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道案内だけに留まらない多彩な機能が付いているカーナビ。便利でドライブを楽しくさせてくれるツールの1つとして欠かせない存在ですが、非常に危険な落とし穴も隠されています。
でも、大丈夫です! 何事もそうですが、何が危険なのかを知っていれば、先回りで予防することもでき、万が一、事が起こってもある程度は落ち着いた気持ちで対応することができるでしょう。
今回は「カーナビの見過ぎに潜む隠された危険とはどのようなことなのか?」「軽自動車で安全に運転するにどのようなカーナビが適しているのか?」の2点についてお伝えしようと思っています。
目次
カーナビの見過ぎに隠された危険とは、点数だった
2019年12月より道路交通法の改正に伴い、「ながら運転」への罰則が厳しくなりました。
携帯電話に限らず、カーナビの見過ぎ(注視)も対象です。
普通車が「ながら運転」で違反をすると、どのような処分となるのでしょうか? その一つとして、次の点数が加算されます。
- 携帯電話の使用等【保持】:3点
- 携帯電話の使用等【交通の危険】:6点
この点数は違反点数制度と呼ばれるもの。
運転者の過去3年間の交通事故や交通違反に対して一定の点数をつけ、その合計点数が所定の基準に達した場合に、行政処分として運転免許の取消・停止等の処分を行う制度です。
点数については後述しますが、1番簡単な例を1つ挙げると、6点の点数が加算されると、今まで事故や違反に無縁だった人でも、一定期間運転ができなくなってしまう事態が生じます。
カーナビの見過ぎに隠された危険とは、このことだと、私は思うのです。
補足説明:違反点数制度とは?
先程も少し触れましたが、違反点数制度とはどういうものか? というと、交通違反があると違反点数というものが加算されていくシステムです。
基本ルールでは、3年以内の違反までその点数は累積されます。
次の「点数計算と処分量定」をもとに、点数制度等について少し説明しますね。
- 【前歴0回の場合】0-5点:処分なし、6-8点:免許停止30日
9-11点:免許停止60日、12-14点:免許停止90日
15点以上:免許取消 - 【前歴1回の場合】1-3点:処分なし、4-5点:免許停止60日
6-7点:免許停止90日、8-9点:免許停止120日
10点以上:免許取消 - 【前歴2回の場合】1点:処分なし、2点:免許停止90日
3点:免許停止120日、4点:免許停止150日
5点以上:免許取消 - 【前歴3回の場合】1点:処分なし、2点:免許停止120日
3点:免許停止150日、4点以上:免許取消
※今回は3回まで載せましたが、前歴は3回以上もあります。
前歴とは?
過去に免許停止や免許取消の処分を何回受けたかという履歴。
基本ルールとして、過去3年間の回数から処分の内容は決まり、回数が多いほど、点数が低い違反であっても、初めから重い処分となります。
例外として無事故無違反者へは優遇措置があり、免許停止処分終了後1年間無事故・無違反で過ごすと、前歴が1つマイナスされるというものです。
ただし、前歴が2の場合は1年目で1つマイナスとなりますが、2年目でさらにもう一つマイナスとはなりませんので、気をつけて下さいね。
停止(免許停止)
運転を一定期間禁じる処分。
例えば、前歴が0回かつ過去3年間の違反点数が6点以上14点以下の場合、運転ができなくなります。その期間は最短で30日、最長は150日です。
- 取締から概ね1ヶ月以内に通知書が送られてくる
- 通知書に記載された日時・場所に従い出頭する
- 所定の手続きを経て、免許停止の処分が下される
受けた処分には納得するものの、停止期間終了まで運転ができない日々を過ごすことが辛い方もいらっしゃると思います。
そんな方は「違反者講習」か「停止処分者講習」(どちらの講習を受けることになるかは、各々の違反状況によって変わってきます)を受けると、運転ができなくて困ったなあ・・・と思いつつ過ごす日を短くできますので、受講することも検討して下さいね。
取消(免許取消)
度重なる交通違反により運転免許を取り上げられる処分。
恐ろしいことに運転をもう1度したければ、免許証を再取得しなければなりません。
例えば、前歴が0回かつ過去3年間の違反点数が15点以上となった場合、免許を没収されます。その期間は原因となった行為の重さで変わり、最短で1年、最長は10年です。
- 取締から概ね2週間ほどで、意見の聴取通知書が送られてくる
- 公安委員や警察、運転免許試験場に出向き、違反時の状況等について事実確認を受けたり、処分される本人が意見を述べる
- 処分が軽くなることなく、免許取消が言い渡されると、運転免許取消処分書を受領。その日から欠格期間(一定期間免許が再取得できない期間)が進行となる
免許証がなくなってしまっては、運転をしたくてもできません。そこで、これからも運転をしたいと思う人は、免許証を初めて受け取ったように運転免許試験を受験する必要があります。
- 取消処分違反者講習を受ける
- 修了証を受け取る
- 運転免許試験場で一発試験を受けるか、指定された自動車教習所に通う
- 免許を再取得する
※1について 欠格期間中でも受講できますが、修了証は1年間の期限が付いています。
違反点数が消えるケース
違反点数がリセットされるケースに次の4つがあります。
- 過去1年以上、無事故無違反で過ごす
- 免許取消、または免許停止の処分の後、無事故・無違反でその期間を経過
- 免許取消、または免許停止の処分の後、違反者講習を受講
- 過去2年間違反しておらず、3点以下の交通違反をしたが、その後3ヶ月の間に違反することなく過ごす
【道路交通法】は安全運転への指針
世の中の生活は色々な法律のもとに成り立ち、その法を犯してしまった場合、罪や責任を課せられることもあります。
道路交通にも法律はあり、自動車交通の急激な進展に対処した「道路交通法」が道路における危険を防止し、交通を円滑に行うことを目的として、1960年に公布されました。
もし、法律違反をしたと見なされた場合、「大きな事故になる前に止めてくれて感謝します!」と気持ちを切り替えてくれる人もいるでしょうが、そうではなく、「今日はなんてツイてない日なんだ・・・」と思ってしまう人もいると思います。
法律を事細かに頭に入れておく必要はないと思いますが、よく見聞きする法律や罰則については少しだけでも知っておくと、精神的な余裕という心の面での安全運転に繋がるかもしれせんね。
増加傾向にある事故件数
下のグラフにあるオレンジ色の線を見てみると、残念なことに、車に装備しているカーナビ画面を見過ぎることが原因による交通事故も多く起こっています。
引用元:政府広報オンライン公式サイト
こうした状況の中、「ながら運転」の罰則は以前より厳しくなったのです。
運転者が守るべき事項とは?
改正された道路交通法の条文には、「ながら運転」をしないよう運転者が守るべき事項が挙げられています。
- 携帯電話等を手に持ち、通話をしながら運転をしてはいけない
- 車に備え付けもしくは持ち込んだ画像を表示する機器を注視しながら運転をしてはいけない
※通話においては緊急事態(救援等)のケースは除く
参考:道路交通法第71条 5の5より
カーナビは2つ目に挙げた「画像を表示する機器」に該当するのです。
さて、みさきさんも困ってしまった「注視」とは一体どれくらいの時間を指すと思いますか?
世間一般には「2秒」というのが概ね言われている時間ですが、実のところ、警視庁は時間の明記をしていないのです。
ということは、警察は「安全運転をしていなかった!」という判断をすれば、秒数なんて関係ありません! と言いたいのかもしれません。
余談にはなりますが、世間で言われている「2秒」の根拠はこれにあるのではないか? と思われているものを載せておきますね。
ひと休憩:注視2秒ルールの根拠
ここでは余談ではありますが、世間一般に言われている「注視」2秒ルールについて紐解いていきたいと思います。
次のグラフを見て下さい。
引用元:警視庁公式サイト
走行距離を見てみると、2秒間でかなりの距離を進んでいることが分かるでしょう。2秒という時間は、運転者にとって追突等の事故を起こす危険を感じる時間とも言われています。
【ながら運転】をした罪とは?
先程は「ながら運転」で取り締まりを受けた際に加算される点数のことを少しお話しましたが、点数を含め、普通車では次の処分が下されます。
携帯電話の使用等【保持】
携帯電話の使用等(保持)での、処分は以下の通りとなっています。
ちなみに、携帯電話の使用等(保持)とは、通話(保持)、画像注視(保持)する行為のことです。
- 罰 則:6月以下の懲役または10万円以下の罰金
- 反則金:18,000円
- 点 数:3点
携帯電話の使用等【交通の危険】
次に、携帯電話の使用等(交通の危険)での、処分の内容はご覧の通りです。
携帯電話の使用等(交通の危険)とは、通話(保持)、画像注視(保持)、画像注視(非保持)することによって交通の危険を生じさせる行為のことを言います。
- 罰 則:1年以下の懲役または30万円以下の罰金
- 反則金:適用なし 非反則行為となり、罰則が適用
- 点 数:6点
ということで私もよく分からなかったので、とある県の交通安全室に電話をしてみたところ、優しい女性が電話口に出られ、とても丁寧に違いについて教えて下さり、お話を聞くことができました。
【保持】と【交通の危険】の違い
以下が携帯電話の、保持と交通の危険の違いになります。
- 携帯電話の使用等【保持】:携帯電話やスマートフォンを手に持ち、通話したり、画面を見る(保持)行為を指します。車に備え付けカーナビについては、現段階では保持に該当せず、注視自体はとても危険なことですが、その行為を規制する法律はありません。
- 携帯電話の使用等【交通の危険】:携帯電話やスマートフォンを手に持ち、通話したり、画面を見る(保持)、又は車に備え付けのカーナビなどを見ている(非保持)状態で事故を起こしたり、危うく事故を起こしかけた場合を指します。
例えば、運転中に手に持ちながら、カーナビ代わりにスマートフォンのアプリを利用している場合は①に該当し、違反となります。
また、スマートフォンをカーフォルダー等にセットし、カーナビ代わりとすると②に該当し、事故を起こすようなことになれば、違反となるでしょう。
関連記事:車でのながらスマホの危険性!その理由と命の危機を守る対策法
現在のカーナビの主流
現在、カーナビの設置タイプは大きく分けると、2種類あります。
これに加え、メーカーオプションと言われるパネルと一体型となっているものもあるのですが、こちらは、ほぼ社外カーナビに交換はできません。
- 2DIN
- ポータブル
2DINとは?
車内にあるダッシュボードにはめ込むタイプのカーナビのことです。
「DIN」とは、ドイツの工業規格の名称(日本でいうJIS規格)で、カーナビを置くスペースの規格を意味します。
2DINは、縦100mm×横幅178mmとなっており、このサイズに合わせた7型が一般的なサイズと言えます。
- ナビとオーディオ機能を一体化したタイプ
- 見た目がスタイリッシュ
- 車種によっては目線より下の方に設置することもある
- 【ナビとオーディオ機能を一体化したタイプ】
現在の主流となっている画面が表面に出ているタイプ。オーディオと一体となっており、ラジオやCD、DVDの再生も可能です。
- 【見た目がスタイリッシュ】
取り付け配線が見えないため、非常にスタイリッシュです。
- 【車種によっては目線より下の方に設置することもある】
カーオーディオスペースに装着するため、取り付け位置が固定されます。そのため、ポータブルナビのように好きな位置に配置できず、場所によっては運転の際に少し見えにくい場所にカーナビを設置するといったデメリットが生じることがあるのです。
ポータブルタイプとは?
ダッシュボードの上に、吸盤などで取り付け使用します。また、持ち運びも可能なため、歩きながらも使用ができるでしょう。
- 視野移動が少ない場所に設置できる
- 車種を選ばず好きなタイプを設置できるけれど、配線が目立つ
- 低価格帯で購入できる商品が充実
- 日差しが強い日は視野に影響が出るタイプもある
- 【視線移動が少ない場所に設置できる】
好きな場所に設置できるので、運転中に見やすい位置にカーナビを置けます。注意する点としては、エアバックやエアコンの送風口の真上にモニターが来ないように取り付けましょう。モニターのサイズが自由に選べるのも魅力の1つだと思います。 - 【車種を選ばず好きなタイプを設置できるけれど、配線が目立つ】
簡単に持ち運びができるので、様々な車に簡単に取り付けられます。注意する点としては、電源をシガーチャージャーから取るために、配線が目立ってしまうことです。 - 【低価格帯で購入できる商品が充実】
本体価格が安いアイテムも多く、「地図情報が正しく見れれば、それでいい! という方にはピッタリの商品です。 - 【日差しが強い日は視野に影響が出るタイプも】
日差しが強い日はフロントガラスから入ってくる光を直接受けることで、画面が反射して見えにくいタイプもあります。
軽自動車での安全運転を重視したいなら?【ポータブルタイプ編】
引用元:パナソニック公式サイト
ポータブルにするか、2DINのカーナビとするかは皆さんのライフスタイルによって異なると思います。
では、ポータブルタイプを付けるのならば、何に重きを置けばいいのでしょうか?
それは、視界を妨げることがないサイズを選ぶこと。
軽自動車の中でも比較的小さな車で使用するのであれば、「5インチ」のポータブルカーナビがオススメです。
画面サイズが小さいのは否めませんが、コンパクトで場所を取らず、視界も妨げられにくいでしょう。幅約13cm、高さ約9cm程度と小さく、ダッシュボードに取り付けても邪魔になりません。
また、万が一、視野が狭くなってしまうと、道路運送車両の保安基準に規定される「前方視界基準」に反してしまう可能性もあります。
補足説明:「前方視界基準」とは?
2018年11月から施行されている「前方視界基準」。
この内容は、運転者から見える前方や側方の視界をクリアにしましょうというもの。
これに基づくと、ダッシュボード上に設置したポータブルナビ等が視界を妨げる取り付け方をしていると見なされたら違反の対象となってしまいます。
違反となれば、整備命令ということで、取り外しを要求されることになり、車検に通らないケースもあるようです。
ダッシュボード上へのポータブルナビの設置をする場合は、前方や側方の視界が設置前と変わらないサイズにするように注意しましょう。
軽自動車での安全運転を重視したいなら?【2DINタイプ編】
引用元:ケンウッド公式サイト
最近の軽自動車は車内空間が広いものも多くなっています。
車内空間が広いと、カーナビも少し大きな画面にしても違和感はないです。
では、2DINタイプを付けるのならば、何に重きを置けばいいのでしょうか?
それは、車内空間に合ったサイズを選ぶことでしょう。
車内空間があまり広くない車種は通常の7型がいいと思います。
その理由は、小さな部屋に大きなテレビがあると、距離が近すぎて見えにくいといった弊害は車内空間でも同じことが起きてしまうため。
車内空間が広い車種は、画面の見やすさをより良くしたいならば、8型もオススメです。実際、8型を選べる車種も増えています。
また、8型を取り付けることができない場合は、フローティングタイプも車種によっては取り付け可能のため、選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか?
関連記事:車の運転にカーナビは必須!? カーナビが故障した際の対処法とは?
まとめ
「ながら運転」をして、事故を起こしてしまった結果、一度に沢山の物を失う可能性があり、それをもう一度建て直すためには、時間や費用がかかること、また、事故を起こした相手へのケアも必要になるかもしれません。
そうならないよう、日々、些細なことかもしれませんが、いつもよりもほんの少し安全に気を配った運転をしたり、状況に応じて必要な装備に変えていくことが事故の発生の確率を下げ、楽しいカーライフを過ごせる1つの秘訣なのかもしれないと記事を書きながら思いました。
今回の記事が皆様の安全運転に繋がる一つの資料となっていただけると幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございます。
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そして、車を手にしたらどうしても心配になってしまうのが事故ですよね。せっかくのマイカーを事故で台無しにしてしまっただけではなく、相手に大怪我を負わせてしまった時に、もしも保険に入っていないとしたら莫大な借金を負ってしまうことになります。
相手のご家族への対応もしなけらばなりませんし、自分の家族にだって辛い想いはさせたくないですよね。
更に、保険は地震などの天災に対応しているものもありますが、そうでないものもあるんです。知っているか知らないかは大きく差が出てきますよ。