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2002年に軽自動車のスポーツカーとして登場した「ダイハツ・コペン」。
現在は2014年に登場した2代目が販売されており、オープンカーならではの開放感が人気の1台です。
ターボエンジンによる爽快な走りも魅力の1つですが、ここで気になるのは安全機能。
スピードが出やすい車だけに、安全に運転できるのか気になりますよね。
しかし、ご安心ください。
コペンにはドライバーが快適にドライブを楽しむための安全機能が備わっています。
一体、どのような機能が備わっているのか、順番にチェックしていきましょう。
目次
コペンの安全性能を支える３つのポイント
引用元：ダイハツ公式サイト
コペンの安全性能は、大きく分けて以下の３つが備わっています。
- 急な走行トラブルを防ぐ機能
- 夜間の視界をしっかり確保するための明るいライト
- 万が一の事故でも乗員の被害を軽減させる機能
メーカーのダイハツが、運転を楽しませるための安全機能をしっかり用意しているのが分かりますね。
ここからは、それぞれの機能を詳しくご紹介していきます。
急な走行トラブルを防ぐ機能
走行をしていると、様々な要因で、どうしてもトラブルが起こってしまいます。
最悪、事故につながってしまう危険性もありますが、安全を守るための機能がコペンには備えてあります。
一体どのような走行トラブルを防ぐ機能があるのでしょうか？
横滑りを防いでくれるVSC
ドライバーの操縦ミスや、悪天候時の滑りやすい路面でのコーナーリング時に横滑りが起こる危険性があります。
このような事が起こると、パニックになってしまい、冷静な操作が行えずに事故につながることも。
そんなトラブルを防いでくれるのが「VSC」という機能です。
万が一横滑りが発生しても、ブレーキとエンジンが自動的にコントロールしてくれます！
安定してくれれば、ドライバーも冷静に操作ができるので、事故の軽減につながるのが想像できますよね。
急加速によるトラブルを防止するTRC
車を発進するときに、うっかりアクセルを踏み込み過ぎてしまうことがありますよね。
急加速をしてしまうと、ハンドル操作が不安定になってしまいます。
もし、急発進した場所のすぐ前に急カーブがあると、非常に危険ですよね。
しかし、コペンに装備されている「TRC」は、アクセルを踏み込み過ぎてもタイヤの空転を抑えてくれます。
そうなることで、ハンドル操作の安定性が保たれ、事故の軽減につながるのです。
スピードの出やすいスポーツカーで、このような機能が装備されていると安心ですよね。
エマージェンシーストップシグナルによって高速道路での追突を阻止
高速道路を走行中にブレーキを踏むと、後続車との距離が一気に縮まります。
追突される危険性があるので、渋滞が発生している場合はハザードランプを点灯させて、後続に知らせなければなりません。
しかし、高速走行中にハザードボタンを押そうとすると、ハンドル操作が不安定になり事故につながることも。
そんな危険性を解消してくれる機能が、「エマージェンシーストップシグナル」。
なぜかというと、60km以上のスピードを走行している時にブレーキを踏むと、自動的にハザードランプが点灯するからです！
高速道路を走行することを前提として備わっている機能なので、走りが自慢のスポーツカーのために用意されたのが伝わりますね。
明るいライトによる安全性の確保
車の運転時に必要不可欠なのがライト。
暗い道を走行するときに、明るくして視界を確保できたり、後続車からの目印にする役割を持っています。
コペンには安全性を高めるために、ライトがとても明るくできるんです。
なぜそうなるのか、性能を詳しく見てみましょう。
夜間の運転でも安心のLEDライト
コペンのヘッドライトには、LEDが採用されています。
今までの車のライトで使われることが多かったハロゲンランプと比べると、格段に明るくなるんです。
そのため、夜間の運転でも、視界がしっかり確保されます。
例えば、郊外の街灯のない道路では、ライトが灯っていても前面が見えにくくなることも。
しかし、LEDライトのハイビームを使えば効果が絶大なので、真っ暗な道でも安全に走行できます！
リアコンビランプにもLEDを採用
コペンにはヘッドライトだけじゃなく、「リアコンピランプ(ストップ・テールランプ)」にもLEDが採用されています。
- ストップランプ
ブレーキを踏んで、後続車に停車を知らせるために点灯するランプ - テールランプ
夜間やトンネルの走行時に後方の目印として光るランプ
これらのランプが明るくないと、後続車からみて分かりにくくなるので、事故に繋がりそうですよね。
しかし、LEDライトを使うことでしっかり明るくなり、後ろから見ても分かるようになるのです。
そのため、後続から追突されるリスクが軽減されるので、夜間でも安心感を得ながら運転ができます。
オートライトシステムを設定することによって自動的にライトが点灯
ライトを灯す時は、スイッチを使って点灯させます。
しかし、高速道路走行時のように、停車ができない時に操作をするのは少々怖いですよね。
そんな時に便利な機能なのが、「オートライトシステム」。
あらかじめオートに設定していれば、外が暗くなった時に自動的に点灯するんです！
トンネルを通過した後のように、外が明るくなった時は消灯もしてくれるので、とっても便利な機能なんですよ！
ディラーオプションなので、追加で24860円の料金がかかってしまいますが、安全のために是非おススメしたいオプションです。
万が一の事故による被害を減らす性能
安全装備が設定されていても、事故を完全に防ぐことはできません。
しかしコペンは、万が一の事故が起こってしまっても、被害を減らす性能を持っています。
一体、どのように被害を減らせる設計になっているのか、詳しく見ていきましょう。
TAFボディが乗車する人の被害を軽減
コペンには衝突安全ボディである「TAF」が採用されています。
COPENは、国内および欧州の衝突安全基準を余裕を持って
クリアしたのはもちろん、世界で実施されている厳しい試験法を
取り入れた衝突実験においても十分な生存空間を確保。引用元：ダイハツ公式サイト
上記に記載された通りの実験を繰り返しながら、万が一のための安全性が作られています。
厳しい試験によって、車内の安全が確保されているのを知ると、安心感が増しますよね。
追突事故の被害を軽減するデュアルSRSエアバック
万が一追突をしてしまうと、前方から強い衝撃が掛かってしまいます。
シートベルトを装着していても、前面に体が打ち付けられることから、重大な怪我につながる恐れが。
そんな事故の被害を減らしてくれるのが、２つ同時に作動してくれる「デュアルSRSエアバック」。
追突をしてしまっても、瞬時にクッションの役割をしてくれるので、前方からの衝撃を軽減します。
運転席だけでなく助手席にも装置してあるので、デートの時にも安心して運転することができますね。
歩行者障害軽減ボディなので歩行者の怪我も減らせる
万が一の事故の時は乗員だけでなく、歩行者の被害も減らさなければなりません。
もし接触して重大な怪我を負わせてしまったら、ドライバーの責任も大きくなるので、取り返しのつかないことになりますよね。
そんな事態を軽減させるために、コペンには「歩行者障害軽減ボディ」が採用されています。
前面のボンネットなどに、衝撃緩和装置や吸収スペースを設定することで、歩行者の怪我を軽減させるのです。
乗員だけでなく、歩行者の被害を軽減させてくれるのは、コペンが安全な車である証でしょう。
まとめ
今回はコペンの安全性能についてご紹介しました。
走りが自慢の車なので、性能について不安になる方も多いかも知れません。
しかし、これだけ多くの安全性能が装着されているのが分かれば、安心感が得られますよね。
万が一の事故に備えた性能もしっかり用意されているのも、頼もしい限りです。
ただし、いくら安全性能が良くても、油断して運転をしてしまうと事故に繋がります。
安全性能を生かすには、ドライバーの安全に対する意識が必要不可欠です。
マナーをしっかり守りながら、コペンでドライブを楽しんでください。
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