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車種を聞かれて、名前は応えられるけどその意味まではわからない……という方は多いのではないでしょうか。
車の名前や歴史などは普段考えないものですが、調べていくと面白いことがわかってくるんです!
名前一つとっても、その車に託された希望や愛情が伝わってきたりします。
そこで今回は、2019年10月に生産終了したトヨタエスティマにスポットを当ててみました。
皆さんも聞き馴染みのある車ではないでしょうか?
エスティマはミニバンのパイオニアで、かわいいフォルムから長年ユーザーに愛されてきました。
しかし長い歴史の中で、いろんな問題に直面することもあったのです。
生産終了になりましたが、なぜエスティマは愛され続けたのでしょうか?
姉妹車も含め、長い歴史を紐解いてみましょう。
目次
エスティマという名前の由来を知ろう!
エスティマの名前は1990年5月30日、一般公募で110万近い中から選ばれました。
100万以上の応募数から考えても、注目されていたことがわかりますね!
エスティマは大ヒットを遂げ、後に姉妹車である〝子エスティマ〟と呼ばれるエミーナとルシーダが誕生します。
エスティマの由来は?
〝エスティマ〟という単語を聞いても皆さん「?」となるのではないでしょうか?
例えば〝クラウン〟なら「ああ、王冠だ!」とすぐにわかりますよね。
それもそのはず、実はエスティマという名前は造語だったのです!
英語で『尊重に値する』という意味の「estimable」の単語から名付けられています。
素敵な造語だと思いませんか?
トヨタにとって、自信を持って世に出せる車にピッタリの名前だったのでしょう。
エスティマ エミーナの由来は?
〝子エスティマ〟の一つエミーナ。
英語の「Eminent」がもとになっています。
エミーナも造語です。名前の響きがかわいいですよね。
「Eminent」は『卓越した・抜き出た・高名な』という意味があります。
他の車よりも優れて欲しいという想いもあったのでしょう。
実際に〝子エスティマ〟はユーザーに高い評価を受けました。
エスティマ ルシーダの由来は?
もう一つの〝子エスティマ〟ルシーダ。
ルシーダは、天文学用語でも使われる「lucid」からつけられています。
「lucid」は『星座の中で一番明るい星』という意味合いがあるそうです。
数ある車の中で一番輝いて欲しいという思いが伝わりますね。
短い期間ではありましたが、販売は好調で輝いた車の一つと言っていいでしょう。
〝子エスティマ〟それぞれ、素敵な名前ですね!
初代エスティマの誕生!
初代10系・・・・・・・・・・・・・1990年5月
前期型 マイナーチェンジ・・・・・・1994年8月
中期型 一部改良・・・・・・・・・・1996年8月
後期型 マイナーチェンジ・・・・・・1998年1月
初代エスティマ10系が発売されたのは1990年5月30日です。
流線形のボディから「天才タマゴ」というキャチコピーでミニバンの先駆けとして販売されました。
ミニバンとはいえ、3ナンバーで価格が約300万。
どちらかというとメーカーとしては新しい高級車の提案だったのです。
車内の広さが売りということもあり、ファミリーに人気がありました。
未来的なたまご型
エスティマのたまご型のフォルムはアメリカで生まれました。
デザインをしたのは、トヨタのデザインスタジオ『キャルティ』に在籍していたデザイナーの福一徳雄氏です。
1990年5月30日に独特の曲面構成で未来的デザインをイメージして作られました。
当時はアメリカ市場をかなり意識していたようです。
エスティマはデザインだけではなく、ファミリー向けとして安全性も視野に入れていました。
エスティマのフォルムをたまご型にすることで『衝突安全性を高める効果』もあったのです。
すごいですよね!
現在は安全システムが充実していますが、フォルムで安全性とデザインを共存させたことは画期的だったと言えるでしょう。
当時のエスティマは大きかった!?
流線型のカプセル型のエスティマは、大きさと独特の迫力がありました。
アメリカでは大きくて、走りが快適な車が求められていたのも理由の一つでしょう。
- 全長4750mm
- 全幅1800mm
- 全高1780mm~1820mm
- 2TZ-FF・直列4気筒 2438cc(135馬力)
- MR(ミッドシップ・リアドライブ)
- フルタイム4WD
今では日本でも受け入れられているボディサイズですが、当時は「大きい」と認識されたようです。
7人乗りで車内空間を広くし、ミッドシップレイアウトで走りを意識しています。
ミッドシップレイアウトとは車体の中央部分にエンジンを置き低重心にし、後輪駆動で走るシステムです。
後輪駆動は主にレーシングカーなどに多く、現在のミニバンはほとんどが前輪駆動(FF)になっています。
当時のエスティマはスポーツカーの「走る楽しさ」ワンボックスの「使う楽しさ」を両立させたモデルだったんですね。
姉妹車 エミーナとルシーダの発売!
トヨタは「車幅だけでも小さくして欲しい」というユーザーの声もあり、少しコンパクトにしたエスティマの発売を決めます。
当時はエスティマの大きなボディが販売のネックになっていたのです。
その頃人気があったミニバンが日産の「バネットセレナ(全幅1695mm)」でした。
そしてトヨタは1992年1月13日にトヨタ店で『エミーナ』カローラ店では『ルシーダ』を発売します!
- 全長4690mm
- 全幅1690mm
- 全高1780mm~1790mm
本家エスティマと比べると、全長・全幅が小さいことがわかりますね。
コンパクトで「運転がしやすい!」と好評を得ています。
ちなみにエミーナとルシーダの違いはフロントフェイス(前面)のデザインが少し違うだけでスペック(仕様)はほぼ同じです。
それぞれの販売店でエスティマとともに2000年までの8年間、販売台数を伸ばしました。
この後に説明していきますが、エスティマのフルモデルチェンジに伴い、エミーナとルシーダは統合されることになります。
2代目エスティマの誕生!
2代目30系 フルモデルチェンジ・・ 2000年1月
エスティマ ハイブリット・・・・・2001年6月
マイナーチェンジ・・・・・・・・・2003年5月
2代目エスティマアエラス30系は、10年目にやっとフルモデルチェンジして2000年1月11日に発売しました。
何度もマイナーチェンジや一部改良しながら進化してきたエスティマ!
〝子エスティマ〟は人気があったのですが、薄利という理由もあり時代とともに役目を終えます。
この頃には3ナンバーのミニバンもユーザーに受け入れられるようになっていました。
そしてエミーナとルシーダは統合され、2代目エスティマとしてフルモデルチェンジします。
2代目エスティマの特徴
初代のたまご型をそのまま引き継いだロープロポーションでスポーティなデザイン!
2代目エスティマは、運転席の後ろにもドアを追加して5ドアになりました。
フロントフェイスはつり目型のヘッドライトと変わらぬ流線形のボディがスタイリッシュです。
2代目のエスティマのコンセプトは『使う心地よさと走る心地よさ』そして『次世代の高級ミニバン』。
エスティマ30系のボディの大きさは初代10系とほぼ変わらずですが、少し軽量になりました。
- 車両重量が1850kgから1660kgへ軽量
- ホイールベースが2900mmに少し延長
ホイールベースとは前輪の中心から後輪の中心までの長さのことで、長いほど走行が安定します。
グレードは「X」「アエラス」「G」初代後期と同じ3タイプです。
近未来的な室内
複雑なインパネを採用することで近未来的な印象になりました。
メーターパネルはセンターの開口部に配置され、直観的に各種情報を読み取ることができます。
セカンドシート(2列目)にもフロントシートと同様のサイズと快適さがあり、オットマンチェアが装備されて足を伸ばせるようになりました。
2代目エスティマはFF(前輪駆動)へ変更
エンジンは生産効率を上げるため、初代10系のミッドシップレイアウトから2代目エスティマ30系はFFへ生まれ変わります。
FFによりエンジンを前方に置くことで広い室内を確保することができ、車の乗降がしやすくなりました。
ギヤは4段階ですが、低速から高速まで十分に加速するので、平坦な道では問題なく走行できます。
世界初のハイブリッド搭載ミニバン
2001年6月にエスティマハイブリッド車が販売となりました。
環境に配慮した優れた省燃費で平均で12.6㎞/L未来的な躍動感のあるフォルム、広々とした居住性で人気のモデルです。
グレードはベースグレードと装備が豪華な「Gセレクション」を設定、約18km/Lの低燃費を実現、横滑り防止装置「VSC」を採用しています。
3代目エスティマの誕生!
3代目50系 マイナーチェンジ・・・2006年1月
前期型 マイナーチェンジ・・・・・2008年11月
中期型 マイナーチェンジ・・・・・2012年5月
後期型 マイナーチェンジ・・・・・2016年6月
3代目エスティマ50系は2006年1月に発売されました。
前期型・中期型・後期型と3つの形が存在します。
初代から基本のコンセプトのまま進化してきたエスティマ。
「天才たまご」ならではの空気抵抗の少ないボディで、高速道路でも安定した走りです。
そして3代目は13年に渡って販売される、ロングセラーモデルとなりました!
新エンジンと4タイプのグレード
エンジンは新型3.5LV6のパワフルになって登場!
全車マニュアル感覚のシフト『シーケンシャルシフトマチック』で、全グレードに自動ブレーキが標準装備されています。
また3代目のグレードは、いずれもガソリン車かハイブリッド車を選択することが可能です。
その中でも人気があったのは、AERAS!
ガソリン車とハイブリッド車では、ガソリン車が人気でした。
当然ハイブリッド車が燃費は良いのですが、価格面でハイブリッド車が100万円高くなります。
実際にいくら燃費が良くても、100万円高いイニシャルコスト分は埋められないと考える方も多かったみたいですね。
イニシャルコストが安いガソリン車が販売数を伸ばしました。
リビングのような室内
フロアをフラットにして、フロントからサードシート(3列目)まで自由に行き来できるようになりました。
3列目のシートは床下に収納できるので車中泊も出来ます。
エスティマ50系は170cmの人でも寝られる広さが最大のメリットです。
そして7人乗りキャンプシートにはお家のリビングにあるソファーをイメージ!
エスティマのシートはとっても座り心地がいいので、のんびりとくつろげます。
グレードによってはオットマンチェアも装備されているので、足を伸ばせるっていうのが嬉しいですね。
その後エスティマは、2016年6月に最後のマイナーチェンジをします。
衝突被害軽減ブレーキも採用し、ガソリンエンジン10.15モードで18.0km/Lの低燃費を実現しました。
しかし2019年7月末にオーダーストップが決定。
最終モデルはアエラスプレミアム2.4Lスーパーホワイト2WD&4WDの在庫のみになっています。
なぜエスティマは生産終了になったのか?
エスティマ生産終了の大きな理由として、販売台数の低下とSUVの台頭が挙げられるでしょう。
トヨタはLサイズのアルファードとヴェルファイアという販売好調なミニバンがあります。
その好調な2車種でさえ、アルファードに一本化する動きがあると言われているのです。
ミニバンはブームから成熟への過渡期かもしれません。
しかし、エスティマなくして「ミニバンのブームはなかった!」と言っても過言ではないでしょう。
エスティマの生産終了に、世間では惜しむ声も多数あります。
この先エスティマを彷彿とさせる、成熟したミニバンの出現に期待したいですね。
まとめ
エスティマは「天才タマゴ」のコンセプトで発売されましたが、2019年に約29年の歴史に幕を下ろすことになりました。
ミニバンのパイオニアであり、新しいファミリーカーの形を認知させた車でもあります。
長い間、トヨタの高級ミニバンとして愛されてきました。
人気の理由は、何より卵のようなかわいいフォルムとユーザーを裏切らない高いポテンシャルと言えます。
1992年にはエミーナとルシーダが発売され、コンパクトなエスティマとして人気を博しました。
販売期間は8年でしたが、現在でも「いい車だった!」という声があります。
フルモデルチェンジした2代目は、世界初のハイブリッド搭載ミニバンとして業界をリードしてきました。
そして3代目は13年間に渡り販売される、ロングセラーモデルになるのです。
セダンタイプが主流だった時代に、革新的で新しいファミリーカーの提案をしたエスティマの功績は計り知れません。
たまご型のかわいくて、未来を想像させてくれたエスティマに「お疲れさま!」と言いたいですね。
愛車購入時50万円以上もお得になる!
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