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トヨタヴィッツは1999年にスターレットの後継車として発売されました。ハッチバックタイプの車で「燃費が良いコンパクトカー」として人気がありますね。ヴィッツは小さい子供がいるママにぴったりの車です。
「軽ではパワー不足だし、車体が弱い気がする」とか「やはり車はトヨタだ!」という方も多いですよね。けれども同じトヨタからはの同じコンパクトカーのパッソや6人乗りのシエンタがあり、ホンダからは同タイプのフィットがモデルチェンジをして好評を博してます。「実際本当にヴィッツが良いの?」とゆらぎませんか?
ここではヴィッツが本当に子育てママにぴったりか、性能・安全・価格面全てをしっかり解説します。
目次
ヴィッツは子育てママ向け?
引用元:ヴィッツ公式
トヨタ製のコンパクトカーということは、小回りがきくので運転しやすく、ハッチバックなので後ろから荷物も積みやすいですね。ヴィッツがどんな車か、詳しく見てみましょう。
ヴィッツってこんな車
引用元:ヴィッツ公式
1999年に初代が発売され、全世界で売れている車です。ただ、海外では「ヤリス」という名前で販売していて、2020年には「日本でもヤリスになるのでは」と噂されています。
ヴィッツは5ドア仕様のハッチバックタイプのコンパクトカーで、女性でも運転しやすい車です。そして車高は高くないので、立体駐車場も問題なく止められます。また車体価格も120万円~とお手頃価格で、こちらも少しでも出費を抑えたいママさんにはぴったりですね。
ハイブリッド車もあり、少し車両価格は高くなりますが燃費もよく、税金も安く抑えることができるので、維持費が安くなりこちらもおすすめです。送り迎えや日々のお買い物だけでなく、ヴィッツでドライブするとさらに燃費がよくなるので、お得感もアップします。
だいたい1回ガソリンを満タンにすれば、700kmぐらい走れるから、普通に運転すれば1か月に1回給油すればOKです。本当に維持費は安いですね。
誰でも乗りやすく、大きな車は必要ない方向けなんですよ。
下記の動画で『ヤリス』について、外観や内装等が分かりますので併せてご覧くださいね。
他にも子育てママ向けの車は色々ある
「今人気の子育てママ向けの車は?」と調べると、よく出てくるのが”ダイハツのタント”、”ホンダのN-BOX”、”トヨタのシエンタ”です。あと、似たようなコンパクトカーと言えば”ホンダのフィット”があげられます。ヴィッツと簡単に比べてみましょう。
車両価格 | 燃費(JC08モード) | イチオシポイント | |
タント/4人乗 | 1,243,000円~ | 27.2km/L | 車高が高く、室内が広々。スライドドアが良い |
N-BOX/4人乗 | 1,411,300円~ | 27.0km/L | 日本で一番売れている車。安全性が◎ |
シエンタ/7人乗 | 1,850,200円~ | 15.4km/L | 室内が広く人も荷物もたくさん載せられる |
フィット/5人乗 | 1,455,300円~ | 24.6km/L | モデルチェンジし、乗り心地アップ |
どの車にも一長一短あります。タント・N-BOXは軽自動車なので、4人しか乗れませんし、室内を広く使えるようにしてあるので荷物をたくさん積めません。子供が2人以上いたり、キャンプなど遠出するのが好きなら、シエンタが最適ですね。
狭い思いをせずに全員乗れるし、荷物もたくさん積めますし、シートアレンジすれば車中泊も余裕です。ただし車両価格も高くなり、車体が大きくなる分、小回りが利かなくなり運転しにくくなります。
コンパクトカーのジャンルでヴィッツの一番のライバル車フィット。モデルチェンジし、大人気です。ガソリン車でも燃費良く、もちろんハイブリッド車も用意されていて、ファミリーカーとして購入する人も多いです。
ヴィッツはモデルチェンジに期待している人が多いのではないのでしょうか。
流行りの軽自動車も、大人数乗れるミニバンも良いわね。以外に軽自動車もヴィッツも金額的にはあまり変わらないのね。
お子さんが2人ぐらいまでなら、家族でヴィッツに乗ってドライブもできますよ。その間に節約して、子供の成長に合わせてミニバンに乗り換えもありです。
ヴィッツの性能面はどう?
引用元:ヴィッツ公式
ヴィッツの最後のフルモデルチェンジは2010年とかなり時間がたっています。それから10年近くたち、「現在の技術と比べてどうなの?」と思いませんか?
もちろんそのままのではありません。マイナーチェンジを繰り返し、その時々にアジャストしていますよ。2015年にエンジンの改良、2017年にハイブリッド車を追加しました。
このハイブリッドエンジンは現在でも燃費の良さではトップクラス!さすがトヨタ車です。
モデルチェンジから時間が経ってますが、マイナーチェンジしているので決して時代遅れじゃないですよ。
それなら安心ね。
口コミではどう?
口コミでは走行性能に関して良い口コミが少ないですね。
- 走行時のノイズがひどい
- 地面の凸凹をよくひろう
- 1.0L車はパワー不足
といまいちです。他社のコンパクトカーに負けないようにコストダウンした事に起因しているようです。近々あると噂されているモデルチェンジで良くなることを願うばかりです。
- 後ろにたくさん荷物をのせられる
- 車高が高くないので、立体駐車場でも大丈夫なので駐車時困らない
- 小回りがきき、運転しやすい
軽自動車と比べると、後ろのトランクが大きく、ベビーカーも余裕で積み込めるので、荷物が多くても安心ですね。また、近くに立体駐車場しかなくても、車の大きさを気にしなくてもよい、というのはありがたいですよ。
高さ制限に引っかかってせっかく空いている駐車場に止められないなんて、残念ですから。
街中がメインなのでそこまで乗り心地は重視してないけど、色々積み込めて、空いてる駐車場にポンっと止められるのは嬉しいわ。
乗り心地はクッションを敷けばかなり良くなるし、試乗して確かめてください。
マイナーチェンジして安全面は良い
引用元:ヴィッツ公式
走行性能も大事ですが、子供を乗せて運転するのだから安全性能が一番大事ですよね。これは2018年のマイナーチェンジでばっちりとなっています。ただし、グレードごとに標準装備とオプション装備にわかれますので、しっかり確認しましょう。
全車共通の安全性能
- VSC&TRC
両方とも、車両のコントロールをできずに事故をおこさないようにする機能です。VSCは走行中にタイヤが横滑りをした時に、自動的にエンジンとアクセルを調節して、車両を安定させる機能です。TRCは発進、加速時にタイヤの空回りを防ぐ機能です。
- EBD付ABS&ブレーキアシスト
急ブレーキをかけた時に車両を安定させる機能です。急ブレーキをかけた時に、電子制動により制動力をうまく分配し、タイヤロックを防ぐ機能です。またブレーキアシストも付いているので、踏み込みの速さや強さを感知して自動的に強くブレーキをかけます。
- コンライト
トンネルに入ったり、周囲の明るさが変化した際に自動的にライトの点灯・消灯をする機能です。
- ヒルスタートアシストコントロール
急こう配のスタート時にずり落ちないようにする機能です。
- 緊急ブレーキシグナル
急ブレーキをかけた時に、自動的にハザードランプを点滅させて後続車に知らせる機能です。
- ISOFIX対応チャイルドシート固定バーチ
チャイルドシートをシートに直接車両と金具で固定できる機能です。シートベルト固定より強固に固定できて、子育てママには安心です。ヴィッツにはリアシートの左右両方についています。
これだけでも、かなり安全だと感じますが、Fシリーズ以外のグレード(Jewela、Amie,U)にはさらにたくさんの安全性能が付くのです。
全車にこれだけ安全装備がついていれば安心。チャイルドシートも2個付けられるのね。
安全第一ですよ。必要最小限の装備は付いていないと心細いでしょう。
Fグレード以外のグレード車に標準装備
基本的な安全性能は、全グレード共通で標準装備されていますが、それより上の安全性能ってどんなものでしょうか。
- プリクラッシュセーフティ
先行車や歩行者、自転車などを感知して、その距離によって警報ブザー・ブレーキアシスト・自動ブレーキと使い分け、衝突を回避したり、軽減させる機能です。
- レーンディパーチャーアラート
自分が走行している車線からウインカーなしで車線をはみ出た場合、警報ブザーとディスプレーへの表示でドライバーに知らせる機能です。
- オートマチックハイビーム
夜間走行中、対向車や先行車を感知すると自動的にハイビームからロービームに変える機能です。
- 先行車発進告知機能
渋滞時などでうっかり出遅れて、先行車が約4m離れた時にブザー音とディスプレーで運転者に知らせる機能です。
十分な安全性能ですよね。どれも付いていたら心強いです。ただ、他社の安全性能はもう一歩先まで進んでいるので、これが最高だと言い切れませんが。
これだけ付いていたらありがたいわ。自動でライトが切り替わるのって、よそみせずにすむし。
夜間走行は慣れてないと大変ですからね。子供の急病で夜中に運転しなければならない時など、なるべく他の事に気をとられたくないでしょうし。
そうそう、子供の様子を見ていて出遅れた時にお知らせしてくれるのもありがたいわ。
どうしても、信号待ちや渋滞中は子供の方を見てしまいますからね。クラクション鳴らされる前に発進したいですよね。因みに余談ですが「クラクションは信号が青になりましたよ」とか「譲ってくれてありがとう」等の際に鳴らすのは違反になるんですよ。場合によっては『道路交通法の第54条』により罰金刑になる事もありますから注意して下さいね。
そうなんですか!?知らなかったわぁ!クラクションの事も勉強になりました。
ハイブリッド車のみに標準装備
ハイブリッド車のための、気配り性能です。「さすがトヨタ!」と思いますね。
車両接近通報装置
ハイブリッド車ではモーター走行の時ほとんど走行音がしないので、歩行者に車の接近を知らせる機能です。もちろんバック時にも警告音を出します。
この機能、歩行者にもありがたいわ。時々曲がってくる車が静かでびっくりすることあるのよね。子供も走り回ってるわけだし……
走行音が静かなのも良し悪しで。運転してる人も、音がしないから歩行者や自転車が気付いてくれないって聞いてますから。
ボディの安全装備は?
ボディの装備もしっかりしています。運転席と助手席にはエアバッグが標準装備、サイドのカーテンエアバッグはオプションですが消費税込み44,000円で付けられます。
確かに今流行りのスライドドアでハイトワゴンの軽自動車と比べると、サイドピラーがあるので、その分横からの衝撃に対するボディの強度もあります。けれども横からの事故も多いので、できればサイドエアバッグを追加したいところですね。
サイドカーテンやエアバッグはオプション装備をおすすめしてます。正面より横からの事故が多いんですよ。
ハイトワゴン車は乗り降りしやすいけど、車体にサイドピラーがない分不安があったの。カーテンエアバッグも検討しよう。
価格面はリーズナブル?
引用元:ヴィッツ公式
ヴィッツには一番安くて、走ればOKというグレードならば120万円ぐらいからラインアップされています。一番高いグレードでも212万。先にあげたタントやN-BOXは軽自動車ですが同じぐらいの車両価格です。そして、フィットも同じぐらいの価格帯なので、トヨタ車としてはかなりお手頃感がありますね。
ヴィッツのグレードと車両価格
グレードと価格を表にしてみました。子育てママはスポーツタイプを選択しないと思うので、今回は省きました。ヴィッツにはグレードが細分化されていて、たくさんグレードがあるのでがそちらも紹介します。
グレード名 | 車両価格(2WDのみ 単位:円) | 燃費(JC08モード 単位km/L) |
F 1.0F Mパッケージ | 1,203,400 | 21.6 |
1.0F | 1349,700 | 21.6 |
1.0F スマートストップパッケージ | 1,431,100 | 24.0 |
1.3F | 1,509,200 | 25.0 |
1.0F Safety Editon Ⅲ | 1,411,300 | 20.8 |
1.3F Safety Editon Ⅲ | 1,599,400 | 25.0 |
F HYBRID | 1,853,500 | 34.4 |
F Safety Editon Ⅲ HYBRID | 1,936,000 | 34.4 |
Jewela 1.0 Jewela | 1,489,400 | 21.6 |
1.0 Jewela スマートスト ップパッケージ | 1,570,800 | 24.0 |
1.3 Jewela | 1,723,700 | 25.0 |
Jewela HYBRID | 2,009,700 | 34.4 |
Amie 1.0F Amie | 1,541,100 | 18.0 |
1.3F Amie | 1,758,900 | 21.6 |
F Amie HYBRID | 2,044,900 | 34.4 |
U 1.3U | 1,820,500 | 25.0 |
1.3U スポーティパッケージ | 1,977,800 | 25.0 |
U HYBRID | 2,115,300 | 34.4 |
U スポーティパッケージHYBRID | 2,268,200 | 34.4 |
車両価格は、今販売されている軽自動車とほとんど変わりません。ハイブリッド車は燃費もいいですし、「燃費がいいから軽にする!」という事もないでしょう。ただ、注意して欲しいのは、実燃費はこの表に書いてある数値のだいたい70~80%と考えてください。
従って、ガソリン車の実燃費はだいたい15km/L 前後、ハイブリッド車の実燃費は25km/L前後という事です。とは言っても、この数値はかなり良い方で、燃費に関してはママさん向けだと言えますね。
すごいグレードの数があるのね。いざ買おうと思ったら悩むわ。
Fがベース、Jewelaが女性向け、Amieも女性向けですね。Uは一番上級グレードなので、自分の欲しい装備を見て考えましょう。
どのグレードが子育てママ向け?
「なるべく車両価格を抑えたいけど、子供をのせて運転するから安全性もしっかりして欲しい」ですよね。ヴィッツはグレードが多すぎて、どのグレードが良いか悩んでいませんか?
一番安い1.0FMパッケージと一番高いUスポーティパッケージ・ハイブリッドとの差額は100万円ほど。好みと予算、ガソリン車かハイブリッド車かで決めましょう。ちなみに一番売れているのが、ガソリン車なら1.3F、ハイブリッド車でもF HYBRIDです。安全装備は少し落ちますが、最低限の装備は付いているので、お手頃感がありますね。
基本車の大きさは同じで、インテリアや標準装備が違うだけなので、街中をちょいのりして時々遠出ぐらいで考えているのならば、そこそこのグレードで十分ですね。また子供が大きくなったり、人数が増えた時に買い替える、ぐらいの気持ちでよいのではないのでしょうか。
燃費良くてエコだしハイブリッド車がいいわ!
あまり距離乗らなければ、ガソリン車でもいいと思いますよ。車両価格が結構高くなるので。子供の成長に合わせて買い換えるならば、ガソリン車でもいいですね。
まとめ
引用元:ヴィッツ公式
結論として、トヨタヴィッツは子育てママ向けです。乗りやすさ、安全性、価格面すべて含めて考えてみましたが、軽自動車では満足できない方にはばっちりでしょう。
ただ、来年にも販売開始されそうな「ヤリス」が非常に気になりますね。現行のヴィッツよりさらに今にマッチしたコンパクトカーだと予想されます。けれども、考え方を変えると、今のヴィッツは型落ちとなるので、これから値引き額が増えそうです。だから逆に買い時!
家族が少ないならばファミリーカーとして、小さい子がいるママさんのセカンドカーとして満足度の高い、安心のトヨタ車であるヴィッツを購入するのはあり、ですね。街中・郊外問わず、楽しくご機嫌でドライブに出かけましょう!
関連記事:トヨタヴィッツのシートアレンジ!好みに合わせて自分色に染めよう!
関連記事:トヨタヴィッツで車中泊キャンプを楽しむ!快適生活のコツもご紹介!
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様々な保険を比較検討した記事がありますのでリスクの少ない人生を送りたいという方はこちらをご覧下さい。
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思ってたより安いし、軽自動車よりしっかりしているのね。