車の運転でイライラしてしまうのはどうして?その改善方法をご紹介!

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「なんで動かないのよ~!」

「ゆずってあげたんだから、ハザードくらい出しなさいよ!」

渋滞にはまったり、ゆずったのにお礼をされなかったり、後ろの車にあおり運転されたりと、運転していてイライラすることってありませんか?

どうしてイライラしてしまうのでしょうか?その対処法はないのでしょうか?今回はそんなイライラを少しでも減らす方法を紹介します。

 

どうしてイライラするの?

日本人はマナーに厳しい人種で、スポーツ観戦時にもゴミを持ち帰るなど世界からマナーの良さを注目されるほどです。

気づかないうちに自分だけではなく、人のマナーも自然と目に入ってしまう事ってありませんか?それがイライラを増やしているのです。

他にも通勤ラッシュ時に混んでいても、お行儀よく2列に並んで電車を待っていますよね。そんなお行儀良さが、悲しいことにイライラを発揮します。

渋滞で車が並んでいるときに、脇から割り込こまれるとイラっとしませんか?

日頃のマナーの良さゆえに「ふつう割り込んだりしないでしょ~。」と頭が思っているので、違うことをされたときにイライラしてしまうのです。

私は自分は悪いことをした覚えがないのに、やたらクラクションを鳴らされたり、音楽を大音量で鳴らしながら窓を開けて信号待ちをしている車を見るとイラっとします。いずれも予測できないことです。

脳は予測しないことが起こるとイライラを感じます。

イライラすると体内ではアドレナリンが分泌されて、そのアドレナリンが怒りを増やしていくのです。

 

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イライラしながら運転しない

嫌なことが起こると意識が嫌なことに集中してしまい、イライラして注意力が落ちて非常に危険です。

イライラした状態で運転はしないよう心がけましょう。

 

ハンドルを握っている状態で嫌なことが起こっても、気合が入っていて車を降りるまでイライラに気が付かないこともありますが、一番危ないのは運転前に嫌なことが起こった場合です。

もう疲れていて運転したくないのに、家族に「駅まで送って」など急に頼まれたり、会社で嫌なことがあった時に車を使って帰宅をする場合などですね。

大きな事故を起こしてしまう背景には、こうしたイライラなどのストレスが原因となっているケースが多くあります。

イライラしながら運転すると大変危険です!!絶対にやめましょう。

勇気をもって「今は運転できない」と断ることも大切です

車で送れなければ、家族は交通機関などを使って駅まで行かなくてはならなくなるかもしれませんが、落ち着いて考えてみてください。イライラして事故を起こしてしまった場合1万や2万、それどころか相手がケガすれば数百万円かそれ以上かかるかもしれません。

イライラしているときに車で運転して帰宅することはやめて、交通機関に変更するなど心に余裕をもって行動しましょう。

たまには交通機関を使って帰宅して、普段車では立ち寄れないお店でおいしいものを食べる気分転換をこころがけるのも良いですね。

 

運転中にイライラすることが起こってしまった場合

道をゆずったのに合図のお礼がなかった、車が渋滞していて全く動かない、など運転中にイライラが起こることもあります。

そんな時は、コンビニやサービスエリアなど安全な場所に車を停車させて車から降りましょう。大きく深呼吸して外の空気を吸うだけでも気分が変わります。

手を上にあげて大きく伸びをしてみましょう。背筋が伸びるだけでもイライラを減らすことができますよ。

イライラすると、筋肉がこりかたまってしまいます。首筋のストレッチや腰回りをクルクル回すなど、背骨を柔らかくすることも効果があります。ぜひ試してみてください。

予測不可能なことが起こると、イライラしてしまいます。そんなときは考え方を少し変えてみましょう。

カーくん

うわっ!ウィンカーをつけないで急に割り込みされた・・・。

カー子

自分で運転している車は自分の気持ちで操作できるけど、他の車は他人が操作しているのだから自分の考えと違う動きをされて当たり前よ。

カーくん

そうだけどさ、マナーは守ってほしいよな。

カー子

そうね。私たちはきちんとマナーを守って運転しましょうね。

割り込みをしてくる車があったら「あらかわいそうに・・・。ちゃんと並ぶマナーを教えてもらえなかったのね。」

または、道をゆずったのにお礼がなかったとしましょう。そんなときは「運転になれていなくて、お礼がする余裕がないのね。」など、あきらめの考えを持ちましょう。

あきらめの気持ちを持つことで、運転中のイライラは大きく減少していきます。

私もときどき、嫌な気分のまま車を運転しそうになることがあります。そんなときはハンドルをにぎりながら、「よし!」と気合を入れて、大きく深呼吸をして気持ちを切り替えます。気合を入れなおして気持ちを切り替えることも大切です。

 

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リラックスできるものを用意しておく

車を停車することができない場合や、車から降りられない場合はどうしたらよいのでしょうか?

車から降りられずイライラしたときには、リラックス出来るものを車の中に持っていると安心です。

イライラするとあせりが興奮神経を刺激して、交感神経が優位なってしまいます。リラックスできるアイテムで興奮を減らしましょう。

リラックスできるアイテム
  • ガム
  • 音楽(CD)
  • ドリンク
  • アイスノン

手軽なガムや音楽などがお勧めです。ガムを噛む行為は、リラックスに必要な副交感神経を働かてくれます。

クラシックなどの音楽を聴くこともおすすめです。ただし、日頃からクラッシックを聞かないのに、無理に聴いても脳がリラックスしてくれません。自分がリラックスできる好きな曲で大丈夫ですよ。

しかし、好きな曲でもロックなどのハイテンポな曲は、交感神経を刺激してしまうので注意が必要になります。

ヨガをするときに流れているような、なるべくゆったりとした、川のせせらぎのような自然界の音に近いものがおすすめです。

温かいドリンクで「ホッ」と一息いれるのも良いですね。気持ちを切り替えましょう。ただし、利尿作用もあるのでトイレに行けるかを考えて、過度な摂取に気を付けなければなりません。

興奮すると体温が上がってしまうので、体温を下げるとイライラがおさまることもあります。アイスノンを首にあてたり、クーラーをつけると効果的です。

間違っても腹いせにクラクションを鳴らしたり、大音量で音楽をかけたりすることはやめましょう。脳が興奮して、イライラを増やしてしまう可能性があるので逆効果です。

 

普段の生活で気を付けること

睡眠不足になると脳の機能が低下して、間違った判断をしやすくなりイライラする原因を作り出してしまいます。脳の機能が低下すると、興奮をおさえることが出来なくなってしまうので毎日なるべく十分な睡眠時間をとりましょう。

また、食事をきちんととっていないと、イライラを抑えるためのホルモンがでなくなってしまいます。

イライラ解消におすすめの食べ物は、ビタミン類と言いますからドライフルーツなどを持ち歩くのも良さそうです。また、ココアはポリフェノールの作用でストレスに強くなります。ポリフェノールと言えば、チョコレートが有名ですよね。

ですが、お砂糖を使っている甘いものの多様摂取は逆に体調不良を招くこともあるのでご注意ください。

鉄分不足やカルシウム不足はイライラしがちな気持ちを作り出してしまいます。

栄養も大切ですので、バランスの良い食事を心がけましょう

 

ゆずってもらったら忘れずにお礼を

道をゆずってもらって合図されなかったり、ハザードランプが点灯しないとイラっとしますよね。

自分が嫌なことは、相手にしないように心がけることが大切です

ゆずってもらった時の合図の方法をおさらいしましょう。

対向車に対するお礼の合図は左手を軽くあげたり、会釈します。この時右手をあげても相手から見えにくいので気をつけましょう。

ゆずってもらった車の前に入った場合には、ハザードランプを1~2回点灯させます。サンキューハザードです。ここで注意したいのは、余裕がないのに無理にハザードを使おうとしないことです。

あくまでもコミュニケーションを良好にする文化のようなものであることをお忘れなく

ハザードランプを使わなくても、違法にはなりません。余裕がない場合には手で合図をするなど、自分が出来る方法で相手に感謝を伝えましょう。

 

意外と知らないハザードランプの使い方

カー子
ハザードランプってどうやって使うんだろう。
カーくん
ハンドル近くの三角マークが二重になってるボタンを押すんだよ。

そうするとフロントウィウィンカー、サイドウィンカー、リアウインカー(うしろ)が同時に点滅するんだよ。

カー子
そうなんだ~。知らなかった。
カーくん
長すぎると他の車から別の意味(何か起こった?)と思われるから気を付けてね。

お礼の場合には1~2回の点灯させるんだよ。

カー子
気を付けま~す。

 

他には高速道路などで、急に周りの車が一斉にハザードランプをつけ始めることがあります。特にお盆や年末の帰省の時期に、こうした光景に出くわす場合があります。

このハザードランプの意味は「前方が渋滞しているので注意!」という意味です。

時速80km以上で走行していると、すぐに止まれません。高速道路上での急ブレーキは大変危険です。ハザードランプを使うことで、早めに速度を落とし始めて追突事故を防止するのです

渋滞で周りの車がハザードランプをつけ始めたら、自分の車に追突されるのを防ぐためにも周囲と同じようにハザードランプをつけましょう

そして、充分に速度を落として周囲がハザードランプを消したら、ハザードランプを消すようにすると消し忘れません。

道を譲るときや、駐車するとき、脇道から入れてもらった時など「ありがとう」の意味を込めて1、2回点灯させる人もいます。

自分のできる範囲で使ってみましょう。

 

まとめ

運転にイライラはつきものです。少なくなるように心がけましょう。

  1. 予測しないことが起こるとイライラしやすい。
  2. イライラしながら運転は危険。イライラしたらなるべく運転しない。
  3. 運転中にイライラした車から降りて深呼吸。あきらめの気持ちが大切。
  4. リラックスできるアイテムで脳の興奮を減らす。
  5. 十分な睡眠とバランスの良い食事が大切。
  6. ゆずってもらったら忘れずにお礼をしましょう。
  7. ハザードランプは、自分ができる範囲で使ってみましょう。

以上のことを踏まえ、自分なりに色々と対処してみてはいかがでしょうか。

そして、常に人におもいやりの気持ちを持つことも、自分のイライラを少なくすることができるものだと思います。

日頃から感謝の気持ちを大切にしていれば、表現方法は変わりますが車に乗っていてもきっとあなたの気持ちは伝わります。

すっきりした気分でお互いに気持ちよく、安全運転を心がけましょう

 

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