軽自動車の運転が怖いって本当?コストと安全性はどちらを取るべきか?

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みさき(妻)
最近、街中で軽自動車をよくみかけるよね。
大輔
そうだね。街中を走るには小回りが利いて、使いやすいんじゃないかな。

最近、軽自動車の性能は飛躍的にアップし、普通自動車に比べると価格も維持費も抑えられ、人気上昇中です。

初めて車を購入する方も、乗り換えを検討している方も、購入候補の中に軽自動車がランクインしているのではないでしょうか?

 

軽自動を選ぶ理由の一つにコスト面って大きいですよね。

だけど、コスト面だけを重視して軽自動車を選んでも何の問題もないでしょうか

本体の購入・保険・駐車場・税金・燃料と車を所持するには確かにお金がかかるので、コスト面は大変気になるところでもあります。

でも、実はあなたの使用用途によっては、軽自動車が安心して利用できない怖い乗り物になってしまう恐れもあるのです。

 

いくら価格が普通自動車より安いといっても、それなりの金額を支払うことになる軽自動車の購入。その特性をしっかり把握して、納得して購入することが大事です。

今回は軽自動車の魅力とリスクを比べて、自分にあった車選びを考えていきましょう。

 

みさき(妻)
けっこうおしゃれだし、コスト的にもお財布に優しいって聞くんだけど……
大輔
ん?……もしかして、次の車に軽自動車もいいかな~なんて考えてる?
みさき(妻)
あれ、気づいちゃった? 性能も良くなったって聞いてるし。コストもかからず、性能もいいなら一石二鳥じゃない??
大輔
そこだけで考えるのは危険だなー。僕たちの使用目的に合っているかどうか、ちょっと見てみよう

 

軽自動車の運転は怖い?

軽自動車の運転が怖いかどうか? これは、正直、怖いです。

こんな風に言うと言い過ぎかもしれませんが、怖い場面に遭遇することが多いと想定されます。

もちろん、軽自動車に関わらず国産の4輪駆動でも、外国製のセダンでも、ルールを守らず運転すれば危険です。

しかし、軽自動車の特性上、性能が飛躍的にアップしていると言っても場合によっては、普通自動車より危険が生じ怖い場面に遭遇する恐れがあるということは、予めしっかり把握しておかなければなりません。

ここでは、その心配要素をお話ししていきましょう。

 

みさき(妻)
ルールを守っていても怖い場面に合う確率が高いのは、ちょっと嫌だな~。

 

リスク① 車両の軽さ

例えば、高速道路はどうして軽自動車の方が料金が安いのでしょう?

これは、軽自動車の重量が普通自動車に比べて軽く、道路に負担をかけないからといった点が理由です。

 

この軽さのメリットは、同時にデメリットにもなりかねません。

 

高速道路では一般道路よりも早いスピードで車は走っています。そこへ横風が吹きつけたりした場合、車両の軽い軽自動車はハンドルを取られやすく、思いがけない事故につながる恐れがあります。

風がもろに当たる橋の上なんて、大変注意が必要です。トンネルの出入り口も怖いですよね。

街中をゆっくりと走る分には怖い思いをしにくい軽自動車ですが、軽い車体が100キロ近くも出して大きな車の間を走っているところを想像すると身震いしてしまいます。

 

みさき(妻)
高速で風に煽られている自動車、見たことあるわ。
大輔
うん、そうだね。通常より早いスピードで走る高速道路では、横からの風はより大きな負荷になるね。
みさき(妻)
なんだか、怖くなってきたわ。でも、高速道路だけ走らなければどうにかなる?

 

リスク② ボディの弱さ

軽自動車と普通自動車の単独事故での死亡率は実は、大きく変わりません。

しかし、相互事故となると軽自動車の方が圧倒的に高くなります

これは軽自動車のボディが弱く、相手自動車に衝突されたら完全に負けてしまうということを物語っています。

特に怖いのは、後ろから追突された場合。後ろからの追突事故の場合には、確実に後部座席に乗車していた人は大きなダメージを受けるでしょう

最悪の場合には、死亡事故も考えられます。

 

軽自動車も国の安全基準を全てクリアしていると謳っていますが、その構造を考えれば危険性がわかるはずです。

軽自動車の後部シートは、すぐ後ろがガラスになっていることがほとんどで、追突などされたものなら、ひとたまりもないことが明白ですね。

 

チャイルドシートや子供を乗せることを考えたら、非常に恐ろしい。ファミリーカーとして使用するのは少し考えた方がいいかもしれません。

より軽い物体の軽自動車に側面や後部から他の物体がぶつかってくれば、その損傷は甚大ということです。

 

みさき(妻)
よく、一方の車体だけがぐしゃぐしゃになっている事故現場の映像をニュースで見るかも。
大輔
軽自動車は車内空間をなるべく広く取り、パワー不足を補うために、できる限りボディの軽量化をしているんだ。衝突した時には、どうしても危険と隣り合わせなんだよね。
みさき(妻)
後部座席に子供を乗せるのは不安になるわ。

 

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車選びはコストと安全性どちらを取るべき?

さて、あなたが車選びで一番に重視することはなんでしょう?

コストでしょうか? それとも安全性でしょうか? これは断然、安全性と答えたいところですね。

車は移動手段として快適で便利なツールですが、一歩間違えると命を危険にさらすこともあります。

 

コストだけを重視したばっかりに、自分だけではなく、一緒に乗っている大切な人の安全性が軽視され、取り返しのつかないことになるのは絶対に避けるべきです。

 

軽自動車は決して危険な乗り物ではありません。

ただ、普通自動車に比べると負うリスクがあると言うことは、前述で確認し理解していただけたでしょう。

しっかりとその特性を把握して、自分に合った車を選んでいくことが大事です。

まずは自分たちがどんな用途で車を使用するのか、考えてみましょう。

 

大輔
家族を乗せる以上、安全性は絶対だな。
みさき(妻)
うん、そうね。ファミリー使用で、高速道路もよく利用する私たちには、車選びの最優先事項は「安全性」ね。

 

軽自動車の魅力って?

軽自動車の魅力は何と言っても車体価格費用が普通自動車に比べて安い上、その後にかかる維持費も抑えられることです。

例えば、年に1回発生する自動車税は、軽自動車は10,800円、普通自動車は1.0ℓ以下で30,500円となっていて、約2万円の差が出ます。

燃料も軽自動車の方が安く、高速道路料金も安く設定されています。

 

また、小回りが利く、街中では駐車スペースを確保しやすいなど、扱いやすさもその魅力となっています。

人気があるのも納得です。最近、おしゃれでかわいい軽自動車をよく見かけますよね。

ちょっと出かけるのには最適で使いやすい乗り物だと言えます。

 

みさき(妻)
たしかに、ちょっとスーパーに買い物に行くだけなら便利かも。
大輔
駐車スペースが確保しやすいのは魅力だよね。

 

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じゃあ軽自動車のデメリットは?

 

費用も安くて性能もアップしている軽自動車。おしゃれなデザインも豊富で、じゃあ、デメリットって何なの?って思いますよね。

これは、最初にお話しした車体への安全性の不安要素の他、乗り心地・使い勝手が挙げられます。

軽自動車はもともと街乗りに適しています。先にも書いた通り、小回りが利いて、駐車スペースの確保がしやすい。軽自動車のメリットですね。ちょっとのお出かけにはとても使い勝手が良いです。

 

では、長距離を運転する場合は?

 

ここ最近、軽自動車の室内空間も広くなってきています。しかし、乗車人数は最大で4名。もしもそれぞれが荷物を持っていれば、窮屈この上ないことになります。

また、シートも小さく、少ないパワーでエンジンを稼働させるため、アクセルを踏んだ分だけエンジン音が大きくなり、ドライバーは疲労感を早く感じるかもしれません。

絶対的なパワーが不足しているので、スピードが出にくい・坂道が苦手などというデメリットもあります。

もしも、あなたがちょっと遠くまで車で旅行に行きたいと思っているならば、軽自動車はあまり適していないかもしれません

高速に乗ったならば、エンジン音でみんなとのおしゃべりは聞こえず、音楽も楽しめないでしょう。

また、疲労感を早く感じるため力がなくなるタイミングも早くやってくるという危険性もあります。その上、車体への安全性のリスクを考えると緊張感も必要以上でしょう。

 

運転を楽しみたい人にはちょっと残念なドライブになりそうですね

 

みさき(妻)
私たちには残念だけど、軽自動車は合っていないみたい。
大輔
遠出の旅行に行くし、小さい子供もいるし、僕も君も運転自体を楽しみたいタイプだからね。
みさき(妻)
車の特性を知って、使用目的を考えて安全重視で車選びをしないとね。スーパーにお買い物行く用に2台目を買ってもらう時、また考えるわ。
大輔
……え、2台目?

 

まとめ

ちょっとした買い物やお出かけなど、街乗りには軽自動車は最適です。

ですが、もしも大人数やファミリーで出かけたい時や運転自体を楽しみたいという目的があるならば、普通自動車をおススメします。

普通自動車にかかるプラスアルファのコストは、その分、安全性を買っていると考えるべきでしょう。

 

繰り返しますが、軽自動車は決して危険な乗り物ではありませんそこは勘違いしないでいただきたいです。

運転をする誰もが安全運転を心がけていれば、どんな車に乗ろうと怖いと思うことは無いはずです。

ただ、普通車と比べると様々な面でリスクが上がり、怖い思いをする場面も出てきてしまいます。

 

まずはどういった用途で車を使用するのかをしっかりと把握しておくことが大事です。

そして、ご自身の使用用途やライフスタイルに合わせて車のチョイスをすれば、コスト、安全性、共に納得のいくカーライフが楽しめることでしょう。

 

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