影響するの？ 」と感じた人も中にはいるかもしれません。
実は乗り心地にとても影響しているんです。
あなたが座っているシートは車のボディにくっついており、そのボディはタイヤによって支えられています。
そのため、タイヤのホイール変形や空気漏れがあるとタイヤがグニャグニャしてしまい、室内のガタガタ揺れにつながってしまうのです。
対策としては、ドライブ前にタイヤの空気圧チェックをするのが一番手っ取り早く効果的でしょう。
最近はガソリンスタンドにセルフチェックできるタイヤのエアーチェッカーを設置しているところも多いです。
給油時に併せてついでに空気圧をチェック・補充することで、室内のがたつきを多少抑えることができるでしょう。
タイヤの空気圧は高すぎても良くないので、車種ごとに適した空気圧になっていることを確認してください。
タイヤは使用年数が長くなるほど溝が削れてしまいます。さらにはタイヤの形状も変形しやすくなってしまうのです。
そこでコストがかかってしまいますが、タイヤを交換することも乗り心地を改善するには必要な選択肢だと言えるでしょう。
「コンフォートタイヤ」という、乗り心地をよくするためのタイヤもありますのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
上級者は車のパーツにも注目
ここからは上級者の乗り心地改善テクニックです。
車の構造やパーツに詳しい人は「サスペンション周辺のパーツ」に注目してみましょう。
サスペンションとは、簡単に言うと車の振動や衝撃(走行中に路面から伝わるもの)を吸収して車体(車室内)を安定させる装置のことです。
タイヤの車軸とボディの間にゴムやバネが接続されていると思ってください。
そのサスペンションを構成しているブッシュ(ゴム部分)やダンパーオイル、スプリングレートなどを交換・変更することで、路面の衝撃を今まで以上に吸収することができるようになります。
カーブの走行やブレーキで停車するときに、快適さの違いを感じることでしょう。
ここで、ちょっと用語を解説します。
- ブッシュ
バネとダンパーを車体に接続する部分に挿入されているゴムを指しています。当然、劣化するとゴムは固くなり、ひび割れて破損してしまいます。この現象は古い輪ゴムなどで経験した方も多いはず。 - ダンパー
サスペンションのバネが振動や衝撃の力で縮んだ後、すばやく伸びて戻ろうとする力をゆっくりとした動作へ変換し、バネの力を鈍らせる筒状の部品です。オイルを使っているので、新しいオイルを入れることで、滑りがよくなります。 - スプリングレート
バネの硬さを示しています。これは少し難しいですが、硬さが硬ければいい、柔らかければいいと一概には言えません。どんな路面をよく走行するかによって、最適な硬さが異なってくるからです。
専門的な知識があまりない方も中にはいらっしゃいますよね。
そういった方は「車の構造やパーツのことはよくわからない……」「部品を素人が勝手にいじって故障してしまったらどうするの？ 」と心配になってしまうでしょう。
そのせいで自分では手が付けられない人もいるかもしれません。
そんな人は、カー用品の専門店で店員さんに相談してみると安心です。
必要なオイルやパーツもお店ですぐ入手できますし、親切なお店ではそのまま車をピットインして修理・調整してくれるお店もありますよ。
「乗り心地が悪いので車の構造やパーツを見直したいです！ 」とまずは一声かけてみましょう。
まとめ
車の乗り心地を改善するポイントについて紹介させていただきました。
乗り心地は人によって感じ方が異なります。
クッションのように個人に合わせて簡単にカスタマイズして改善できるものもあります。
さらには、車そのもののパーツを見直すことで車室内全体の快適さを向上させてお出かけがグッと楽しくなりますよ。
あなたにとって快適な乗り心地となる車へチェンジして、家族や友人と一緒に楽しいドライブにお出かけしましょう。
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