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大型ミニバンとして1990年に発売されたエスティマ。
「天才タマゴ」のキャッチコピーでセンセーショナルに登場しました。
発売当初から30年近くが経ちますが、卵型のデザインは変わることが無く、エスティマの定番として人気を誇っています。
従来までミニバンは「走りが悪い！」というデメリットがあったのですが、その汚名を返上し、ミニバンの走りを牽引してきた車なのです！
乗車定員も多く、走りも良い、大輔さんもそこに惹かれたのでしょう。
しかし、安全面ではどうなのでしょうか？
確かに使い勝手が良さそうな車ですが、危険を回避できる機能が付いていたら心強いですよね。
今回は、走りの良さも兼ね備えているスポーティなミニバン、トヨタエスティマの安全性能についてご紹介しますよ！
目次
エスティマは「セーフティ・サポートカー」なんです！
えーっと、それってなんだっけ？
引用元：トヨタ公式サイト
「セーフティ・サポートカー」のことで、交通事故防止対策の一環として、政府が普及啓発しているものなんですよ。
ドライバーの安全をサポートするために、自動ブレーキなどの安全運転を支援する装置を搭載したものです。
- サポカー
- サポカーS
大きく分けるとこの2種類があります。
どちらも被害を軽減するための自動ブレーキが搭載された車のことです。
「S」と付いている方は、それに加えて、踏み間違い事故防止をサポートする機能も搭載されています。
こちらは特に高齢の方たちに推奨されているんですよ。
私も祖父母にはこんな車に乗って欲しいです。
出来る限り安全に運転して欲しいですからね！
高齢者ではなくても、運転が苦手な人にも、こんな機能が付いた車なら心強く嬉しい仕様ですよね！
エスティマ又はエスティマハイブリッドは「サポカー」に当たります。
これらは、あくまでもどんな機能が搭載されているのかを分かりやすく示しているものなので、性能を評価するものではないんですよ。
エスティマの詳しい安全性能はこちら！
引用元：トヨタ公式サイト
キャッチコピーの通り、外観は丸みを帯びた卵型で近未来的な形をしていますよね。
他のミニバンと比べると差別化されていて特徴的です。
乗車定員は、基本的には7人ですが、グレードによっては８人乗ることができます。
ミニバンとして世界で初めてハイブリッドを搭載したのも実はエスティマなんです！
世界初なんてかっこいいですよね！
更には空気抵抗を意識して作られているので走行性能が高く、室内空間も広い作りとなっている、とても魅力的な車種なんですよ。
そんなエスティマですが、まずはひとつ残念なお知らせがあります……。
実は……
なんと……
2019年10月に生産終了してしまっているのです！！
なんとも残念なことですが、エスティマに乗りたい方は中古車であれば購入することができます。
ですので、最後に生産されていた最新のエスティマの機能についてお話しますね！
- エスティマの安全性能
- 先行車発信アラーム
- Bi-Beam LED ヘッドランプ（オートレベリング機能付）＆LEDクリアランスランプ
- LEDアクセサリーランプ
- 緊急ブレーキシステム
- クリアランスソナー＆バックソナー
- ヒルスタートアシストコントロール
- 車両接近通報装置
- S-VSC（ステアリング協調車両安定制御システム
- EBD（電子制動力配分制御付ABS+ブレーキアシスト
沢山ありますよね！
名前だけでは分からないと思いますので順番に説明していきましょう。
先行車発信アラーム
ブザーとディスプレイで、うっかり出遅れてしまうのをお知らせしてくれるシステムです。
先行車が4ｍ以上進んでも発進しなかった場合に作動します。
Bi-Beam LED ヘッドランプ（オートレベリング機能付）＆LEDクリアランスランプ
LEDヘッドランプは従来だと、ハイビームとロービームそれぞれ別のLEDが必要でした。
しかし、こちらは1つのLEDでハイとローの二役をこなす先進的なライトとなっています。
こちらのライトのおかげで、重量・サイズ・消費電力がコンパクトになり、エコロジーな面も兼ね備えている優れものなのですよ！
ランプひとつ取ってもこんなに進化しているなんて、技術の発展が素晴らしいですよね！
軽くなれば燃費も良くなり、消費電力もかかりません。
自分にも環境にもいいことばかりなんて素敵ですよね！
LEDアクセサリーランプ
こちらはフロントバンパーに縦型に配置されています。
上記のクリアランスランプから、このアクセサリーランプへと光が続くようなデザインになっており、流れるような印象を与え、車の顔を際立たせてくれるんです。
昼間にはデイライト、夜間には薄暮灯として使用でき、周囲に存在感をアピールして更に見やすさにも繋がります。
デザイン性も兼ね備えてて素敵ですよね！
更にライトとしても機能するので、一石二鳥です！
緊急ブレーキシステム
急ブレーキをかけると、自動的にハザードランプが点灯するシステムです。
これによって、後続車への注意喚起となり、追突の恐れを軽減します。
先行車が急に止まったり歩行者が飛び出してきたりと、急ブレーキをかけざるを得ないこともありますよね。
後ろの車に追突されたりしないか、心配になってしまうことだってあるでしょう。
そんなときに、このシステムがサポートしてくれるのです！
クリアランスソナー＆バックソナー
低速での運転時（車庫入れなど）に、障害物との接近を超音波が察知してくれる機能です。
10ｋｍ/ｈ以下の速さで作動する仕組みで、ディスプレイ表示と警告音でお知らせしてくれますよ。
細かいハンドル操作が苦手な人にも嬉しい機能ですよね！
ヒルスタートアシストコントロール
坂道での発進は、ブレーキからアクセルに踏みかえる瞬間に少し後ろにずり落ちますよね。
これが衝突事故の原因にもなり兼ねません。
ブレーキ力をキープして後退を緩和し、スムーズな発進をサポートしてくれるんです。
坂道発進をするときは車が後退してしまわないか、ちょっと怖くてドキドキしますよね。
でもこんな機能があったら緊張せずに発進できそうですね！
歩行者や自転車に音でお知らせ（車両接近通報装置）
ハイブリッド車や電気自動車は音が静かなので、歩行者や自転車がこちらの存在を認識できないことがありますよね。
こちらの存在を通知するために搭載された機能です。
ＥＶ走行中（発進から車速25ｋｍ/ｈまで）または後退時に発音してお知らせしてくれます。
この発音のオンオフは、一時停止スイッチで操作可能なんですよ。
こちらはオフにしても、ハイブリッドシステム再始動時には自動的にオンの状態に戻ります。
ちなみに、ＥＶ走行とは、エンジンを停止したまま、バッテリーの電力で走行することです。
この機能は、エスティマハイブリッドＡＥＲＡＳシリーズの一部に標準装備されています。
私も「道を歩いていて振り向いたらいつの間にか背後に車が接近していて驚いた」なんてことがありました。
音でお知らせしてもらえると、歩行者側も気を付けることができるのでありがたいですよね！
S-VSC（ステアリング協調車両安定制御システム）
急ハンドルを切ったり、カーブを走行などする際に、車の安定をコントロールし、横滑りを抑えてくれます。
滑りやすい路面で力を発揮してくれるんです。
こちらも、エスティマハイブリッドＡＥＲＡＳシリーズの一部に標準装備されています。
旅先の知らない道で急カーブやカーブの連続が出てくると、ちょっと焦りませんか？
うまくスピードを落とせないまま走行してしまったときなど、このシステムが補助してくれると安心しますよね。
EBD（電子制動力配分制御付ABS+ブレーキアシスト）
ＥＢＤとは前後左右のです。ブレーキのバランスを自動的に調整してくれる機能です。
ＡＢＳとは急ブレーキ等の操作によってタイヤがロックされるのを防ぎます。
作動すると振動と共に「ゴゴゴッ」という音が聞こえるので驚くかもしれませんが、正常に機能している証拠ですよ！
実は私も一度経験があり、思いきりブレーキを踏んだら「ゴゴゴッ」と音が鳴りとても焦りましたが、無事に車は止まってくれました。
その音を聞くような場面がないのが一番ですが、いざという時にはしっかり作動して守ってくれましたよ！
ブレーキアシストとは、車が「緊急ブレーキ」と認識した際に制動力を高めてくれます。
ブレーキ操作の補助をしてくれるんですよ。
これらの機能は多くの車に装備されています。
こちらも見逃せない！エスティマの更なる安全性能！
安全性能はまだあるんですよ！
エスティマには「トヨタセーフティセンス」が搭載されています。
これも聞いたことがあるけど、どんなシステム？と思う方もいるのではないでしょうか。
これは、トヨタ車のみに搭載された「衝突回避支援パッケージ」のことなんです。
例えば、歩行者事故や追突、正面衝突・走路逸脱などの死亡事故って結構多いイメージですよね。
それらが起こりやすいシーンを予防してくれる、予防安全パッケージなんです！
高精度な単眼カメラとレーザーレーダーが搭載されていて、この２種類の異なるセンサーが私たちを安全に導いてくれます。
- 自動（被害軽減）ブレーキ【プリクラッシュセーフティ】
- 車線はみだしアラート【レーンディパーチャーアラート】
- 自動ハイビーム【オートマチックハイビーム】
トヨタセーフティセンスには、この３つの機能が搭載されています。
名前だけ聞いても分かりにくいかと思いますので、こちらも順に解説していきましょう！
自動（被害軽減）ブレーキ【プリクラッシュセーフティ】
こちらは衝突の可能性を知らせてくれて、さらには自動ブレーキをかけてくれる機能です。
センサーによって先行車を検知し、衝突の危険性がある場合に、まずはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警告します。
車速約15ｋｍ/ｈ～140ｋｍ/ｈで警告を発して回避するように促してくれるんです。
約30ｋｍ/ｈ～80Km/hでの走行中には、ブレーキを踏むと強力なブレーキアシストが力を発揮します。
また、ブレーキを踏めなかったとしても、自動ブレーキが作動して衝突回避を支援してくれるのです。
こちらは約10ｋｍ/ｈ～80Km/hの幅広い速度域で作動します。
他車両と自車との速度差が30ｋｍ/ｈ以内で衝突回避、または衝突被害の軽減の手助けをしてくれます。
この範囲を超えた速度になってしまうと作動しません。
必ず安全運転を前提に運転してくださいね！
ちなみに自転車の検出には対応していないので、こちらも要注意ですよ！
車線はみだしアラート【レーンディパーチャーアラート】
運転中に何かに気を取られてついよそ見をして、車線をはみ出しそうになったことってありませんか？
そんなときに警告してくれる機能です。
道路の白線・黄線を感知して、ドライバーがウィンカーを出さないまま車線を逸脱しそうになったときに、警告音とディスプレイにてお知らせしてくれます。
気になる情報が視界に入ってくると、ついついよそ見をしがちですが、少なからず重大な事故に繋がる可能性がありますし、よそ見運転はとても危険なんですよね。
自動ハイビーム【オートマチックハイビーム】
ハイビーム・ロービームの切り替えを自動で行ってくれます。
手動での切り替えって、結構煩わしかったり、忘れてしまったりすることもありますよね。
自動で切り替えてくれることによって、歩行者の早期発見に繋がりますよ。
先述したように、現在ではエスティマを手に入れるとなると中古車で購入することになります。
中古車だと、製造年やグレード、オプションなど、様々なものがありますので、自分が求める安全性能がきちんと備わったものなのか、しっかり確認をして購入してくださいね！
エスティマで楽しく出掛ける前に気を付けたいこととは？
みさきさんの言う通りなんです！
安全性能はあくまで予防的・補助的性能のため、事故を完全に防いでくれるわけではありません。
運転手が安全運転を心掛けた上で機能するシステムなのです。
凄いシステムが沢山あるからといって、無理な運転や乱暴な運転をしても大丈夫、なんてことは決しておもわないでくださいね！
それから、普段からのメンテナンスもとっても大切なんですよ！
- エンジンの異音
- タイヤの空気圧
- エンジンオイル
- ワイパーのゴム
- ライトの点灯
- 各部品の損傷
こちらもひとつずつ説明していきますよ。
エンジンの異音
エンジンは車にとってとても重要で、人間で例えたら「心臓」となる部分です。
エンジンに異常が発生してしまったら、車は動かなくなる可能性だって大いにあります。
人間だって、心臓に異常があったら普段通りの生活が難しくなってきますよね。
それと同じことなのです。
「そういえば、エンジンをかけると音がいつもと違う気がするんだよな……」など、少しでも心配なことがあれば、こちらも要確認です。
車の声に耳を傾けてあげてくださいね！
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧が低いと、デメリットばかりなんです。
燃費が悪くなる・操縦の安定性の低下・最悪の場合はパンク……など、タイヤにとっていいことなどひとつもないんですよ。
車にとっては「足」に当たる部分なので、調子が悪ければ走りにくく車に負担もかかるし、愛車がかわいそうですよね。
ガソリンスタンドで無料で空気圧を見てくれるところもあるので、給油ついでに店員さんに問い合わせてみるといいですよ！
エンジンオイル
こちらもとても重要な項目です。
エンジンオイルは人間でいうところの「血液」に当たります。
量が少なかったり、劣化が進んでいる場合には交換が必要です。
そのまま放置してしまうと、エンジンがうまく回らなくなってしまったり、異音の発生に繋がったり、最悪の場合は全く動かなくなる可能性もあります。
ぜひ定期的にチェックをしてくださいね！
ワイパーのゴム
雨の日などにゴムが劣化したまま使用すると、水分や汚れなどがきちんとぬぐうことが出来ず、ところどころ視界が悪い状態になってしまう可能性があります。
これは事故にも繋がり兼ねません。
更には、使用中にゴムが外れてしまい、ガラスに傷をつけたり、最悪の場合には割れてしまう可能性だってあります。
カー用品店でお店の人に相談をすると、その車に合った替えのゴムがどれなのか教えてくれますし、交換もしてくれますよ！
ちょっとワイパーの効きが悪いな、と思ったら早めに交換しておくといいですね。
ライト・ランプの点灯
自分で運転をしていると、各ライトがどんな風に点いているか分からないため、知らず知らずのうちにどこか一つが切れていたりすることがあります。
ライトが暗いまま道路を走行してしまうと、視界にも影響が出て危険ですし、ブレーキランプが点かなくなったまま走行するのも危険です。
しかも、どこか一つでも点かなくなったまま走行していると、警察官に注意されてしまうのできちんと確認が必要なんですよ。
各部品の損傷
新車であれば心配ないかと思いますが、購入から年数が経っている車は、いつの間にかどこかが壊れてしまっていることもあります。
例えば、車に付属している部品などが何かの弾みで走行中に取れてしまい、道路に落としてしまった、なんてことにもなり兼ねません。
落下物が重大な事故に繋がってしまっては大変です。
少しでも違和感を感じるパーツがあったら、整備工場で見てもらうことが得策ですよ！
まとめ
エスティマの豊富な安全性能、お分かりいただけましたでしょうか？
気を付けているつもりでも、疲れていたりすると注意散漫になってしまうのが人間です。
故意ではなくとも、ミスを起こしてしまうことだってあります。
そんなときにスッと手助けしてくれるのがエスティマの安全性能です。
エスティマは走りもいいので、ドライバーが疲れにくいというのも安全に繋がりますよね。
どんなに性能が良くても、それに頼りきってしまうのではなく、補助的な役割ということをしっかり意識持つことが大切です。
ひとりひとりの意識と安全性能が力を合わせれば、悲惨な交通事故がグッと減ることになるでしょう。
独自のスタイルを貫き、安全性能も豊富な「天才ミニバン」エスティマと一緒に、気持ちよくお出掛けを楽しんでくださいね！
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それを自らの判断でスルーしてしまうなんて、とても勿体ないことだと思いますよね。今少しでも「ちょっと勿体ないかもしれない……」と思ったのであれば、それはあなたの素直な気持ちでしょう。
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様々な保険を比較検討した記事がありますのでリスクの少ない人生を送りたいという方はこちらをご覧下さい。
そして、車を手にしたらどうしても心配になってしまうのが事故ですよね。せっかくのマイカーを事故で台無しにしてしまっただけではなく、相手に大怪我を負わせてしまった時に、もしも保険に入っていないとしたら莫大な借金を負ってしまうことになります。
相手のご家族への対応もしなけらばなりませんし、自分の家族にだって辛い想いはさせたくないですよね。
更に、保険は地震などの天災に対応しているものもありますが、そうでないものもあるんです。知っているか知らないかは大きく差が出てきますよ。
