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「そろそろ夏休みの予定を…」と思っている方も多いのではないでしょうか？
夏はキャンプに海水浴、バーベキューと楽しいことが目白押しです！
そんな計画につきものなのが乗り物での移動。でも、子供って大人よりも車酔いしやすいですよね。
車に酔ってしまうと、せっかくの楽しい旅行が台無しになってしまうことも。
そこで今回『子供の車酔い何歳から始まるの？』という疑問を解決していきます。
そして、その原因と対策についてもお伝えしていきます。
これで車酔いとはサヨナラし、楽しい夏の思い出ができること間違いなしです！
目次
そもそも車酔いとは？
症状
誰もが一度は車酔いの経験をしたことがあると思います。
「ドライブの途中で吐いてしまった…」という人もいるのではないでしょうか？
実は嘔吐は最終的な症状なんです。まず車酔いの症状を段階的に見てみましょう。
まず次のような初期症状が兆候として現れます。
- 頭重感
- 頭痛
- 生唾
- あくび
などですね。そして次第に
- 吐き気
- 顔面蒼白
- 冷や汗
- 手足の冷感
- ふらふら感
が次第に出てきて、最終的に嘔吐してしまうのです。
これらの症状がだんだん起こり出すということは、脳が警告を出している状態なので、無視するのではなくすぐに対策をすることが大切です。
原因
次に車酔いの原因ですが、まず車が揺れることが大きく関係しています。普段の生活では、自分の意思以外で体が揺れることってないですよね。
でも車に乗っていると、自分の意思とは関係なく急発進したり急停止したり、くねくね曲がったりと予想外に体が揺れます。
通常、体の平衡感覚は内耳のある三半規管によって調整されます。
ですが、車に乗っていると、加速や減速を不規則に繰り返すので、実際目に見えている視覚的情報と三半規管とにズレが生じ、体が対応できなくなり自律神経のバランスが崩れて車酔いの症状が現れるのです。
いつ頃から始まる？
赤ちゃんも車酔いする？
赤ちゃんは、当たり前ですが、全てにおいて発達過程が途中の段階です。よって、三半規管が未発達ということは、大人のようなひどい不快感はないかもしれません。
まあ、赤ちゃんに車に酔ったかを聞いたとして、答えられる赤ちゃんはまずいないと思いますが…。
ですが、大人でも車に酔う人と酔わない人がいるように、赤ちゃんも体質によっては車に酔う赤ちゃんと酔わない赤ちゃんがいる可能性があります。
何才頃から？
3才頃までは小脳全体が未発達で、4才頃からは小脳が発達しだすため、外部からの刺激に敏感になり車酔いしやすくなります。
小学校に入る頃から増え始め、小学校高学年〜中学校低学年くらいまでがピークのようです。
ただ、赤ちゃん同様、乳児でもそれぞれの体質があるので、皆が必ずこの年齢から車酔いが始まると明確には言えないですね。
車酔いを防ぐためには？
前もって気を付けること
そもそも車酔いしないことが一番なわけですから、事前に対策をとることことが一番の解決策ともいえます。
まず何より体調管理をすること、これが大切です。
睡眠不足や空腹、満腹、疲れなど体調が万全ではないと車酔いもしやすくなります。
なので、旅行前日は興奮からなかなか寝付けないという子供が多いですが、出来る限りしっかり寝かせてあげることが必要ですね。
また、車の揺れに少しでも慣れるために、普段から公園のブランコ・シーソー・鉄棒などで遊ぶようにし、普段から揺れに慣れておくことも出来る対策の一つと言えるかもしれません。
車内で気を付けること
次に、いよいよ当日、車内で気を付けるべきことについてです。
車酔いの原因の１つとして、においがあります。車の中は密室ですので、どうしてもにおいが充満してしまいますよね。車内独特のにおいやガソリン、食べ物のにおいなどでも酔いやすくなるので、消臭や換気には十分気を付けるようにしましょう！
また、座る場所によっても酔い方は変わるので、後ろの席から横の景色を見るより、助手席に座らせ前の景色を見せていたほうがいいかもしれません。
もし車酔いしてしまったら？
薬の服用
ただ、やはりいくら気を付けていても、車酔いしてしまう子供はいるものです。そんな時には、薬に頼ること手段の一つ。
事前に飲んでおくこともできますが、最近では酔ってからでもすぐに効く薬もあるようです。
ドロップやラムネのように水がなくても飲めるタイプや眠くならないタイプなど色々あるようなので、あらかじめ準備しておくと安心ですね！
応急処置
もし酔ってしまったら何より効果的なのは、もちろん車から降りることです。一度車から降り、外の空気を吸ってゆっくりリラックスしましょう！
そして、“内関”と呼ばれるツボを刺激することも効果的です。
このツボは、手のひら側の手首のシワのところから、肘の方へ向かって指三本分離れたところにあるツボです。二本の筋の間にこのツボはあります。
このツボは、吐き気や消化器系の症状に効果があるので、ここを指でぐーっと押してあげると効果がありますよ。
親があらかじめ出来ること
運転の仕方
たくさんの家族で一緒に出掛けない限り、普通は親が運転しますよね。酔いやすい子供を乗せている時は、急発進、急停止を避けるよう心掛けてあげましょう。
また、速度を出し過ぎたり、車間距離を短くとり前車に合わせて減速･加速を繰り返すなどムラのある運転をしないようにも気を付けることが出来ます。
メンタル面でのサポート
一度車酔いで嫌な経験をすると「またあんな風に車酔いしたらどうしよう」と不安になるものです。そこでその不安を解消をしてあげることができます。
「今日は楽しいお出掛けだから大丈夫！」とか「運転が上手になったんだよー！」など子供が安心出来るような言葉をかけてあげてください。
また、ラムネのようなお菓子を薬として与えて「今日はお薬飲んだから大丈夫だよ」と暗示をかけてあげることもいいかもしれませんね。
まとめ
このように車酔いの仕組みや車酔いしやすい年齢など把握した上で、前もって対策を練ったり当日気を付けてあげることで、車酔いにならないように備えてあげることが出来ますね。
特に中学生くらいまでの子供を持たれる親の皆さんは、このような点に気を付けてあげましょう。
せっかくの旅行なので楽しい思い出にしてあげたいですもんね。
車酔いの不安がなくなり、楽しい夏の思い出がたくさん出来ますように！
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